<12年12月28・29日公開作>
◎『One Night One Love ワンナイト、ワンラブ』(イギリス)80分
ロックフェスを舞台にしたラブストーリー……らしい。なかなか面白そう。
※上映館/伏見ミリオン座
『Mr.アイドル』(韓国)114分
韓国ショービズ界を舞台に、才気あふれる女性プロデューサーと、彼女を信じて行動を共にするアイドルグループの絆や成長を描いた感動作……らしい。
※上映館/センチュリーシネマ
『青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版』(日本)?分
人気マンガのアニメ版。悪魔を討つ祓魔師を目指す少年が主人公のダークファンタジー……らしいです。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』(アメリカ)116分
大人気シリーズの完結編。結局、僕は第1作目を観たっきりでした。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
* * * * *
<2013年1月2・5日公開作>
☆『たとえば檸檬』(日本)138分
ゆがんだ母娘関係に悩まされながら生きる女性たちの姿を描いたヒューマン・ドラマ……らしい。主演は韓英恵、監督は片嶋一貴という『アジアの純真』コンビ。有森也実、綾野剛も出てるみたい。
※上映館/シネマスコーレ
◎『カミハテ商店』(日本)104分
なんと、高橋惠子の23年ぶりの主演作。自殺の名所である崖のそばで店を営む孤独な女性の姿を描いた人間ドラマ……らしいです。寺島進も出演。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『最初の人間』(フランス/イタリア/アルジェリア)105分
『異邦人』『ペスト』などで知られるアルベール・カミュの未完の遺作を映画化したヒューマン・ドラマ……らしい。自伝的要素が強い内容だそうです。
※上映館/名演小劇場
○『僕の中のオトコの娘』(日本)100分
女装を楽しむ若い男性たちをテーマにした異色の青春ドラマ……らしい。そういう人たちを「女装娘(じょそこ)」と呼ぶそうですが……「娘」じゃないじゃん!
※上映館/センチュリーシネマ
○『ボス その男シヴァージ』(インド)185分
悪徳企業家によって無実の罪を着せられた男が復讐を果たしていくさまを描いたアクション活劇……らしい。ヒット作『ロボット』のスタッフとキャストが集結、とのことです。そんでもって、またも3時間! インド映画、パワフルです。
※上映館/伏見ミリオン座
『美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう/足立正生』(フランス)74分
ポリティカルな映画監督たちにカメラを向けるドキュメンタリーの第1作……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
『天心の譜(しらべ)』(日本)94分
古希を迎えてなお、情熱的で力強い指揮を披露し続ける小林研一郎と彼が率いるオーケストラを追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名演小劇場
『少女の夢~いのちつないで~』(日本)73分
5歳の時に広島で原爆を体験した映画監督・槙坪夛鶴子の体験に基づいた物語……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
◎『カリフォルニア・ドールズ』(アメリカ)115分
1981年の作品。女子プロレスラー2人組とマネージャーが主人公の軽い娯楽作かと思いきや、しっかり感動させてくれた……ような記憶があります。すんません、30年前に観たっきりなので。
※上映館/名古屋シネマテーク
<大映創立70周年記念<映画は大映>>
『羅生門』『雨月物語』『地獄門』といった名作の誉れ高い作品や『大怪獣ガメラ』『大魔神』『座頭市物語』などの娯楽作など、計12本。日本映画の黄金期を堪能できそう。
※上映館/シネマスコーレ
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『フランケンウィニー』を観ました。まさしくティム・バートンの世界。毒気と茶目っ気に満ちた愉快な作品でした。同級生たちが揃いも揃って邪悪で曲者ばかり(特に男子)、ってのが笑えます。子ども=純真っていう概念は、ティム・バートンはまったく持ち合わせていないようですね。基本的に賛同します。
