旧ブログが7月いっぱいでサービス終了になるので、こちらに引っ越してきました。覗いている方々,今後ともよろしくお願いいたします。
まあ、URLが変わってブログのレイアウトとかも変わったわけですが、それ以外は今までと特に変わらないと思います。更新も週1回程度の予定。
この際、タイトルを「新・少年トッパ」または「シン・少年トッパ」に変更しようかと思いましたが、やめときました。
なお、大昔に書いたものもほぼそのまま転載されていますが、なぜか消えてしまったものもあるようです。
そうそう、この新しいブログ、前のブログにあった「拍手コメント」の機能はないみたい。今まで拍手コメントでメッセージを書いてくれていた方々、申し訳ございません。
でも、似たような機能はあるのかな? すみません、このブログの仕様や機能、まだ把握できておりません。
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というわけで、週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
☆『ソー:ラブ&サンダー』 <シネマトゥデイ>
『マイティ・ソー』シリーズ第4弾! 観ないわけにゃいきません。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『ビリーバーズ』 <シネマトゥデイ>
城定秀夫の新作。『愛なのに』『女子高生に殺されたい』に続いて、早くも今年3作目です。原作は山本直樹のマンガ。主演は磯村勇斗。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
◎『モエカレはオレンジ色』 <シネマトゥデイ>
少女マンガの映画化。女子高生と消防士の恋愛ドラマのようです。主演はSnow Manの岩本照と、生見愛瑠という女優さん。読み方が分からないので検索してみたら「ぬくみめる」だって。すごい名前。ついでにウィキペディアでプロフィールを見てたら、僕が大昔に住んでた稲沢市の出身じゃん。一気に親近感が湧きました。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『X エックス』 <シネマトゥデイ>
1979年のテキサス州が舞台のホラーだそうです。かなり怖そう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/センチュリーシネマ
◎『こちらあみ子』 <シネマトゥデイ>
今村夏子の小説の映画化。小学5年生の少女が主人公だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『神々の山嶺』 <シネマトゥデイ>
夢枕獏原作・谷口ジロー作画のマンガを、なんとフランスでアニメ化。孤高の登山家の物語だそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
◎『破戒』 <シネマトゥデイ>
島崎藤村の小説の映画化。今回が三度目だそうです。主演は、なんと間宮祥太朗。今やゴールデンタイムのドラマで主演するほどの人気者が、こんな社会派作品でも主役を演じるとは。
※上映館/名演小劇場
○『TELL ME ~hideと見た景色~』 <シネマトゥデイ>
1998年に急逝したhideをめぐる物語。弟による著書が原作だそうです。主演は今井翼で、hideを演じるのは塚本高史。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ名古屋茶屋
『おそ松さん~ヒピポ族と輝く果実~』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
『映画ざんねんないきもの事典』 <シネマトゥデイ>
大ヒットした児童書『ざんねんないきもの事典』シリーズのアニメ映画化。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
『特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~ 月ノ巻』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋
●ドキュメンタリー
○『希望と絶望 ~その涙を誰も知らない~』 <シネマトゥデイ>
日向坂46のドキュメンタリーだそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋/センチュリーシネマ/イオンシネマ名古屋茶屋
○『アルピニスト』 <シネマトゥデイ>
命綱も使わずに次々と記録的な登頂を成し遂げるクライマー、マーク=アンドレ・ルクレールに密着したドキュメンタリーだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
○『シネマスコーレを解剖する。~コロナなんかぶっ飛ばせ~』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ
●特集上映
<シャンタル・アケルマン映画祭>
※上映館/名古屋シネマテーク
シネマスコーレでは石井隆監督の『天使のはらわた 赤い眩暈』を上映。初日には竹中直人が来館するそうです。
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●観た映画
『エルヴィス』※オススメ!
若き日のエルヴィス・プレスりーが最高にカッコいい! 特に、初めて本格的にステージで腰を振りながら歌うシーン。エルヴィスの歌いっぷり、踊りっぷりも最高ですが、それを目の当たりにして狂喜乱舞したり戸惑いながらも凝視したりする女子たちの反応が最高に素敵です。ロックンロールの快楽を全身に浴びた感動が鮮烈に伝わってきました。もう、このシーンだけで100億点!
