少年トッパ

<2022年7月1日・2日公開作> 『エルヴィス』『リコリス・ピザ』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!

『エルヴィス』 <シネマトゥデイ>
エルヴィス・プレスリーの半生を描いた伝記ドラマだそうです。監督は『ムーラン・ルージュ』などのバズ・ラーマン。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『リコリス・ピザ』 <シネマトゥデイ>
ポール・トーマス・アンダーソンの新作。1970年代のアメリカが舞台の青春ドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『わたしは最悪。』 <シネマトゥデイ>
恋愛もキャリアも思い通りにいかない女性が現実にもがきながら自分を見つめ直す、というドラマのようです。
※上映館/伏見ミリオン座

『バズ・ライトイヤー 』 <シネマトゥデイ>
『トイ・ストーリー』シリーズのスピンオフ。ピクサー映画、久々の劇場公開ですね。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『辻占恋慕』 <シネマトゥデイ>
30歳の売れないミュージシャンの男女による恋愛ドラマだそうです。傑作『過激派オペラ』の早織が主演。
※上映館/シネマスコーレ

『夜を走る』 <シネマトゥデイ>
無情な社会を生きる人々の絶望と再生を描いた人間ドラマ……だそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『モガディシュ 脱出までの14日間』 <シネマトゥデイ>
韓国映画。ソマリア内戦に巻き込まれた人々の脱出劇を描いているそうです。見応えありそう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ中川コロナシネマワールド

『マーベラス』 <シネマトゥデイ>
暗殺者による復讐劇だそうです。監督は『007/カジノ・ロワイヤル』などのマーティン・キャンベル。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ名古屋茶屋

『リフレクション』 <シネマトゥデイ>
ウクライナ東部のドンバス地方で紛争が始まった2014年が舞台の社会派ドラマだそうです。これまた見応えありそう。
※上映館/名演小劇場

『ブラック・フォン』 <シネマトゥデイ>
サスペンス? ホラー? どっちか分からないけど、やたら怖そう。イーサン・ホークが悪役で出ているようです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ名古屋茶屋

『まっぱだか』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

『ラストサマーウォーズ』 <シネマトゥデイ>
映画作りに奮闘する小学生たちの姿を描いた青春ドラマだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『ルッツ 海に生きる』 <シネマトゥデイ>
マルタ島の漁師たちの姿を描いたヒューマンドラマだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『哭悲/THE SADNESS』 <シネマトゥデイ>
未知のウイルスが蔓延した台湾が舞台のホラーだそうです。怖そう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『映画 ゆるキャン△』 <シネマトゥデイ>
人気シリーズの劇場版。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ大高

『ヤクザプリンセス』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

『クラッシュ・オブ・ゴッド 神VS神』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

『映画 バクテン!!』 <シネマトゥデイ>
新体操に打ち込む男子高校生たちを描いているそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ大高

●ドキュメンタリー

『スープとイデオロギー』 <シネマトゥデイ>
『かぞくのくに』などのヤン・ヨンヒ監督によるドキュメンタリー。
※上映館/伏見ミリオン座

『百年と希望』 <シネマトゥデイ>
日本共産党の活動を記録したドキュメンタリーだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『私だけ聴こえる』 <シネマトゥデイ>
耳が聞こえない、または聞こえにくい親を持つ、耳の聞こえる子供たち「コーダ」を追ったドキュメンタリーだそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『おれらの多度祭』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

