穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

REN農P:自然農畑@養父市

2016年09月05日 | ┗土に触れる

芦屋市民会館で毎月開催されている、『REN』~癒しについて考える会~を主催されている、日龍寺さんのREN農Pに参加させていただきました。

☆『REN』~癒しについて考える会~とは・・・
毎月1回、平日の午前中に開催されている「内観調和法」のクラスのあと、午後から行われている非営利の勉強会。
「癒し」に繋がるもので、紹介したいものや、書籍やDVD、イベント広告などを持ち寄る、貴重な情報交換の場。
なばなの店主も、去年10月から参加させて頂いてます^^
今年の2月には「お味噌仕込みワークショップ」、7月には「大和食とぬか床仕込みワークショップ」も共催させていただきました。

7月の「大和食とぬか床仕込みワークショップ」の際には、こちらの畑で収穫されたじゃが芋をたくさん使わせていただきました^^
 



さらに遡ると、昨年12月にも綺麗な冬野菜をお分け頂いていたのでした。
純粋なご親切は、いつまでも記憶に残るものですね。。

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さて、初めて訪れた養父市。氷ノ山(ひょうのせん)や鉢伏山(はちぶせやま)など、険しい雪山のイメージが強くありましたが、この日は穏やかな曇り空。
時おり優しい雨が降る中、畑仕事に加わらせて頂きました。


深い緑に囲まれて、素手で土に触れ、時おり植物の香りを確かめて、足裏からも土の柔らかさを感じて過ごしました。
普段以上に身体を動かしているはずなのに、不思議なほど疲れを感じないのは、自然の一部に戻っていたせいかも知れません。
写真に撮るのを忘れましたが、周囲は深い深い緑のグラデーションが続き、その頂は、白く煙り。。
山頂の澄んだ冷たさを想像して、気持ちが洗われるようです。

余談ですが、この日穿いていたのは、江戸時代から伝わる野良着「たつけ」。
岐阜の石徹白洋品店さんが型紙を起こしてくださったものを使って、古シーツで作りました。


さて、この日、主に収穫したのは、この立派なさつま芋たち。
農薬はもちろん、肥料も加えない自然のままの土の中から、鮮やかで重量感のあるお芋が次々現れるさまは、不思議というほかありません。この恵みは、いったい何処からやってくるのでしょう?


植物たちの様相は、どれもとても美しくて見とれてしまいます。


土と触れて過ごす時間はあっという間に過ぎ、お寺の本堂でお昼を頂いてひと休み。
温泉上りのような心地よさです^^


頭上には、立派な彫刻が。


清らかな空気をたくさん吸い込んで、幸せな気持ちで帰途につきました。
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お芋のほかにも、たくさん収穫物を持ち帰らせて頂いたのですが、途中のお店で自分用に購入したのものもいくつか。


養父市の大徳醤油さんの丸大豆醤油と、但馬天然水。
水が綺麗なところならでは。
それにしても美味しいお醤油です。

持ち帰ったさつま芋のツルは、綺麗にお掃除してきんぴらに。


菊芋の葉っぱや新芽は、綺麗なところを洗って乾かして、お茶にしました。
独特の香りがしますが、柿や枇杷の葉など甘みのあるものとブレンドすると良さそうです。


日常から少し離れて、緑の中で過ごす一日。
自然に近い暮らしへの憧れが、さらに強くなってきました^^

こちらの立派なお芋さんたちは、まもなく70回を迎える『REN』~癒しについて考える会~の感謝祭のお料理として登場する予定です。
きっと私たちの身体を、しっかり支えてくれる力になると思います。
ご一緒させて頂く皆さま。また次回も、よろしくお願いいたします^^


☆9/26追記
お芋の端っこから、元気な芽が出てきました。
両手あげて、踊ってるみたいです。
イェイイェ~イ♪


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