それだけに、トム・ハンクス演じるマネージャーの悪辣さや強欲さには本気で腹立たしくなってしまうわけですが、彼もやはりエルヴィスの才能には心底惚れ込んでいたんでしょうね。その倒錯した人間性も伝わってきて、何とも奥行きのあるドラマになっていました。
『辻占恋慕』※一見の価値あり
2016年の映画『過激派オペラ』で鮮烈な印象を残した早織さん、久々の主演作。今回は三十路を迎えた売れないシンガーソングライター、月見ゆべしを演じています。誰に対しても仏頂面なのが実に魅力的。歌声にも説得力があって素敵です。
物語は彼女が同世代の男性シンガーと出会うところから始まります。自分に才能がないと確信した男はステージに立つことをやめ、月見ゆべしのマネージャーになります。そこから夢に向かって二人三脚……と言いたいところですが、そうそう上手くコトが運ぶわけなく、パッとしない日々が続きます。このあたりの描写はすごく真実味があって、観ていて切なくなりました。まあ、60歳を過ぎた自分から見ると「30歳なんて、まだまだこれからじゃん」という気もしましたが。
<以下ネタバレ>クライマックスは、ライブハウスでの月見ゆべしのソロコンサート。当然、ここで彼女が歌う姿を見られると思ったら、物語は意外すぎる方向に進みます。彼女の恋人兼マネージャーである男は監督自身が演じているわけですが、この人物がライブハウスに集まった観客をディスりまくる、という展開になるのです。しかも、その物言いの端々には「自分の映画を観て評する客へのディス」が多分に含まれているように思われます。まさしく作家性の暴走。それはそれで表現としては興味深いわけですが、早織さん演じる月見ゆべしが歌う姿をもっと見せてほしかった、というのが僕の率直な気持ちです。まあ、そういう普通の映画を作りたくはなかったんでしょうね、きっと。
『わたしは最悪。』※一見の価値あり
主人公を好きになれるかどうかで評価が大きく変わりそうな作品。というのも、この女性、すごくワガママで自分勝手なようにも見えてしまうんです。医者志望だったのがいつのまにかカメラマン志望に変わったりするのはともかく、恋愛に関しても本能に忠実。「これは浮気ではない」と浮気相手と自分に言い聞かせながら、しっかり浮気したりするわけです。良識派から見れば「それはアウト」となるんじゃないでしょうか。
とはいえ、彼女はとことん自分の気持ちに正直なだけ、という見方もできます。どういう仕事をするのか、誰と付き合うのか、子どもを持つのか持たないのか、すべては自分が決めること。そう考えて人生を邁進しているわけで、それはとても清々しいことじゃないでしょうか。
『リコリス・ピザ』※一見の価値あり
これまた主人公を好きになれるかどうかで評価が大きく変わりそうな作品。主人公は15歳の少年なんですが、子役としてもそこそこ活躍しており、しかも実業家のようにビジネスを展開していたりもするわけです。やたらと大人っぽい口ぶりだし、身近にいたら間違いなく「ウザい」と思いそうなタイプ。そんな少年と、すでに働いている25歳の女性との恋愛ドラマです。
舞台は1970年代。当時の雰囲気ーー良く言えば大らか、悪く言えばガサツでやりたい放題ーーが、しっかりと描かれていると感じました。劇中での有名人の奇行や蛮行も、今なら問題視されそう。
●読んだ本
『せいのめざめ』益田ミリ、武田砂鉄
『なぜ日本語はなくなってはいけないのか』齋藤孝
新しいドラマやアニメ、続々と始まってますね。4月スタートの作品では『恋は世界征服のあとで』と『パリピ孔明』が素晴らしすぎたわけですが、今回はそれほどハマるのはなさそう。
とはいえ『ロマンス暴風域』では工藤遥が演じるフーゾク嬢が素晴らしく可愛らしいし、『量産型リコ』の与田祐希もビックリするほど可愛くて仕方ありません。あと、『彼女、お借りします』は実写版とアニメの両方を観なきゃいけないし、『シネコンへ行こう!』は題材的に気になるので見ておきたいし、もちろん『キングダム』は見続けるし……と、今シーズンもあれこれと視聴することになりそうです。
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安倍元首相の訃報には驚きました。しかも銃撃なんて。日本でこんな出来事が起こるとは……。
そんな中、いよいよこの日曜は参院選ですね。みなさま、貴重な一票をくれぐれも無駄にしないように!