週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ! 今回もシネマトゥデイさんの紹介文の一行目をコピペさせてもらいます……が、さほど興味が湧かないものに関しては割愛します。失敬。
☆『Flow』 <シネマトゥデイ>
『Away』などのラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディスが監督を手掛け、およそ5年半の歳月をかけて完成させた長編アニメーション。主人公は猫。アカデミー賞では長編アニメーション賞に選ばれました。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
☆『早乙女カナコの場合は』 <シネマトゥデイ>
映画化もされた「私にふさわしいホテル」などで知られる柚木麻子の小説「早稲女、女、男」を原作にしたラブストーリー。監督は『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司で、主演は橋本愛。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『お嬢と番犬くん』 <シネマトゥデイ>
2023年にアニメ化もされた、はつはるのコミック「お嬢と番犬くん」を実写化したロマンティックコメディー。監督は『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』の小林啓一。主演は福本莉子とSixTONESのジェシー。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』 <シネマトゥデイ>
アニメシリーズ「モノノ怪」の大奥を舞台とする劇場版3部作の一作で、モノノ怪の怪異を斬る力を持つ主人公が人体発火事件の解決に挑む姿を描いた第2章。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『ドマーニ! 愛のことづて』 <シネマトゥデイ>
戦後間もないローマで生きる女性を描いたヒューマンドラマ。ナゴヤキネマ・ノイでも近いうちに上映されるみたい。
※上映館/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『私たちは天国には行けないけど、愛することはできる』 <シネマトゥデイ>
階級差別や性差別の壁にぶつかる少女たちの姿を描くドラマ。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
◎『ナタ 魔童鬧海』【中国語音声/中国語・英語字幕】 <シネマトゥデイ>
中国製アニメ。アニメーション映画の世界歴代興収1位作品だそうです。日本語字幕版は4月4日(金)公開。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
◎『恋脳Experiment』 <シネマトゥデイ>
一人の女性の幼少期から大人になるまでの恋愛遍歴を通して、恋愛にまつわる強迫観念をテーマとする物語を描いたドラマ。主演は『サマーフィルムにのって』の祷キララ。
※上映館/ナゴヤキネマ・ノイ
◎『ロングレッグス』 <シネマトゥデイ>
未解決の一家連続殺人事件を捜査するFBI捜査官の姿を描くホラー。またもやニコラス・ケイジ出演作です。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『Four Daughters フォー・ドーターズ』 <シネマトゥデイ>
イスラム過激派組織ISISに加わったチュニジアの10代の姉妹と、残された母親らの葛藤を描くドキュメンタリー。
※上映館/伏見ミリオン座
〇『ザ・エクソシズム』 <シネマトゥデイ>
『ヴァチカンのエクソシスト』などのラッセル・クロウが主演し、悪魔払いを題材にしたホラー映画の撮影現場で巻き起こる怪異を描くスリラー。
※上映館/シネマスコーレ
〇『飯沼一家に謝罪します』
※上映館/シネマスコーレ
〇『STEP OUT にーにーのニライカナイ』 <シネマトゥデイ>
『トリック』シリーズなどの堤幸彦が監督、仲間由紀恵が主演を務めた人間ドラマ。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/中川コロナシネマワールド
『風に立つ愛子さん』 <シネマトゥデイ>
東日本大震災による津波で家を流された高齢女性の日常を見つめたドキュメンタリー。
※上映館/ナゴヤキネマ・ノイ
『この素晴らしい世界に祝福を!3-BONUS STAGE-』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ大高
『2040 地球再生のビジョン』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ
『BATTLE KING!! Map of The Mind -終奏-』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
『映画しまじろう「しまじろうと ゆうきのうた」』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
●リバイバル&特集上映(一部のみ)
『Away』
※上映館/センチュリーシネマ
午前十時の映画祭『雨に唄えば』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
『ゴーストワールド』
※上映館/伏見ミリオン座
【35㎜フィルム】森田芳光70祭『39 刑法第三十九条』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
『14歳の栞』
※上映館/センチュリーシネマ
<映画監督チャン・ゴンジェ 時と記憶と物語の狭間で>
※上映館/ナゴヤキネマ・ノイ
大須シネマ、三越映画劇場、シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。刈谷日劇のサイトも要チェック。
大須シネマでは「春のサメ祭り」ってことで、サメ映画が8本上映されるようです。
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日本アカデミー賞、発表されましたね。作品賞が『侍タイムスリッパー』とは、ちょっと驚きました。もちろん、異論はありません。おめでとうございます!
イオンシネマ土岐、オープン日は4月18日(金)に決まったそうです。
名古屋最大級のライブハウス型ホール、COMTEC PORTBASE(コムテック ポートベイス)は3月20日オープン。2000名を収容可能だって。
場所は地下鉄の港区役所駅から歩いて5分ぐらいで、ららぽーと名古屋みなとアクルスに隣接しているそうです。
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●観た映画
『ウィキッド ふたりの魔女』
この1年ほど、シネコンに行くたびに、この映画の予告編を見ました。2回流れることもあったから、たぶん50回は見てるはず。にもかかわらず、本編を観るまで思いっ切り勘違いしてました。これ、ディズニー映画じゃなかったんだ! まあ、その前後に『白雪姫』の予告編が流れることが多かったせいもあるだろうけど、てっきりディズニーの作品だと思ってたわけです。
それはともかく、2部作の前編である本作、ものすごくゴージャスで、華麗にして流麗なミュージカルでした。中でも素晴らしいのは、何と言ってもアリアナ・グランデ! 「鼻持ちならない白人富裕層のブロンド美女」というステレオタイプな役を嬉々として演じていて、そりゃあもう清々しいほどでした。衣装も含めてとことんキュートでチャーミング。
彼女の親友となる緑の肌の少女を演じるシンシア・エリヴォも見事な存在感。しかも、二人とも歌の迫力がスゴすぎ。いや、二人だけじゃなく、凝りに凝ったセットの中で繰り出される歌と踊りがどれも愉快でリズミカルで心地良くて、ミュージカル映画の楽しさをたっぷり堪能できました。オススメ。
『顔だけじゃ好きになりません』
少女マンガが原作で、高校生男女が主人公の他愛ないラブコメ。つまり、僕が一番好きなジャンルです。まあ、いいトシこいて未だにこういうのが好きなのはどうよ、とは常々思ってますが。
この映画、その手の作品群の中では、まずまず上質の部類に入るんじゃないかと思います。その最大の功労者はヒロインである久間田琳加! コメディエンヌとして振り切った演技で楽しませてくれました。
最近、この手の映画では主演女優が作品のレベルを高めるケースが多い印象があります。その代表格は『恋わずらいのエリー』の原菜乃華でしょうが、久間田琳加も相当のものだと思います。
●読んだ本
『飽くなき地景』荻堂顕
『ルポ 国威発揚 「再プロパガンダ化」する世界を歩く』辻田真佐憲
●お気に入りor気になるMUSIC
佐野元春&THE COYOTE BAND『HAYABUSA JET Ι』
紫今『eMulsion』
さとう。『とあるアイを綴って、』
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