基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると丁寧な紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『四十九日のレシピ』(日本)129分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
タナダユキ監督の新作。ってことだけでも、とりあえず観ます。主演は永作博美。他に石橋蓮司、二階堂ふみ、岡田将生など、なかなかの豪華キャストです。
※上映館/伏見ミリオン座/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高
☆『清須会議』(日本)137分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
こちらは三谷幸喜の新作。織田信長が亡くなった後の後継者選びをめぐる騒動を描いた群像喜劇、だそうです。役所広司、大泉洋、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、西田敏行などなど、キャストは豪華。まあ、何てったって愛知県が舞台の映画なので、とりあえず観てみなきゃね。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
◎『風俗行ったら人生変わったwww』(日本)99分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
2ちゃんねるに投稿されたネット小説の映画化だそうです。主演が満島真之介ってことなので、観てみたいと思ってます。ヒロインは佐々木希。
ちなみにこの作品、1000円で観られるそうです。さらに、ツイッターでシェアすれば500円だって→http://1000taku.jp/
※上映館/109シネマズ名古屋
◎『キャリー』(アメリカ)100分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
スティーヴン・キングの代表作『キャリー』の再映画化。前回のブライアン・デ・パルマ版は確かに良かったけど、まあ今回はパスかな……と思ってたけど、予告編を見たらめちゃめちゃ良さそうじゃん。クロエ・グレース・モレッツが主演だし、都合が合えば観てみようと思ってます。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
◎『ハーメルン』(日本)138分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
西島秀俊主演作。ってだけで以前なら絶対に観ていたんですが、最近はどうも……。いや、好きなんですが。今回は過疎の村を舞台にした人間ドラマ、だそうです。共演は倍賞千恵子。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『ストラッター』(アメリカ)87分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ロサンゼルスに住む若きロッカーが主人公の青春ドラマ……らしい。面白そう。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『僕が星になるまえに』(イギリス)93分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で注目されたベネディクト・カンバーバッチの初主演作。死期が迫った青年とその親友たちの旅を描いた人間ドラマ……らしいです。
※上映館/名演小劇場
◎『中島みゆき 夜会』(日本)130分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
中島みゆきのライブ『夜会』の映像化。見応えありそう。料金は一律2500円だそうです。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高
◎『タイガーマスク』(日本)91分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ご存じ、梶原一騎原作マンガの映画化。なんと主演はウエンツ瑛士だって。で、ミスターXは哀川翔。どんな感じになってるのか、ちょい気になります。
※上映館/ピカデリー
◎『ルームメイト』(日本)110分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ルームメイトとなった女同士による激しい心理戦を描いたサスペンスドラマ……らしい。主演は北川景子と深田恭子。あと、高良健吾も出演。怖そうだけど気になってます。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
◎『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』(日本)83分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
イギリス人女性を殺害して2年7か月に及ぶ逃亡生活を送った殺人犯、市橋達也の手記の映画化。見応えありそうだけど、確実に重い気分になりそう。これも1000円→http://1000taku.jp/
※上映館/109シネマズ名古屋
○『サカサマのパテマ』(日本)99分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ちょっと前に公開されたアメリカ映画『アップサイドダウン』みたいな設定ですが、これはこれで気になります。
※上映館/センチュリーシネマ/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』(香港)102分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
※上映館/シネマスコーレ
○『いとしきエブリデイ』(イギリス)90分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
※上映館/名演小劇場
○『ケンとメリー 雨あがりの夜空に』(日本)87分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
監督が深作健太、主演が竹中直人、ヒロインが北乃きい。うーん、ちょい気になります。これも1000円→http://1000taku.jp/
※上映館/109シネマズ名古屋
○『美輪明宏ドキュメンタリー ~黒蜥蜴を探して~』(日本)63分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
※上映館/名古屋シネマテーク
○『TAP 完全なる飼育』(日本)106分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
『完全なる飼育』シリーズ第8弾だそうです。確か2本はぐらい観たはず。これまた1000円→http://1000taku.jp/
※上映館/109シネマズ名古屋
『ハダカの美奈子』(日本)95分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
すんません、ビッグダディのシリーズとやらを一度も見たことがないので、この美奈子って人がどういう人なのか全然知りません。時代に乗り遅れてる?
