『実録・連合赤軍』は必見！ ＜07年12月28日公開作＞

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！　って、もう日曜ですね。
　この週末から始まった映画は一本のみ。今年の正月映画は全体的に低調みたいなので、意外とこれが一番のヒット作になるかも。どうだろ。

『AVP2　エイリアンズVS.プレデター』（米）94分・PG-12
　ご存じ、エイリアンとプレデターが対決するSFホラーの続編。今回はアメリカの田舎町を舞台に死闘が繰り広げられるらしいです。

　あと、1月2日からは名古屋シネマテークで『グレン・グールド 27歳の記憶』と『サディスティック・ミカ・バンド』が公開されます。どっちも音楽ドキュメンタリーですね。

　そして1月には、これでもかっ、という感じで話題作や期待作が続々と公開されます。日本映画では『楓ニュータウン』『グミ・チョコレート・パイン』『ちーちゃんは悠久の向こう』『人のセックスを笑うな』『陰日向に泣く』『眠り姫』『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』『真・女立喰師列伝』『ピューと吹く！ジャガーTHE MOVIE』『銀色のシーズン』『風の外側』『母べえ』『魁！男塾』など。外国映画では『スウィーニー・トッド　フリート街の悪魔の理髪師』『ジェシー・ジェームズの暗殺』『俺たちフィギュアスケーター』『再会の街で』『シルク』『やわらかい手』『ペルセポリス』『ヒッチャー』『28週後...』などなど。どれを観るべきか迷うなぁ。

　えー、『実録・連合赤軍　あさま山荘への道程』を観ました。これは凄まじい作品。また改めて感想を書くつもりですが、とりあえず「必見！」とだけ申しておきます。
　ただ、現在上映しているのは名古屋のシネマスコーレのみで、東京や大阪では3月頃に公開されるそうです。で、そのあと全国で順次公開されるみたい。世間で大騒ぎされる頃には衝撃も薄れちゃってるだろうから、それが少し残念。

　今年最後に観た映画は『コンナオトナノオンナノコ』。「大人になれない大人」を描いた作品は腐るほどありますが、これは出色の出来映えだと思います。モノローグのリズムが心地よくて、とても良い気分になれる映画でした。

　というわけで、このコーナーも今年はこれでオシマイ。たぶん来年も続けると思いますので、どうぞよろしく！