少年トッパ

日本人必見(っぽい)『硫黄島からの手紙』、いよいよ公開!

 週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 ☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは自分にとって優先順位が高い順というかテキトーというか、そんな感じに並べました。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『硫黄島からの手紙』 http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
 『父親たちの星条旗』と対を成す作品。こちらでは日本軍側の視点から硫黄島での戦いを描いているそうです。監督は、もちろんクリント・イーストウッド。渡辺謙、二宮和也、中村獅童、伊原剛志、加瀬亮などが出演。アメリカではかなり好評のようで、批評家による賞では2006年の最優秀作品に選ばれたみたいですね。

 ここで少しだけ『父親たちの星条旗』の感想を。
 実は今までイーストウッド監督作品には感銘を受けたことがなかったのよ。評判の良かった『ミスティック・リバー』も『ミリオンダラー・ベイビー』も、僕にはどうも底の浅いドラマのようにしか思えなかったもん。それまでの監督作に関しても同様。『スペース・カウボーイ』に関しては了見の狭ささえ感じちゃってました。って感じる方の了見が狭いのかもしれないけど。
 そんな僕ですが、『父親たちの星条旗』には素直に唸らされました。戦争映画特有の欠点(戦場での戦士たちが全員同じような恰好なので誰が誰だか判別しづらい、など)もあって今ひとつ物語にのめり込むことはできませんでしたが、「今、この話を世に伝えねば」という気迫が画面から切々と伝わってきて、その真摯な作風に圧倒されてしまったのです。
 というわけなので、『硫黄島からの手紙』も観ておかなきゃ。

『NANA2』 http://www.nana2-movie.com/
 これは説明不要っすね。話題作の続編。宮崎あおいが降板しちゃったので、あんまり観る気が起こらないなぁ。

『エコール』 http://ecole-movie.jp/
 外界と隔絶したお城のような森の学校で学ぶ少女たちの日常を耽美的な映像で描く……らしい。覗き見感覚で楽しめそう。シルバー劇場にて。

『セレブの種』 http://www.celeb-tane.com/
 スパイク・リー監督の新作。精子提供のビジネスをめぐるコメディ……らしい。面白そう。名古屋シネマテークにて。

『敬愛なるベートーヴェン』 http://www.daiku-movie.com/
 ベートーヴェンと女性音楽家との日々を描いたドラマ……らしい。ベートーヴェンを演じるのはエド・ハリス。これも面白そうだなぁ。名演小劇場などで公開。

『クリムト』 http://www.klimt-movie.com/
 クリムトの精神世界を映像化した異色の伝記映画……らしい。クリムトを演じるのはジョン・マルコビッチ。名演小劇場にて。

『王の男』 http://www.kingsman.jp/
 韓国映画の大ヒット作。宮廷芸人を目指し、暴君に認められた二人が、王宮に渦巻く欲望と策略に巻き込まれていく……らしい。かなり見応えありそう。

『unknown アンノウン』 http://www.movie-eye.com/unknown/
 主要人物が全員記憶を失っているという極限状況の下、緊迫のサバイバル劇が展開していく……らしい。ゴールド劇場にて。

『オープン・シーズン』 http://www.sonypictures.jp/movies/openseason/
 人間に育てられたクマが主人公のアニメ。なかなか楽しそう。

『コワイ女』 http://www.kowai-onna.jp/
 恐ろしい女と出会ってしまった人々の姿を描くオムニバス・ホラー……らしい。『ストロベリーショートケイクス』で好演していた中越典子が出てるみたい。あと、香川照之も。シネマスコーレにて。

『デジモンセイバーズ THE MOVIE 究極パワー!バーストモード発動!!』
http://www.digimon-movie.com/
 すんませんが全然知りません。

『映画ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!』
http://www.precure-movie.com/
 これは知ってます。すげーキャピキャピしたノリだよね。

 名古屋シネマテークでは「メキシコ・ドキュメンタリー映画祭」を開催。そしてシネマスコーレでは、なんと武智鉄二監督作品の特集が! 僕、愛染恭子版の『白日夢』ぐらいしか観てないなぁ。また、同じくシネマスコーレで「生誕50周年 レスリーチャン特集」も始まります。

 えー、野波麻帆が出ている『トカゲ飛んだ?』を観ました。<PET BOX>というシリーズの中の一本です。出来としては、中の下、ちょい甘く評価して中の中、というところでしょうか。しかし、それより何よりも、あまりの不入りに驚いちゃいました。『トカゲ飛んだ?』の観客は僕を含めて3人で、その前に上映された『かべちょろ家守』は2人。これで黒字ってことは当然あり得ないでしょ。あまりに気の毒なので、作品に対する不満を言う気も起こりまへん。

コメント一覧

トッパ
『王の男』、韓国じゃものすごく大ヒットしたみた
いですねぇ。
結局『トンマッコル』も見逃したし、どんどん韓国
映画とは縁遠くなっています。でも『王の男』はミ
リオン座でも上映されるので、時間があれば仕事を
サボって観るかも。
SKD
9月に韓国へ行った時のあちらのガイドさんが熱っぽく語ってました。
映画などほとんど観ないご゙両親が、揃って劇場へ足を運んだのだそう。
『王の男』は韓国ではそういう作品なのだと。

チャングム・ファンの皆様
登場するのはチャングムが仕えた王様の、前の王様ですよ~。
チャングムに見事にリンクするので、必見!


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