＜09年4月24・25日公開作＞ 『グラン・トリノ』など

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『グラン・トリノ』（米）117分
　クリント・イーストウッド監督・主演作。少し前に公開された監督作『チェンジリング』も素晴らしかったですが、これはさらに素晴らしい、と評判のようです。なので、予備知識を持たずに臨みます。

『バーン・アフター・リーディング』（米）96分・PG-12
　アカデミー賞作品『ノーカントリー』に続くコーエン兄弟の新作。機密情報が入った一枚のCD-ROMをめぐるクライム・コメディ……らしい。ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコビッチなどキャストも豪華。『ノーカントリー』とは違ってお気楽なノリみたい。

『劇場版天元突破グレンラガン　螺巌篇』126分
　人気のロボット・アニメ（という範疇に収まるの？）の劇場版第2弾。というか、後編ってことでいいんだよね？　ゴールド劇場にて。
　感想を書きそびれてましたが、実は1作目は観てます。なかなか良かったんだけど、テレビ版のエンディングテーマだった『UNDERGROUND』が使われてなかったのが残念でした。すげー好きな曲だったので。

『レイン・フォール　雨の牙』111分
　日系アメリカ人の暗殺者が国家機密と対峙する姿を描くクライム・アクション……らしい。椎名桔平、長谷川京子、ゲイリー・オールドマンなどが出演。そして柄本明も。今年も柄本ファミリーは頑張ってますね。ただ、作品の前評判は、とっても芳しくないようです。

『交響詩篇エウレカセブン　ポケットが虹でいっぱい』115分？
　グレンラガンと同じく、テレビ放映されたSFロボット・アニメの劇場版。謎の生命体と人類との戦いの渦中に放り込まれた少年の運命を壮大に描く、という内容だそうです。伏見ミリオン座にて。

『子供の情景』（イラン・仏）81分
　アフガニスタンの中部、バーミヤンを舞台に、戦争の悲劇を子供の目線で表現した寓話的な作品……らしい。なんと、監督は19歳だって。すげえ。名演小劇場にて。

『U23D』（米）85分
　U2のコンサート映像を3D映像で楽しめる音楽ドキュメンタリー……らしい。名古屋市内では対応できる映画館がない（よね？）ので、ミッドランドシネマ名古屋空港とイオンシネマ岡崎のみ。一般2000円だそうです。しかし、コンサート映像が3Dってのはスゴいなぁ。

『食客』（韓）115分
　天才料理人たちの対決を描くグルメムービー……らしい。シネマスコーレにて。

『メイプルソープとコレクター』（米・スイス）73分・R-15
　天才写真家ロバート・メイプルソープと彼の作品の収集家を追ったドキュメンタリー……らしい。パティ・スミスも出ているそうです。名古屋シネマテークにて。

『トーマスをすくえ!!　ミステリーマウンテン』（英）60分
　ご存じ人面機関車、じゃなくて、『きかんしゃトーマス』の長編アニメ第3弾。TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。一般1000円、子どもは800円だそうです。しかしDVD上映ってことなので、画質は粗そう。

『虹色の硝子』74分
　人気ボーイズラブ小説「タクミくんシリーズ」の映画化第2弾。シネマスコーレにて。

　シネマテークで公開中の『愛のむきだし』、いよいよ残り1週間になりました。くれぐれもお見逃しなきよう。しかし、『レッドクリフ』や『ニセ札』の感想はサササッと書けちゃったけど、『愛のむきだし』みたいなお気に入り作に関しては妙に筆が（正確にはキーボードへの入力が）進まないなぁ。すんません。とにかく観るべし！
　名演小劇場で公開中の『フロスト×ニクソン』もオススメ。GWにおヒマな方は、ぜひともご覧ください。

　うれしいニュース。109シネマズの「10日は誰でも1000円、19日は会員1000円」という10周年記念サービス、当初の期間は今月まででしたが、来月以降も継続されるそうです。偉いぞ、109シネマズ。
　ただ、できれば普段から会員は300円引き、それが無理なら、せめて200円引きにしてほしいなぁ。僕が会員になっている他の映画館だと、どこも会員料金は一般料金の300～500円引きだもんね。109シネマズさん、ご一考を。