＜09年12月12日公開作＞ 『パブリック・エネミーズ』など

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。

☆『パブリック・エネミーズ』　（アメリカ）141分　●ムビ魚　●シネ松
　ジョニー・デップ主演作！　観ないわけにゃいきません。監督は『ヒート』『インサイダー』『コラテラル』などのマイケル・マン。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『つむじ風食堂の夜』　（日本）84分　●ムビ魚　●シネ松
　とある食堂に集う個性豊かな常連客たちのなにげない日常を綴るハートウォーミングなファンタジー……らしい。主演は八嶋智人と月船さらら。監督は『深呼吸の必要』『地下鉄に乗って』『山桜』などの篠原哲雄。
※上映館／伏見ミリオン座

『スノープリンス　禁じられた恋のメロディ』　（日本）115分　●ムビ魚　●シネ松
　昭和初期の雪深い寒村を舞台に、貧しい家に生まれた少年と裕福な家庭の少女との切ない初恋を描く感動作……らしい。主演は森本慎太郎。ジャニーズ・ジュニアの子だって。監督は『東京タワー』『歓喜の歌』などの松岡錠司。しかし「禁じられた恋のメロディ」て！
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『宇宙戦艦ヤマト・復活篇』　（日本）135分　●ムビ魚　●シネ松
　あのヤマトが帰ってきた！　しかし、予告編を見ると、なんか絵のタッチがずいぶん違うじゃん。うーん、これ、観ておいた方がいいの？
※上映館／ピカデリー／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ジュリー＆ジュリア』　（アメリカ）123分　●ムビ魚　●シネ松
　アメリカの食を変革した料理研究家の実話がベースの感動作……らしい。主演はメリル・ストリープとエイミー・アダムス。監督は『恋人たちの予感』『めぐり逢えたら』などのノーラ・エフロン。
※上映館／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ドゥーニャとデイジー』　（オランダ・ベルギー）102分　●ムビ魚　●シネ松
　育った環境も性格も正反対な親友同士の少女２人が旅を通して成長していく姿を描くハートウォーミング・ロードムービー……らしい。オランダの人気テレビドラマ・シリーズの映画化だそうです。
※上映館／シネマスコーレ

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』　（日本）96分　●ムビ魚　●シネ松
　ウルトラシリーズの劇場版。なんと、悪役ウルトラマンが登場するそうです。しかし、なんで名古屋市内じゃ1館のみ？
※上映館／109シネマズ名古屋

『ワンピース ONE PIECE FILM STRONG WORLD』　（日本）113分　●ムビ魚　●シネ松
　劇場版10作目だそうです。今回は原作者による完全描き下ろしストーリーってこともあって、どえらい大入りになりそう。
※上映館／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

　ここからは特集上映やリバイバルなど。

＜パリめぐり映画祭＞
　『パリところどころ』『女は女である』の2本を上映。それで映画祭ってのも大げさな……。
※上映館／名古屋シネマテーク

＜駅西銀座通商店街・シネマスコーレ共同企画＞
　石原慎太郎原作の『太陽の季節』と、介護を描いた『老親（ろうしん）』を上映。僕、どっちも未見です。
※上映館／シネマスコーレ

　あと、シネマスコーレでは『バグダット・カフェ』のリバイバル公開もあります。

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　来年3月末で閉館するピカデリー1・2・3・4が、3月下旬に記念イベントを行うそうです。上映作品のリクエストを受け付けているので、ジャンジャン送りましょう。
http://www.nnk-cinema.co.jp/topics/info0912-heikan2.html

　コロナワールのホームページ、リニューアルしたのはいいけど、僕のボロMacでは不具合が生じてます。上映スケジュールのページで日付をクリックしてもジャンプしないのよ。こっちのスペックのせい？

　109シネマズ名古屋のIMAXシアター、19日プレオープンに変わったそうです。で、なんと『THIS IS IT』のIMAX版が上映されるんだって。
　『THIS IS IT』は通常版のアンコール上映も決まったみたい。うーん、「期間限定」をくつがえしすぎの気が……。いや、作品自体は好きなんだけど。

　そういえば、『2012』を観たこと、ここに書いてなかったっけ？
　とにかく、すごい迫力。地面が割れ、ビルが崩壊し、津波が街を呑み込み、大都会が廃墟と化していくのが痛快でたまんねーです。壮大な不幸は最高のショーなのだ、と改めて思いました。後半の展開には難点があるけど、観て損はない作品。というか、こういうのこそ映画館のデカいスクリーンで観なきゃ。

　『ゼロの焦点』は中谷美紀と木村多江が素晴らしいです。二人が夜の教室で過ごすシーンには思わず涙。ただ、主演の広末は……いや、がんばってるのは伝わってくるんだけどさ。やっぱり『バブルへGO！』みたいなコメディの方が合ってるんじゃない？　広末ファンの方々、すみません。

　『パンドラの匣』は愉快な映画でした。川上未映子と仲里依紗という顔合わせが絶妙。ちょいとギミックに走りすぎの箇所もあったけど、楽しめました。主演の染谷将太も、なかなかのハマリ役。

　今週、もっとも映画好きを驚かせたニュースは「谷村美月が丸刈り！」じゃないでしょうか。僕も仰天しました。本人の日記によると、8月に剃ったそうです。で、それからずっとカツラをかぶってたんだって。

　さて、現在公開中の映画で特にオススメなのは以下の通り。

●『幸せはシャンソニア劇場から』　キノシタホールにて公開中。
●『イングロリアス・バスターズ』　シネコンにて公開中。伏見ミリオン座でも23日から上映されるみたい。
●『狼の死刑宣告』　シルバー劇場にて公開中。
●『マイマイ新子と千年の魔法』　名古屋での公開は終わったけど、まだこれから上映される地域もあります。

　『犬と猫と人間と』は名古屋シネマテークで1月16日から再上映されるそうです。お見逃しなく。