●特集上映

<矢野瑛彦監督作品選>
※上映館/シネマスコーレ

リバイバル公開に関しては割愛。すんません、あんまり余裕がなかったので。

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●観た映画

『神は見返りを求める』※一見の価値あり
浅はかで狭量で依存心が強く、それでいて承認欲求が強い輩ばかりが登場する物語。観ていてゲンナリしますが、今の時代の病理を的確に描いている気もします。
ただ、YouTuberに詳しくない自分としては、あんな番組を作っていて本当に人気者になれるものなのか、という点が最後まで不可解でした。実際のところ、どうなんでしょ。
岸井ゆきのは文句ナシの好演。とことん痛い女を真実味たっぷりに演じています。対するムロツヨシは……えっと、ファンの方々には申し訳ないですが、もともとあまり好きな俳優ではありませんでした。でも、この作品の役柄には合っていたし、好演だったと思います。
そして、ある意味、この二人以上に印象に残るのが、若葉達也。パブリックイメージ通り(だよね?)、無自覚&無責任に悪意を放ちまくる迷惑野郎を見事に演じていました。もちろん、本人はああいう性格じゃないと思いますが。

『ベイビー・ブローカー』※一見の価値あり
いわゆる「赤ちゃんポスト」を題材にした作品。主人公たちは悪徳ブローカーであるわけですが、実は人情家でもあって……という展開です。なので安心して観ていられるんですが、その分ちょっと物足りない気もしました。特にソン・ガンホに関しては「この人、本当は怖ろしい人じゃないか」と思わせるような瞬間があった方が良かったと思います。

『はい、泳げません』
観ている間ずっと「あれ? こんな話だったっけ?」という気持ちが拭えませんでした。原作は10年ぐらい前に読みましたが、記憶力が悪い自分が内容を詳細に覚えているわけではありません。でも、そうした場合でも、物語が進むにつれて「そうそう、こういう話だった」と思い出すものですが、この映画に関しては「こんな話だった?」と疑問が増すばかり。
もちろん、原作とまったく別の話になっていても見応えがあれば問題ないんですが、この映画には散漫な印象しか受けませんでした。主演の二人は大河ドラマに主演したこともあるほどなので演技力には問題はないんですが、そもそもキャラクター設定が中途半端。なので役者の魅力を活かせないままに終わってしまった感があります。
<以下ネタバレ>おそらく原作のままだと約2時間の映画として成立しない、という判断から「息子の死」という要素を加えたんだと思います。しかし、これはまったくの逆効果。そんな深刻な理由があるのなら、水に近付くことや泳ぐことに抵抗を感じるのは当然でしょ。
もうひとつ、綾瀬はるか演じる水泳インストラクターは交通事故に遭ったトラウマからまともに外を歩けないわけですが、劇中での行動は完全に治療が必要なレベルじゃない? 笑わせるためのオーバーアクトかもしれませんが、まったく笑えませんでした。この作品、つまりはシリアスとコミカルのバランスが極めて悪いわけです。

●読んだ本
『スタッフロール』深緑野分
『はい、泳げません』高橋秀実 ※再読

●最近のオススメMUSIC

吉田拓郎『ah-面白かった』

吉田拓郎の最後のアルバム、ついに世に出ました。ちょっと驚いたのはCDリリースと同時にサブスクでも聴けるようになったこと。この年代のミュージシャンでは珍しいんじゃないでしょうか。山下達郎や佐野元春の新譜はサブスクじゃ聴けないもん(だよね?)
で、アルバム全曲を通して聴いた感想ですが……うん、何とも軽やかで飄々としていて、いい感じ。達観しているだけでなく、まだまだ遊んでやろう、という心意気も感じました。声もよく出ているし、別にこれを最後の作品にしなくてもいいんじゃない? 引退撤回宣言をしても誰も怒らないと思います。

で、その拓郎さん、最後のテレビ出演が発表されました。これは必見。というか、保存版ですね。
https://natalie.mu/music/news/482986
https://www.fujitv.co.jp/LOVELOVE2022/

「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」
7月21日(木)20:00~21:54 フジテレビ系

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それにしても、暑いですね。ここ数日、名古屋ではずっと最高気温が35度を超えていました。今日は40度近く。そりゃ、みんなバテますって。
毎朝6時ちょっと過ぎに新聞を取り込むんですが、その時点で新聞紙が温かくなってますからね。やはりこれは異常でしょ。
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