＜2022年1月14日・15日公開作＞ 『クライ・マッチョ』『ハウス・オブ・グッチ』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！

☆『クライ・マッチョ』　＜シネマトゥデイ＞
イーストウッド監督＆主演作！　ロードムービーっぽい趣のようです。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋

☆『ハウス・オブ・グッチ』　＜シネマトゥデイ＞
リドリー・スコットの新作！　かの有名なブランド、グッチを生んだ一族の確執を描いているようです。レディー・ガガ、アダム・ドライヴァー、アル・パチーノなど、キャストも豪華。
昨年の『最後の決闘裁判』も傑作だったし、まだまだリドリー・スコットは健在ですね。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／伏見ミリオン座／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋

☆『コンフィデンスマンJP 英雄編』　＜シネマトゥデイ＞
長澤まさみ主演の人気シリーズ第3弾。前作が予想以上に面白かったので今回も楽しみです。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋

◎『アイム・ユア・マン　恋人はアンドロイド』　＜シネマトゥデイ＞
女性学者とアンドロイドとのラブロマンスのようです。そういうの大好き。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ

◎『スティルウォーター』　＜シネマトゥデイ＞
マット・デイモン主演作。娘の無実を証明するために奮闘する父親を演じているようです。監督は『スポットライト　世紀のスクープ』などのトム・マッカーシー。
※上映館／伏見ミリオン座

◎『フタリノセカイ』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／センチュリーシネマ

◎『愛のくだらない』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／シネマスコーレ

◎『ポプラン』　＜シネマトゥデイ＞
『カメラを止めるな！』で注目された上田慎一郎の新作。性器を消失してしまった男が主人公のようです。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ

◎『無聲　The Silent Forest 』　＜シネマトゥデイ＞
台湾映画。聾唖学校で実際に起きた性的暴行事件をモチーフにした社会派ドラマだそうです。
※上映館／伏見ミリオン座

◎『新しい風』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／シネマスコーレ

◎『エル プラネタ』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／センチュリーシネマ

○『MONSOON／モンスーン』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／名演小劇場／イオンシネマ名古屋茶屋

『リモート探偵』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／シネマスコーレ

●リバイバル

『銀河鉄道999』
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ

イオンシネマでは週明けから、以前のように座席をひとつずつ空けて販売するようです。
https://www.aeoncinema.com/cinema/info/vcmsFolder_704/vcms_704.html

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●観た映画

『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』※超オススメ！
素晴らしい！　最高！　もうね、至福の時間でした。スパイダーマン映画の集大成、みたいな評判は事前に耳に入っていたんですが、いやはや、ここまでやってくれるとは。ありがとう、ト……あ、ここからネタバレです。
ありがとう、トビーとアンドリュー！　君たちが出演を承諾してくれたからこそ、この奇跡的な傑作が誕生したんだと思います。もうね、3人が揃い踏みするシーンの幸福感たるや。まさに至福の時間でした。
展開は強引ではあるんですが、ドクター・ストレンジというキャラクターを効果的に使ったことで整合性はしっかり持たせています（よね？）。もうひとつ感心したのは「犯罪者の更生」というテーマに真正面から向き合っていること。それがいかに困難で厄介なことであるかも描かているので、説得力のある物語になっていました。
とにかくもう、これは何が何でも観るべき。はっきり言って、この作品を超える映画が今年登場するとはまったく思えません。それほどの大傑作。

『こんにちは、私のお母さん』※一見の価値あり
中国映画のタイムスリップもの。ギャグのセンスが何とも古臭く感じられるなど難点もありますが、まずまず楽しめるコメディーでした。親はやっぱり生きてるうちに大事にしなきゃ、なんて当たり前のことを今さら思ったりもしました。

『エッシャー通りの赤いポスト』※一見の価値あり
クライマックスは映画の撮影現場。そこでの活気と混沌ぶりが実に見応えありました。エキストラの生態（？）が語られるシーンも愉快。ただ、登場人物が多すぎるせいで、ちょっと散漫な出来栄えになってしまった気もします。とはいえ、映画を好きな方なら観る価値は大いにあるかと思います。

●読んだ本
『Ｗ県警の悲劇』葉真中顕

●見たTVドラマ
新しく始まったドラマ、いろいろ見てます。ゴールデンタイムのドラマだと、菅田将暉の『ミステリと言う勿れ』、清原果耶の『ファイトソング』、高畑充希の『ムチャブリ！わたしが社長になるなんて』。
どれも面白いし、たぶん次回以降も見ると思うけど、ちょっと主演俳優の魅力や力量に寄りかかりすぎじゃないかな、という気もします。もちろん「この人にこの役を演じてほしい」ということでオファーしたんだろうから当然でしょうが、どうもストーリー自体はどれにも
新味が感じられません。いや、目新しさがなくても面白ければいいんだけど、それぞれの俳優が過去にもっと見応えある作品に出ていたことを思うと、どうも物足りなさを感じてしまうわけです。
でもまあ、1回目だけじゃまだ良し悪しを判断するのは早いですよね。もうちょっと見てみます。

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岩波ホール閉館のニュースには驚きました。コロナの影響で閉館・閉店した映画館やライブハウスは全国各地にありますが、まさか岩波ホールまで、それほどの苦境に陥っていたとは。
僕も一度だけ行ったことがあります。何の映画を観たのかは覚えてない（情けなや！）ですが、ちょっと古めかしい内装と、調度品などの手作り感が印象に残っています。
芸術的志向の高い映画、社会正義を訴えるタイプの映画の上映が多いことから、岩波ホールを煙たがる映画好きも多かったですよね。まあ、そういう気持ちも理解できるんですが、日本じゃなかなか公開されないタイプの作品を積極的に上映してくれた功績は大きいと思います。
この先、日本の映画界はどうなってしまうのか。いささか心配になります。

もうひとつ、映画界の重大ニュース。なんと、ピクサーの新作『私ときどきレッサーパンダ』の劇場公開が中止になりました。
https://www.cinematoday.jp/news/N0128042
うーん、これはダメでしょ。『ムーラン』『ソウルフル・ワールド』での失態を、また繰り返すなんて。
最初から配信のみの予定だった、ってことなら仕方ありません。しかし、もうすでに映画館で予告編を流していて、僕もそれを3回ぐらい見ているわけです。それなのに劇場公開ナシに変更するってのは、道義上アウト。
おそらくディズニープラスの業績が好調で、なおかつ日本でも加入者が増えているから決断したんでしょう。完全に映画愛好者、映画館愛好者をコケにしてやがりますね。これで再びTOHOシネマズなど日本のメジャーなシネコンとディズニーの間に亀裂が走るんじゃないか、と心配になってもきます。
などと書きながらも、実は僕も前々からずーっと、ディズニープラスに加入しようかどうか迷っております。だって『ワンダヴィジョン』とか、すげー面白そうじゃん。ああ見たい！

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今朝も名古屋では雪が降りました。電車とかのダイヤも乱れたみたい。
そういえば、最近「雪国マウンティング」という言葉が流行ってますね。北海道とかの寒い地域に住んでいる方々からは、ちょっとした雪で大騒ぎしている者たちがアホみたいに思えたりするんでしょうね。まあ、そういう気持ちも分かりますが、どうぞ広い心で見てやってくださいな。