週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
☆『さかなのこ』<シネマトゥデイ>
さかなクンの自伝の映画化。のんが主演で、監督は『子供はわかってあげない』などの沖田修一。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『この子は邪悪』<シネマトゥデイ>
南沙良主演作。かなり不穏な雰囲気の作品のようです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/センチュリーシネマ
☆『ブレット・トレイン』<シネマトゥデイ>
ブラッド・ピット主演作! 原作は伊坂幸太郎の小説で、日本が舞台だそうです。真田広之も出演!
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『地下室のヘンな穴』<シネマトゥデイ>
12時間進んで3日若返る、という不思議な穴のある家で暮らす夫婦を描いたコメディーだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『人でなしの恋』<シネマトゥデイ>
江戸川乱歩の小説の映画化。
※上映館/シネマスコーレ
◎『鍵』<シネマトゥデイ>
谷崎潤一郎の小説の映画化。
※上映館/シネマスコーレ
◎『とら男』<シネマトゥデイ>
実際に起きた殺人事件の真相に迫ろうとするミステリーで、事件を捜査した元刑事自身が主演しているそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク
○『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』<シネマトゥデイ>
スウェーデンの人気コメディーシリーズが原案だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
○『MIRRORLIAR FILMS Season4』<シネマトゥデイ>
オムニバスシリーズの4作目。池田エライザ、水川あさみ、齊藤工、ムロツヨシなどが監督として参加しているそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
○『初仕事』<シネマトゥデイ>
初めて依頼された仕事で赤ん坊の遺体を撮影することになったカメラマンを描いたドラマだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
○『てぃだ ~いつか太陽の下を歩きたい~』<シネマトゥデイ>
馬場ふみか主演作。東京から逃れるように石垣島にやってきた女性の変化を描いたヒューマンサスペンだそうです。
※上映館/名演小劇場
○『デリシュ!』<シネマトゥデイ>
18世紀のフランスでレストランを開いた男性の奮闘を描いた人間ドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
○『レッドブリッジ』<シネマトゥデイ>
少年院で出会った不良少年たちの旅を描いた青春ロードムービーだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ
『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』<シネマトゥデイ>
純烈のメンバーがヒーローとなって活躍する特撮アクションの第2弾。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『超伝合体ゴッドヒコザ』<シネマトゥデイ>
愛知県幸田町の町おこし映画。監督は『いかレスラー』『日本以外全部沈没』などの河崎実。
※上映館/シネマスコーレ
『特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~ 華ノ巻』<シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋
『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』<シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ大高
●ドキュメンタリー
◎『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』<シネマトゥデイ>
ハリウッドで活躍するキャスティングディレクターに迫ったドキュメンタリーだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『劇場版 荒野に希望の灯をともす』
アフガニスタンとパキスタンで35年にわたって病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた医師、中村哲さんのドキュメンタリー。以前上映されたものに未公開映像を加えているようです。
※上映館/シネマスコーレ
●特集上映
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●観た映画
『NOPE/ノープ』※まずまずオススメ
『ゲット・アウト』と『アス』ですっかり社会派ホラーの第一人者というべき存在になったジョーダン・ピールの新作。今回も同じような路線かと思いきや、少々味わいが異なります。いわゆる社会風刺みたいな部分もありましたが、それは本筋とはあまり関係ないように思えました。
ひたすら不穏な雰囲気が続き、観る者をぞわぞわと不安な気持ちにさせていく、という芸風は変わってません。このあたり、さすがに達者です。怖くて不気味でイヤ~な感じをたっぷりと味わわせてくれました。
<以下ネタバレ>ただ、その忌まわしい存在のビジュアルは、いかがなもんでしょ。エヴァンゲリオンに影響を受けたという説もあるようですが、僕としては一反木綿が何体も合体していたように見えたりもしました。一見して恐ろし気に見えないところが却って不気味である、というようにも思えますが、個人的には少々拍子抜けしてしまいました。それでも、やはり全編に漂う不穏さと、映画に関するウンチクや小ネタは大いに楽しめました。
『DC がんばれ!スーパーペット』※まずまずオススメ
タイトル通りペット、つまり動物たちが活躍する話なんですが、スーパーマンやワンダーウーマン、バットマンなどのDCヒーローも登場します。なので、やはりDC映画好きなら観るべき。バットマン、ここでもやっぱり、いじられキャラでした。
『オカルトの森へようこそ THE MOVIE』※三半規管が弱い人は観るべからず!
尿意や便意を我慢して映画を観て終わった直後にトイレに駆け込む、という経験は過去に何度もあります。しかし、込み上げる嘔吐感に耐えて耐えて耐えまくった末にトイレに駆け込むという経験は生まれて初めて。で、個室にこもって(空いてて良かった!)数分間、ゲーゲーと吐きました。マジです。これまで数多の映画を観てきましたが、これほどの苦行は初めての体験しでした。
もともと三半規管が弱いので、ジェットコースターとかも苦手です。なので、手ブレ映像が多い映画はなるべく観ないようにしていたんですが、今回は完全に油断しておりました。ちゃんとポスターに「POV」と書いてあるのに!
ご存じない方のために書いておくと、POVってのは「Point of View」の略で、ごく簡単に言うと、主人公の眼そのものがカメラになっている、という感じでしょうか。なので当然、撮影された映像はグラグラ揺れます。人間、普通に立ったり座ったりしていても多少は身体が揺れるでしょ? 歩いたり走ったりすると、そりゃもうグラグラ揺れまくるわけです。テレビやパソコンの画面ならともかく、映画館の大きなスクリーンでそういう映像を観たら、そりゃ気持ち悪くなるって。しかも、それが1時間半近くも続くわけだから。
映画として良かったかどうか、面白かったかどうかってのは、まったくもって判別不能。今後「POV」を謳っている映画は二度と観ない、と誓いました。
●読んだ本
『まっとうな人生』絲山秋子
『女人入眼』永井紗耶子
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『六本木クラス』、相変わらず楽しんで見ております。平手友梨奈は絶好調ですね。最新回での告白シーンはいささか唐突な気もしましたが、彼女の演技や表情は素晴らしかったと思います。
でも、この回で何よりも印象に残ったのは香川照之の「君は度を越した」というセリフ。おそらく視聴者のほぼ全員が、画面に向かって「それはアンタのこと!」とツッコミを入れたのではないでしょうか。
香川照之は演技力だけでなく文才も抜群で、著作『中国魅録「鬼が来た!」撮影日記」や』『日本魅録』での的確な描写や表現力には大いに唸ったもんです。才気に溢れすぎて自分を特別な存在であると思ってしまったのでしょうか。ただただ残念です。