正月映画『WALL･E』公開！ ＜08年12月5・6日公開作＞

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『WALL･E　ウォーリー』　（米）103分
　ピクサーの新作。まあ、説明不要ですね。完成度が高いのは間違いないと思います。ちなみに、赤白の縞模様の服を着た男を探す話ではありません。

『青い鳥』　（米）105分
　重松清の連作短編集の映画化。中学校を舞台に、吃音症の教師と生徒たちの葛藤を描いた人間ドラマ……らしい。主演は阿部寛。いじめの問題を扱った重い内容のようです。傑作っぽい匂いがします。ピカデリーにて。

『ニュータイプ ただ、愛のために』　90分
　特殊な能力を持つゆえに他人との接触を避けてきた少女の物語……らしい。そういう題材は大好きなので、都合が合えば観ます。監督は『きみの友だち』（これも原作は重松清）の廣木隆一。シネマスコーレにて。

『DISCO　ディスコ』　（仏）103分
　かつてディスコのフロアで注目を集めた3人の男が歌とダンスで再起を賭ける青春ドラマ……らしい。こういうのも好き。エマニュエル・ベアール、ジェラール・ドパルデューなどフランス映画界を代表する役者も出演。シルバー劇場にて。

『その日のまえに』　139分
　余命宣告された女性が「その日」を迎えるまでの日々を描く感動ドラマ……らしい。これまた原作は重松清の同名小説。脚本が市川森一で、夫婦役は永作博美と南原清隆。それはともかく、監督が大林宣彦ってのが最大の不安材料。伏見ミリオン座にて。

『252　生存者あり』　128分
　巨大台風に襲われた東京臨海部を舞台にしたパニック大作……らしい。ものすごく迫力ある救出劇が展開するそうです。主演は伊藤英明と内野聖陽。予告編では桜井幸子が印象に残りました。好きなタイプなので。

『BOY A』　（英）107分
　過去を隠しながら新たな生活をスタートさせた青年の苦悩を描くドラマ……らしい。予告編からは傑作っぽい雰囲気が漂ってきました。名古屋シネマテークにて。

『特命係長　只野仁　最後の劇場版』　120分予定・PG-12
　人気テレビドラマの映画化。「特命係長」という裏の顔を窓際係長が陰謀に立ち向かう、という内容みたいです。テレビ版はエッチな場面が多いってことで話題になりましたが、映画の方はどうなんだろ。主演は高橋克典。櫻井淳子、蛯原友里、秋山莉奈、西川史子、三浦理恵子と、きれいどころも多数出演。きれいどころかどうか微妙な人もいるけど。

『斬　KILL』　82分
　「チャンバラ」をテーマにしたオムニバス……らしい。総監修は押井守。『スカイ・クロラ』には撃沈したけど『真・女立喰師列伝』は面白かったから、できれば観たいなぁ。藤田陽子、菊地凛子、水野美紀など女優陣も良さそう。シネマスコーレにて。

『ザ・ローリング・ストーンズ　シャイン・ア・ライト』　（米）122分
　ストーンズのステージをマーティン・スコセッシが撮った、という話題の音楽映画。予告編だけでも臨場感が伝わってきました。クリスティーナ・アギレラなどゲストも多数出演してるみたい。ピカデリーとTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。

＜ノーマン・マクラレン作品集＞
　スコットランド出身のアニメーション作家、ノーマン・マクラレンの特集上映。名古屋シネマテークにて。

『その木戸を通って』　92分
　武士と謎めいた女の恋を繊細な映像美で描く時代劇……らしい。市川崑が1993年に監督したハイビジョン・ドラマだそうです。原作は山本周五郎の短編小説で、主演は浅野ゆう子と中井貴一。名演小劇場にて。

『初恋の想い出』　（中）112分
　伝統的な道徳観が根強く残る1980年代の中国を背景に、将来を誓い合った男女の切ない運命を描く純愛ストーリー……らしい。名演小劇場にて。

『パティシエの恋』　（香）94分
　イタリアン・レストランを舞台に、女性オーナーの恋模様を描くキュートなラブ・ストーリー……らしい。シネマスコーレにて。

『僕は君のために蝶になる』　（香）88分
　死に別れた恋人への思いを引きずるヒロインの不思議な体験を描く幻想的なラブ・ストーリー……らしい。シネマスコーレにて。

　先週、東京フィルメックスのイベントに寺島進と西島秀俊が登場したそうです。まさに夢の顔合わせ。奇跡のツーショット。それは言い過ぎ？

　西原理恵子の『女の子ものがたり』が深津絵里主演で映画化されるそうです。深津ちゃんなら面白くなりそう。

　日刊スポーツ映画大賞が決まりましたね。滝田洋二郎監督の『おくりびと』が作品賞と監督賞で、主演女優賞は『僕の彼女はサイボーグ』『ICHI』などの綾瀬はるか、主演男優賞は『私は貝になりたい』の中居正広。それはともかく、ファン大賞でノミネートされた日本映画のリストを見ると暗澹たる気分になりますわ。上期の1位が『クロサギ』て！