☆『カミーユ、恋はふたたび』（フランス）115分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
学生時代にタイムスリップした中年女性が2度目の青春を謳歌するさまを描いたコメディー……らしい。楽しそう。
※上映館／名演小劇場
◎『Re：LIFE～リライフ～』（アメリカ）107分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ヒュー・グラント主演作。落ちぶれた脚本家がシングルマザーの出会いを機に変わっていくさまを描いた人間ドラマ……らしい。ヒロインはマリサ・トメイ。
※上映館／伏見ミリオン座／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『リトルプリンス 星の王子さまと私』（アメリカ？）107分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
かの有名な『星の王子さま』の世界観を基にしたファンタジーアニメ……らしい。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『裁かれるは善人のみ』（ロシア）140分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
『父、帰る』『ヴェラの祈り』『エレナの惑い』などで知られるアンドレイ・ズビャギンツェフ監督の新作。ロシア北部の小さな町を舞台に、善良な市民と土地の買収をもくろむ行政の対立を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館／名古屋シネマテーク
◎『忘れ雪』（日本）100分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
新堂冬樹の小説の映画化。人気K-POPグループ「2PM」のチャンソンの日本映画初主演だそうですが、それよりも注目すべきはヒロインが大野いと、ってこと（だよね？）。
※上映館／中川コロナシネマワールド
◎『レインツリーの国』（日本）108分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
有川浩の同名小説の映画化。メールから始まった恋愛を描いた物語だそうです。主演はKis-My-Ft2の玉森裕太と、西内まりや。
※上映館／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『帰ってきたMr.ダマー バカMAX！』（アメリカ）109分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ジム・キャリー主演、ファレリー兄弟監督による『ジム・キャリーはMr.ダマー』の20年ぶりとなる続編。徹底的にバカバカしいノリのようです。
※上映館／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『パリ3区の遺産相続人』（アメリカ/フランス/イギリス）107分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
パリを舞台に家族の再生を描いた人間ドラマ……らしい。戯曲の映画化だそうです。主演はケヴィン・クライン。
※上映館／センチュリーシネマ
○『陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOM-』（日本）114分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
平和への願いを託して桜の新品種を生みだした元教師の実話の映画化、だそうです。主演は笹野高史、監督は『ポチの告白』の高橋玄。
※上映館／シネマスコーレ
○『劇場霊』（日本）99分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
劇場内で不可解な出来事に遭遇する若手女優の姿を描いたホラー……らしい。監督は『リング』などの中田秀夫で、主演はAKB48の島崎遥香。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
『ハンガー・ゲーム FINAL：レボリューション』（アメリカ）137分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
人気シリーズの最終章の後編。結局、1作目しか観てないです。
※上映館／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
『奇跡のジョッキー』（韓国）133分
※上映館／シネマスコーレ
『羊をかぞえる。』（日本）88分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ダメ男二人組の珍道中を描いた『カニを喰べる。』の続編だそうです。
※上映館／イオンシネマ名古屋茶屋
『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』（カナダ/アメリカ/イギリス）98分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
大ヒットしたホラー『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の続編だそうです。半田コロナで公開。
『デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」』（日本）90分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
※上映館／109シネマズ名古屋
『ガールズ＆パンツァー 劇場版』（日本）120分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
※上映館／109シネマズ名古屋／伏見ミリオン座
●ドキュメンタリー
◎『キャノンフィルムズ爆走風雲録』（イスラエル）89分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
1980年代のハリウッドを席巻した映画会社「キャノンフィルムズ」の軌跡を辿ったドキュメンタリー……らしい。スタローンなどビッグスターのコメントも多いようです。面白そう。
※上映館／ピカデリー
○『光のノスタルジア』（フランス/ドイツ/チリ）90分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
○『真珠のボタン』（フランス/チリ/スペイン）82分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
チリのパトリシオ・グスマン監督によるドキュメンタリー。予告編を見ると映像の美しさが凄まじくて、まさしく息を呑むほど。内容も奥深そうなので、気になってます。
※上映館／名演小劇場
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
＜観た映画＞
●シネマの天使
●ハーモニー
●ラスト・ナイツ
●女の子よ死体と踊れ
●起終点駅 ターミナル
●FOUJITA
●犬に名前をつける日
●シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語
●通学シリーズ 通学電車
来月は忙しくなるかもしれないので今のうちにアレコレ観ておけっ、ということでアレコレ観たんですが、ちょっと観すぎました。
そんな中でイチオシは紀里谷和明監督の『ラスト・ナイツ』。実に堂々たるハリウッド娯楽大作でした。ここまで大規模な作品の監督を日本人が任され、しかも極めて完成度で仕上げたということを、日本人は誇りに思っていいんじゃないでしょうか。マジでそう思わせるほどの出来栄えでした。『忠臣蔵』に思い入れが強い人には違和感を持つ人もいるかもしれませんが、そうでもない僕としては大満足の勧善懲悪ドラマでした。
『起終点駅 ターミナル』は大人向けの良質なドラマ。序盤で佐藤浩一と尾野真千子が醸し出す雰囲気は実に説得力があって、道ならぬ恋に落ちていく悲しさと罪深さが伝わってきました。そのあとに登場する本田翼の演技は少々拙いんですが、それが役柄に合っていて、これはこれで悪くないんじゃないかな。佐藤浩一が作る料理が本当に美味しそうだったのも印象的でした。あとからテレビ番組で知ったんだけど、劇中で作る料理、本当に佐藤浩一が作ってたんだって。すごいよね。
『犬に名前をつける日』に登場するのは、飼い主に捨てられて処分される犬猫、被災地に置き去りにされた動物たちと、その命を守ろうとする人々。その闊達で柔軟な活動ぶりには、ただただ感服するばかりです。特に広島で活躍する女性の男気が素晴らしすぎ。動物たちを取り巻く現状を知るためにも、ぜひとも観ておくべき作品です。
『ハーモニー』は伊藤計劃原作シリーズの2作目。丁寧な画づくりには好感が持てますが、いわゆる「萌え要素」や百合っぽさを前面に出したことで、原作が持っていた真摯さが損なわれてしまっているようにも感じました。
『FOUJITA』は、かの有名な藤田嗣治を描いた伝記映画……と思いきや、伝記っぽさはほとんどナシ。説明もナシ。藤田嗣治がフランスで芸術家仲間たちや取り巻きと華やかに遊びまくる様子が描かれ、その後、戦時中の日本で戦意高揚のための絵を描きながら地味に暮らす姿が映し出されます。その対比が鮮烈。
ちょっとビックリしたのは、トルコ映画『シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語』で、子どもが煙草を吸うシーンに思いっきりボカシが入っていたこと。『犬に名前をつける日』でも保健所の職員の顔を隠すためにボカシが入っていたりするんですが、それとは事情が違うでしょ。もちろん子どもが煙草を吸うことを容認する気が全然ないけど、映画のワンシーンにこんな形の検閲をする姿勢には寒々しさを感じます。というか、いわゆる自主規制？ どっちにせよ窮屈な世の中です。
＜読んだ本＞
●知らないと恥をかく世界の大問題4 日本が対峙する大国の思惑／池上彰
●エクソダス症候群／宮内悠介
『エクソダス症候群』は近未来の精神医療の在り方をめぐるSF。難解な専門用語が連発される割には読みやすいのは優れた筆力の賜物でしょう。10代の頃、クラークやアシモフを夢中になって読んでいた頃を思い出させてくれた秀作でした。オススメ。
チャラン・ポ・ランタンの無料ライブに行ってきました。場所は近鉄パッセの屋上。昼過ぎの時点では曇りだったのにライブが始まる時間にはけっこうな雨、という状況でした。しかし、そんなハンデをものともせず、いつもの調子で陽気で愉快でサービス精神旺盛な歌と演奏としゃべりを聴かせてくれました。大満足。
まだまだ書きたいことはあるんですが、仕事しないと……。