『妖怪人間ベム』は、やたら「完結編」っぽい宣伝をしていましたが、全然終わってないじゃん! 単なるエピソードのひとつ、という印象でした。テレビ版でおなじみのメンバーたちが出てるのでそれなりに楽しめましたが、肩すかしを食らった気分になった人は多いんじゃない? もしかして、ヒットしたら続編を作るつもりなのかも。
『レ・ミゼラブル』は、さぞかし感動させてくれると思いきや、意外にも淡白な印象を受けました。いや、ビジュアル面は申し分ないのよ。当時のパリの街が見事に再現されており(もちろん実物を見たことはないですが)、そこで生きる人々の薄汚さもすごくリアリティがありました。役者たちもみんな好演&熱演。歌いっぷりも見事でした。
にもかかわらずあまり心を動かされなかったのは、要は「ミュージカルじゃなくていいじゃん」と思えて仕方なかったからです。いや、楽曲も歌唱も決して悪くない……というより、すごく良かったんだけどさ、こういうドラマならミュージカルじゃなくて普通のドラマとして作った方が良かったんじゃない? もちろん、舞台版がミュージカルだったのでそれを踏襲した、ってことは承知してますが。
とはいえ、いい役者をズラリと揃えているだけあって、見応えある場面も多かったです。特に面白かったのは、サシャ・バロン・コーエンとヘレナ・ボナム=カーター演じる悪徳夫婦。これ、ものすごくハマリ役ですよね。間違っても実生活では関わりたくない連中ですが。
『グッモーエビアン!』には、ちょっとビックリしました。だって、いきなりモノローグで「鶴舞公園」って言うんだもん。ええっ、と思ったら、これ、名古屋を舞台にした物語なんですね。登場人物は基本的に名古屋弁で話してるし、ロケも名古屋で行われたみたいです。
しかし、そうなると「その名古屋弁、ちょっとヘンじゃない?」とか「この場所、見覚えがあるけどどこだろ?」とか余計なことばかり考えてしまうのが名古屋人のサガで、はっきり言って物語に集中できませんでした。もっとはっきり言うと、物語としては面白くないし。ちょっと薄っぺらすぎない?
ちなみに、この映画では「鶴舞公園」を「つるまいこうえん」と言っていましたが、正しくは「つるまこうえん」です。まあ、駅の名前が「つるまい」なので間違えるのも仕方ないですが。
ところで、劇中に出てくるミスドって、どこの店? ご存じの方がいたら教えてくださいませ。
* * * * *
年末のラジオ、一番のお楽しみは「ロックンローラー近田春夫の歌謡曲って何だ?」。今回は特番で、30日(日)の14:05~16:55です。出かける予定があるので録音しなきゃ。しかし、MDの倍速で録音しても上限160分なので、最初か最後の10分は聴けません。残念。
http://www.nhk.or.jp/tsunagaru/chikada/
今年もいろんな映画を観たり本を読んだり音楽を聴いたりしたので、それぞれベストテンを選ぼうと思ってたんですが、ちょっと時間がなくなっちゃいました。とりあえず映画に関しては、やっぱり『まどか☆マギカ』2部作でしょ。文句なしのトップワンです。外国映画では『ミッドナイト・イン・パリ』か『マリリン 7日間の恋』が一番かな。
音楽では、1月にリリースされた奥村愛子の『鍵』がベスト。買ってから3ヶ月ぐらい、ほぼ毎日聴いていました。特に『ジャパン』という曲が最高にカッコいいです。他にも中ノ森文子のソロデビューアルバム、フーバーオーバーのラストアルバム、小南泰葉のメジャーデビューアルバム、それにキノコホテルの『マリアンヌの誘惑』などなど、何度も繰り返し聴きたくなるCDがたくさんありました。
本では、まだ完結していないんですが、船戸与一先生の『雷の波涛 満州国演義』にシビレました。特に四郎が声を荒げた例のくだり! 前にも書いたけど、本を読んでいてスタンディングオベーションをしたのは初めてでした。次の巻で四郎がどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみです。逆に、太郎がどうなっちゃうのかは心配で仕方ないです。
では、ちょっと早いかもしれませんが、良いお年を!
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