少年トッパ

<2020年6月12日・13日公開作> 『ストーリー・オブ・マイライフ』『15年後のラブソング』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! 自分が観たい順に並べています。なお、あくまでも個人的なメモのつもりで続けているブログなので、間違いとかがあっても見逃してやってください。

ようやく今日からミッドランドスクエアシネマ2が営業再開しました。
かと思えば、名古屋パルコの従業員1名が新型コロナに感染していたとのことで、木曜にはセンチュリーシネマを含む名古屋パルコ全館が休業しました。でも、これは1日のみ。今日からは営業しているようです。

それにしても、今週も公開作品が多い! いや、コロナ騒動以前に比べれば少ないんだけど、新作ゼロの状況に慣れちゃったせいか、すごくたくさんあるように感じます。
とはいえ、コロナ騒動以降にシネコンで大々的に公開される新作としては『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』が初。ぜひとも大ヒットしてほしいものです。

『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 <シネマトゥデイ>
『若草物語』の映画化。主演はシアーシャ・ローナン! 大好きな女優のひとりです。特に大好きなのは『ブルックリン』。
ティモシー・シャラメ、エマ・ワトソン、メリル・ストリープも出てるなど、かなりの豪華キャストです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋伏見ミリオン座イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高(6/19~)イオンシネマ名古屋茶屋(6/19~)

『15年後のラブソング』 <シネマトゥデイ>
ニック・ホーンビィの小説の映画化。ニック・ホーンビィってのは、あの『ハイ・フィデリティ』の作者です。『ブルックリン』の脚本も、この人でした。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ名古屋茶屋

『ワンダーウォール 劇場版』 <シネマトゥデイ>
NHKのBSプレミアムで放送されたドラマの劇場版。学生寮の存続をめぐって大学側と対立する学生たちの姿を描いた青春ドラマ、だそうです。面白そう。
※上映館/名古屋シネマテークイオンシネマ・ワンダー(6/19~)

『その手に触れるまで』 <シネマトゥデイ>
ダルデンヌ兄弟の新作。過激な思想に染まっていく少年が主人公だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『コリーニ事件』 <シネマトゥデイ>
ドイツ映画。殺人事件の担当になった新米の弁護士が主人公の法廷劇のようです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『恐竜が教えてくれたこと』 <シネマトゥデイ>
児童文学『ぼくとテスの秘密の七日間』の映画化だそうです。
※上映館/名演小劇場

『ライブリポート』 <シネマトゥデイ>
少女の誘拐事件の捜査を生配信するスタイルで描く犯罪サスペンス。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『ワールドエンド』 <シネマトゥデイ>
ロシア製SFのようです。
※上映館/イオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『グッド・ボーイズ』 <シネマトゥデイ>
ファーストキスのために全力投球する小学生たちが巻き起こす騒動を描いたコメディーだそうです。楽しそう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『アドリフト 41日間の漂流』 <シネマトゥデイ>
実際の漂流事故に基づいたサバイバル劇だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』 <シネマトゥデイ>
怖そう。すんません、大雑把な紹介で。
※上映館/センチュリーシネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『死神遣いの事件帖 傀儡夜曲』 <シネマトゥデイ>
映画と舞台が連動するプロジェクト「東映ムビ×ステ」の第2弾、だそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

●リバイバル

『土佐の一本釣り』(35mmフィルム上映)
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

●特集上映

<角川映画祭>
6/13~6/19『転校生』『時をかける少女』
6/20~6/26『金田一耕助の冒険』『犬神家の一族』
6/27~7/3『ねらわれた学園』『人間の証明』
※上映館/シネマスコーレ

ミッドランドスクエアシネマではウディ・アレン作品が続けて上映されます。
12日~『ミッドナイト・イン・パリ』『ブルー・ジャスミン』
19日~『教授のおかしな妄想殺人』『カフェ・ソサエティ』

ミッドランドシネマ名古屋空港では「東映傑作選」を上映。なんと『長靴をはいた猫』も! これ、小学生の時に姉と二人で映画館で観ました。
http://www.midland-cinema.jp/topics_detail/1608

長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、7月23日公開に決まったそうです。コナンや『るろうに剣心』みたいに来年にならなくて一安心。
ちなみに、同じく長澤まさみ主演の『MOTHER』は7月3日公開。7月はシリアスまさみとコミカルまさみを堪能できることになりそうです。

*     *     *     *     *

●観た映画

『ポップスター』
残念ながら期待外れ。平凡な少女がある事件に巻き込まれたことによって歌手としてスターダムを登り始め、時代の寵児となっていく……という前半はなかなか見応えがありましたが、後半はさっぱり。
しかも、前半で主人公を演じたラフィー・キャシディが役柄に合いすぎていたせいか、後半のナタリー・ポートマンにはほとんど魅力を感じられませんでした。主人公の心情をナレーションで説明しすぎるのも難点(ナレーターがウィレム・デフォーってことは、あとから知りました)。
ラストのパフォーマンスはそれなりに凝ったものではありましたが、今のアメリカの女性シンガーたち(マドンナ、ガガ、ビヨンセなどなど)のレベルに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
そんなこんなでいまひとつの作品でしたが、カリスマ性のある存在が見出されて脚光を浴び、やがて低迷して、それでも再起を目指して悪戦苦闘する、というパターンの物語が好きな自分としては、まずまず楽しめました。

『精神0』
引退を決めた精神科医の姿を追ったドキュメンタリー。多くの患者に慕われ、名士として一目置かれているご老人です。
つくづく感じたのは、老いることの切なさと、支えることの尊さ。認知症になった妻を労わる姿からは、そこはかとない優しさが伝わってきました。

『ルース・エドワース』※オススメ!
優等生で人気者の黒人少年は、実際には邪悪な考えの持ち主なのか、はたまた真に実直な正義漢なのか。その疑問を解こうと、教師や両親など大人たちが右往左往する様子を描いた作品。すこぶる重層的で見応え抜群です。人種問題というのは複雑で奥が深いものだと改めて感じました。
<以下、少しネタバレ>最後の最後まで真相は明らかにされません。そのことを若干の不満も感じなくはないですが、溜め込んだ鬱屈を振り払おうとするような主人公の表情がすべてを物語っているような気もします。つまり、彼は決して愉快犯的な気持ちからああした行為に及んだのではなく、自分の中から湧き出す内なる衝動に従ったまでである、と。この解釈が正しいかどうかは分かりません。

●無料視聴できる注目作

『地獄』 7/8(水)23:59まで
石井輝男監督作。自分が観たのかどうか、ちょっと記憶が曖昧です。

『トランスポーター2』 7/11(土)23:59まで
ステイサム主演の人気シリーズの2作目!

●読んだ本
『コロナの時代の僕ら』パオロ・ジョルダーノ
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