HERO ヒーローになる時、それは今/破れたハートを売り物に
『この夜にさよなら』を歌い終えたa-KAI-keが、出演者たちにステージへ上がるよう呼びかける。Mick遠藤、NIGHT SWEET、くるぶし、ノア、TOSHI@静岡、そしてPockysの面々。ステージ上はオールスター感謝祭のような様相を呈している。そこで歌われるのは、やっぱり『HERO ヒーローになる時、それは今』! 79年にヒットチャートの1位に輝いた名曲だ。観客も立ち上がり、場内はヒートアップ。温度が30℃ぐらい上昇し、汗がダラダラ流れ、失神する者が続出……すんません、ウソです。でも、みんなものすごく楽しそうな顔で歌っている。すんげー幸せ。
演奏が終わった直後、時計を見る。幸せな気分に浸っていたいけど、打ち上げの準備もあるからね。そしたらアンタ、なんと19:30ジャスト! 1分の狂いもなく、予定していた時間通りに終わったのだ。これはもう奇跡としか言い様がないんちゃう?
しかし、この盛り上がった状態のまま「はい、オシマイ!」ってのも無粋である。「もう1曲!」という声も出ている。Mick遠藤がギターを持ち、「もう1曲だけ」と言って、『破れたハートを売り物に』のイントロを奏で始める。そして、またもや全員で歌う。♪生きることを素晴らしいと思いたい♪の部分には、やはりグッと来る。人生いろいろあるけど、こんな楽しいイベントに関わることができるんだから、オレは幸せ者だなぁ、なんて思ったりもする。と同時に、急速に心の中に暗雲が立ち込める。そうだ、このあとの締めの挨拶、僕が言わなきゃならないんだ。う~ん、困った。せっかくみんなで盛り上がって最高の気分でフィナーレを迎えたのに、そのあとでノコノコと僕がステージに上がってしゃべるなんてさ、場が台無しになること確実じゃん。どうしよう。というか、何を話そう。打ち上げ会場への道順を説明したりなど事務的なことだけで済ますつもりだったけど、それじゃあ芸がないかなぁ。いや、もともと芸がないから仕方ないか。とにかく場内をシラケさせないように気を付けなきゃ。あー、ドキドキしてきた。
演奏を終えたMick遠藤が僕を呼ぶ。あわわわ。しかし、ここでジタバタしても仕方ない。ササッとステージに上がり、マイクを持ってしゃべり始める。とりあえず、ノアさんのツアー&アルバムを宣伝しなきゃ。あと、この日に入籍された[KinPouGe]の靖夜さんと真樹さんにステージに上がってもらわなきゃ。あと、えっと、何を言えば良かったっけ? まあ、何とかなるさ。……というわけで、何とかなりました。というか、みなさんが温かく見守ってくれたおかげで、無事に挨拶は終了。至らない部分も多かったと思うけど、許してやってくださいませ。
打ち上げ会場は、OYSから歩いて10分ちょっとの中華レストラン。もう少し近いところにしたかったんだけど、手頃な店が見つからなかったんです。申し訳ない。
じゃ、この日のメニューを。
枝豆/焼き餃子/大根サラダ/春巻き/若鶏の唐揚げ/青菜炒め/海老チリソース炒め/
回鍋肉(ホイコーロー)/フカヒレスープ/五目炒飯/杏仁豆腐
Hajimeの企画によるビンゴ大会も開催。豪華な景品が惜しげもなく配られる。提供してくれた方々、ありがとうございました。僕が提供した「鶴光ストラップ」は喜んでもらえたでしょうか? すんません、あれは仕事関係で入手した販促グッズです。元手ゼロです。
打ち上げの二次会はカラオケルーム。10人ちょっとで繰り出す。この辺りの詳細も書きたいけど、そうすうると長くなっちゃうので割愛! とりあえず印象に残ったことを箇条書きで。
●Mick遠藤が『薔薇の鎖』を熱唱! こんなこと言っちゃナンだけど、トリビュートLIVEの時よりも気合いが入ってるように見えました。わはは。
●a-KAI-keが『あしたのジョー』の主題歌を熱唱! これがすんげーカッコいいのよ。やっぱり上手いなぁ。しかし、調子に乗って2番を歌おうとしたら、相方のosugiからストップの指示。わはは。
●くるぶしにジュリーの曲を歌わせようとしたけど、時間の都合で中途半端になっちまいました。失礼!
そんでもって僕は、osugiと一緒に小山卓治の『カーニバル』を歌い、調子に乗ってフォー・リーブスの『急げ!若者』にも初挑戦する始末。すんません、この曲、前々から歌ってみたかったんです。高音が出ず、改めて自分の歌唱力の限界を知る結果となっちまいました。トホホ。
ほとんどのメンバーが1時頃に帰ったので、僕とノアとBEAT&Zの3人で小さな部屋に移動。その際、食べかけだった料理もしっかり運ぶ。すんません、とことんセコい男なんです。で、それを3人でむさぼり食いつつ、世紀の大イベントの夜は更けていくのでした。以上、ライブレポもどき終了!
<オマケ>
今回の甲斐トリビュートLIVEが大成功した一番の要因は、Hajimeの企画力と行動力である。というか、彼がいたからこそ今回の企画が生まれたのだ。Hajimeっち、バンザイ! アッパレ!
このHajimeという男は、デザインの分野でも相当の強者だ。トリビュートアルバムのジャケットを見た者は、その卓越したセンスに驚いたことだろう。それをもとにしたチケットとポスターもお見事。大胆な色づかいが素晴らしいですわ、ホント。しかも、参加者一人ひとりの名前が入った名札まで作るという念の入りよう。忙しいのに、すんげー気配り名人なのよ。見習わなきゃ。
↓こちらがトリビュートCD、名札、チケット。うまく写ってなくてゴメン。
ちなみに僕もコソコソッと打ち上げ用の名札を作りかけていたんですが、Hajimeっちが用意していると聞いて慌てて闇に葬りました。ふざけたノリで作ったのを出しちゃ申し訳ないもんねぇ。でもまあ、せっかくだからここで初公開しときます。ご笑覧くださいませ。
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