温泉トリコイズム

全国の温泉巡りを不定期につらつらと綴っていきます。ジカ泉、野湯からスパ泉まで源泉があればなんでもレポります。

【氷見市】氷見天然温泉「ルートイングランティア氷見 和蔵の宿」

2017年10月27日 | 富山


入湯日:2017.10.22

○所 在 地  富山県氷見市加納443-5
○電   話  0766-73-1771
○日帰り入浴 不可
○入 浴 料 なし
○満 足 度 ★★★★


氷見といえばブリ、氷見うどん、氷見牛などのグルメが有名だが、市内には海岸沿いをはじめとして近郊に温泉が点在している。
4年ぶりの北陸回りで、氷見を拠点に湯巡りした。

今回拠点としたサラリーマンにはお馴染みのルートイン系列で、少しグレードの高い「グランティアホテル」だ。
日本列島に猛威をふるった台風21号が襲来中というタイミングでの宿泊だった。



宿泊料はコンフォートダブル素泊まり7,050円。
部屋はそこまで広くないが、一人で過ごすには十分な設備である。
1階に大浴場があり、ルームキーで入室。浴室に入ると素晴らしい油臭浴室内に漂う。



露天風呂もあるが、台風の影響で湯口の湯は止められており、ため湯状態でなおかつ雨に打たれて冷たい状態だったので、入浴はしなかった。



○源泉名  氷見天然温泉しおさいの湯
○源泉温度 56.2℃
○泉質  「ナトリウム-塩化物強塩泉」
○湧出量  ???
○水素イオン濃度 ???(中性)
○成分総計 26,780mg/1kg
○温泉利用状況 「加水加温なし かけ流し式」


 湯は鉄分の影響で茶褐色を呈し、湯からは強烈な油臭あり。その他にも弱土類臭、強塩味、苦味があり、氷見の食塩泉の中でも群を抜いて存在感が強く、またこれだけ立派な揮発性の油臭がするのも数少ないだろう。油臭で有名な新潟県の新津温泉や、岩手県でめきん食堂とまではいかないまでも、油教信者なら間違いなく満足する湯であろう。
ただし、成分が濃く、希釈せずかけ流ししているので、長湯出来ないのは残念ではあるが、温泉マニアにはオススメの一湯である。

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