期待作『僕らのミライへ逆回転』公開！ ＜08年10月11日公開作＞

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『僕らのミライへ逆回転』　（米）101分
　人気映画の“リメイク”に挑む主人公たちの珍妙な奮闘を描くコメディ……らしい。こういう題材の映画は観なきゃね。監督は『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリで、主役はジャック・ブラック。センチュリーシネマとTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。
　そういえば、オムニバス映画『TOKYO！』の1本『インテリア・デザイン』もミシェル・ゴンドリの作品でした。えっと、感想を書きそびれてましたが、3本の中では一番好きです。藤谷文子の健気さに胸キュン。

☆『バカバカンス』　78分
　こういうタイトルの日本映画には無条件で心惹かれるので、予備知識を持たずに観るつもり。名古屋シネマテークにて。初日から3日間、監督＆関係者による舞台挨拶あり。

『フレフレ少女』　114分
　ひょんなことから応援団長となってしまった女子高生の奮闘を描く青春ドラマ……らしい。主演は僕らのガッキー、新垣結衣。『きみの友だち』で好演していた柄本時生も出演。柄本ファミリー、頑張ってますね。

『放送禁止　劇場版　密着68日復讐執行人』　90分
　深夜にオンエアされていたドキュメンタリー番組の劇場版。ある復讐代行業者の実態を追う、という内容のようです。怖そうだけど観たいなぁ。シネマスコーレにて。

『しあわせのかおり』　124分
　昔気質の料理人とその弟子となった若い女性との交流を描く人間ドラマ……らしい。監督は良心作『村の写真集』の三原光尋で、主演は愛しの中谷美紀、そして藤竜也。ピカデリーにて。

『ゲット スマート』　（米）110分
　60年代に流行ったテレビドラマ『それ行けスマート』の映画版です。おバカなスパイが騒動を起こす、という典型的なアメリカ製コメディ。たぶん面白いはずだけど、保証はできません。主演はスティーブ・カレルで、ヒロインはアン・ハサウェイ。テレンス・スタンプ、アラン・アーキン、ジェームズ・カーンなど、ベテランも出てるみたい。

『僕らの方程式』　107分
　オタク、イケメン、美少女など個性的な高校生たちが起こした学校籠城事件の顛末を描く青春映画……らしい。なかなか面白そう。シネマスコーレにて。

『石内尋常高等小学校　花は散れども』　118分
　教育ひと筋に生きる小学校教師とその教え子の絆を描く人間ドラマ……らしい。脚本・監督は、今年96歳になった新藤兼人。実体験に基づいた物語だそうです。柄本明、豊川悦司、大竹しのぶ、大杉漣、六平直政などが出演。しかし柄本さん、ホントによく出るなぁ。名演小劇場にて。

『私がクマにキレた理由(わけ)』　（米）106分
　セレブ一家のベビーシッターとなったヒロインの悪戦苦闘を描くコメディ……らしい。主演がスカーレット・ヨハンソンなので、できれば観たいと思っております。しかし、これって原作が『ティファニーで子育てを』という邦題で出てるのに、なんでわざわざ別のタイトルにしたんだろ。名古屋市内ではピカデリーとTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。

『帰らない日々』　（米）102分
　ひき逃げ事件の被害者と加害者、双方の家族の人間模様を描く問題作……らしい。監督は『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージ。麗しのジェニファー・コネリーも出演！　見応えありそうだけど、邦題が平凡すぎない？　伏見ミリオン座にて。

『American Teen　アメリカン・ティーン』　（米）101分・PG-12
　とある高校に通う3年生たちの希望や葛藤、焦燥などを捉えたドキュメンタリー……らしい。サンダンス映画祭で最優秀監督賞に選ばれたそうです。伏見ミリオン座にて。

『ゾンビ・ストリッパーズ』　（米）94分・R-18
　“ポルノの女王”ジェナ・ジェイムソン主演のホラー・コメディ……らしい。ストリッパーがゾンビ化するそうです。エロ怖そう。中川コロナにて。あと、半田でも。

『真救世主伝説 北斗の拳　ZERO ケンシロウ伝』　90分
　5部作の完結編。原作では描かれなかったケンシロウの空白の1年を明かす……みたい。今回もケンシロウの声は阿部寛。TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。

『ファン・ジニ　映画版』　（韓）141分
　大ヒットしたテレビ時代劇の劇場版。16世紀の朝鮮を舞台に、貴族から芸妓へと身を落とした実在の女性の生涯を描いた一代記……らしい。名演小劇場にて。

『空の境界　第五章・矛盾螺旋』　115分
　7部作の劇場アニメ第5弾。今までのは上映時間が短かったので1000円だったけど、今回は通常料金だそうです。109シネマズ名古屋にて。
　そういえば、ちょっと前に109の売店で見かけたんだけど、このシリーズのパンフって1作ごとに作られているみたい。しかも900円！　ファンは大変ですね。

　三重県伊勢市の進富座では、田川律の歌手活動を追ったドキュメンタリー『ゆめみたか　愛は歌　田川律』（86分）を上映。田川さんといえば僕にとっては音楽評論家というイメージが強かったけど、70歳を過ぎてから自分でも歌うようになったんだって。すごい。

　ここで、みんなが大好きな西島秀俊の情報！　『東南角部屋二階の女』は11月1日から、『真木栗ノ穴』は11月8日から、いずれも名古屋シネマテークにて公開！　同じ頃、NHKでドラマ『ジャッジ』のパート2も始まるし、11月は西島祭り月間になりそうですね。わっしょい。

　えー、『おくりびと』も『アイアンマン』も観たんですが、まだ感想は書けてません。このまま書かなかったらゴメン。あ、でも『おくりびと』は良い映画です。「畏敬の念」を描いた秀作でした。

　つい先日ポール・ニューマンが亡くなったと思ったら、日本が誇る名優、緒形拳も天に召されましたね。ご冥福を祈ります。