尾鷲ヒノキをうすく削いだもので作られた、「へむへむ」という名前のタワシが、洗剤を使わなくても汚れが落ちると聞いて、取り寄せてみました。
手元に届いたのが1/10で、それから10日ほど使ってみての、私なりの感想です。
そもそも、こちらのタワシを使ってみようと思ったのは、マイクロプラスチックの問題を知ったことから。
マイクロプラスチックとは、5mm以下の小さいプラスチックの欠片のことで、家庭の排水からも海へ流れ込んでいるそうです。
化学繊維の洗濯クズや、アクリルタワシやナイロンタワシの欠片も、マイクロプラスチックの原因になっていると知り、その改善策の一つとして考えています。
さて感想ですが、まず、「へむへむ」とは、尾鷲ヒノキを薄く削いだものを編んだタワシですので、もともと厚みがあります。
ですので、鍋やフライパン、平皿、丼、など、平らな面が大きいものを洗うのに向いてる気がします。
逆に、小さいグラスや細かいものを洗うのは、少し難しいかも知れません。
それから、油汚れのついたプラスチック容器の隅や、ゴムベラなども、油が残った感じがしました。
そこで、大きいものは、お湯とへむへむで洗う。
小さいものやグラス類は、セルロースのスポンジに、少しだけ固形石鹸をこすり付けて洗っています。
しばらくは、この2つを併用してみようと思います。
※この2つを併用してから、排水溝に付く石けんかすは、かなり少なくなりました。
こちらの写真。左が新品。右が、使って10日目の状態です。
少し編み目が緩んで、毛羽立ってきていますが、まだまだ使えます。最後は、お風呂掃除に使っても良さそうです。
⇒先に使われている方から、「へむへむは、使ってヘタってきてから、油汚れにも力を発揮する」とのコメントがありました。
これからが真骨頂かも知れません。自然に帰る素材だから、最後は畑にも入れられますね!
へむへむは、スポンジのような弾力がなくて、ぎゅっと絞ることができません。
そのため水切れがあまり良くないので、使ったあとはできるだけ水気を切って、吊るしています。
へむへむを含めて、エコな生活雑貨の使い勝手は、随時レポートしてみたいと思います。
大事なのは、実際的であること。
手に入りやすくて使いやすいのが、大切ですね^^
※参照サイト「私の森.jp」
へむへむ以外にも、興味深いものがたくさん紹介されています。
敬愛する矢野智徳さんの記事もあります。
https://watashinomori.jp/mori_products/prd_index…