※上映館/中川コロナシネマワールド
『寄生体X』(フランス)75分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
※上映館/シネマスコーレ
『劇場版 BAD BOYS J 最後に守るもの』(日本)97分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『JUDGE ジャッジ』(日本)77分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
怖そうな映画なので観ないんですが、『あまちゃん』で超好演していた有村架純が出てるそうなので、ちょい気になります。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
<SHORT MOVIE CRASH 2013 1st Cresh>
※上映館/中川コロナシネマワールド
ぴあフィルムフェスティバル、来週火曜から開催されます。
http://pff.jp/35th/index.html
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3連休だったこともあって、この1週間で5本も映画を観ちゃいました。散財しすぎ。まあ、ポイントを使ったりして2本はタダ、残り3本は1000円で観たわけですが。
●潔く柔く ※ネタバレあり
長澤まさみ主演作。いやはやキレイになりました。それはともかく、映画としてはどうにも消化不良。高校時代の仲良し4人組(男2・女2)のうち一人(男)が事故で亡くなってしまい、残された3人は当然ながら嘆き悲しむわけです。で、話はそこから数年後に飛んで、今やすっかりキャリアウーマンと化した主人公の慌ただしくも充実した日々が描かれるわけです。そこには新しい出会いもあるものの、過去に大切な人を失った痛手が心に残っている彼女は新しい一歩を踏み出すのに躊躇して……みたいなドラマが描かれるわけよ。
で、一方、新しい出会いの相手にも痛ましい過去の記憶があったりして、それによって苦しんだり悩んだりしています。そのあたりの描き方は決して悪くありません。しかし、この映画、肝心な存在を一切描いてないのよ。ご覧になった方なら当然気付くでしょうが、仲良し4人組のうち、亡くならなかった方の男子です。中村蒼が演じた彼は、長澤まさみ演じるヒロインに恋心を打ち明け、初めてのデートに出かけるわけ。その帰り道、高良健吾演じる親友が交通事故に遭ったことを知らされて急いで病院に駆けつけるも間に合わず……というのが序盤の展開だったよね。
長澤まさみも心に深い深い傷を負ったわけですが、中村蒼も相当なショックを受けてるはずでしょ? なのになのに、この映画、その後の中村君は一切出てきません。いつ出てくるのかと待ち構えてスクリーンを見つめていた僕は、エンドロールが始まった時「うそっ」と叫びそうになりました。
●人類資金
志の高さが感じられる映画が好きです。空回りしていようが勇み足だろうが、そこに作り手のひたむきさや誠実さが感じられれば、それだけで高く評価(という言い方は偉そうですが)したくなります。なので、この映画も基本的には好き。崇高な精神で行動する登場人物たちの姿には胸が熱くなりました。
ただし、娯楽映画としては何とも中途半端。役者たちの演技にも統一感が見られず、ところどころ安っぽいテレビドラマやVシネマみたいになっちゃってます(テレビドラマやVシネマを低く見ているわけじゃないですが)。特に観月……まあ、それはいいか。
●劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
前にも書いたけど、昨年の2部作は僕にとってダントツの年間ベストワン作品でした。しかし今回は……うーん、率直に言って、これは作らなくてもよかったんじゃないでしょうか。いや、魔法少女たちの揃い踏みが見られるという意味ではすごくファンサービスになっているし、僕だって楽しめたわけですが、後半の展開はいかにも「こねくり回した」という感じで、どうにも釈然としません。というより、こういうパターンにするのなら、いくらでも続編や番外編を作ることが可能になるじゃん。せっかく2部作できれいに幕を閉じたのだから、それで終わらせた方が良かったんじゃないかな。
とはいえ、ビジュアル面の完成度は今回も素晴らしく高く、細部まで凝りまくっています。その点に関しては感服するんですが、やっぱり蛇足っぽい話だったようにも思えます。ファンの方々、すみません。
●ばしゃ馬さんとビッグマウス
脚本家を目指す女性が主人公。彼女の前に、やたら大口を叩くくせに実際にはまったく書こうとしない青年が現れるところから物語が始まります。恥ずかしながら、かつてシナリオ講座に通った経験がある者としては、とにかくもう全身をナイフでグサグサ刺されているような気持ちで観ていました。で、最後の方で麻生久美子が言ったセリフには号泣。今年一番泣けた映画かも。
●恋するリベラーチェ
男同士の恋愛を描いた映画です。片やショービジネスの世界で活躍するピアニスト、片やごくごく平凡な若い男。最初のうちこそピアニストは若い男にゾッコンだったんですが、時を経るに従って興味を失っていきます。まあ、そのあたりは男女の恋愛でも同じですよね。互いの想いがすれ違ったり空回りしたりするさまは、すごく現実的に感じました。
しかしまあ、そんなことよりも、この映画の最大の見所はマイケル・ダグラス演じるド派手なピアニストによる華麗すぎるショー。悪趣味すれすれの絢爛豪華な衣装に身を包んで流麗なピアノテクニックを披露するマイケル・ダグラス、カッコよすぎ! しびれました。『マジック・マイク』の男性ストリップショーに匹敵する楽しさでした。
あと、すげー二枚目だけど胡散臭い整形外科医が出てきて「見たことある顔だけど誰だっけ」と思っていたら、なんとロブ・ロウでした。スクリーンで見るの、何年ぶりだろ。……って調べてみたら数年前の『サンキュー・スモーキング』でも見ていたので、そんなに久しぶりでもないのか。でも、すげー懐かしさを感じました。
読み終えた本は2冊。
●いつも彼らはどこかに
人間は動物によって心を慰められたり癒されたりしているもんだなぁ、と改めて感じさせてくれる短編集。ただし、登場する動物たちは生きているとは限らず亡骸の一部だったりしますし、模型など、そもそも生き物でない場合もあります。それでも人がそれに愛着を感じたり心の支えにしたりするのは、そこに動物の残り香みたいなものを感じるからなのでしょうね。そういう気持ち、よく分かります。何か心の支えになるものがなきゃ、この世の中は生きていけないもん。……切ないこと言っちゃいました。
●陽だまりの彼女 ※ネタバレあり
ちょっと前に観た映画の原作。この物語、どうやって種明かしをするかが作者の腕の見せ所だと思うんですが、はっきり言って下手だなぁ、というのが正直な感想(偉そうで失敬)。だって、本を読んで真実に辿りついた、というか確信したってのは、ちょっと無粋じゃん。そういうシーンは、もっと絵になる感じじゃないと。
映画の方は、さすがにそのあたりを工夫していたんですが、あれはあれで少々無理があるというか、ちょっと説得力が足りないような気もしました。というより、そもそも物語の序盤で、もっと○の習性を活かした描写を増やすべきだった気がします。そうすれば真実を明らかにする時、過剰な説明は不要になると思うんですが……まあ、そうやって批判するのは簡単ですが、実際に書くとなるとなかなかうまくいかないもんですよね。
見田村千晴という女性シンガーソングライターの無料ライブを見てきました。毒気と批判精神が込められていながらも今を生きる者たちへの包容力に満ちた歌詞、そして力強い歌いっぷりが印象的でした。ちなみに岐阜市出身だそうです。