少年トッパ

<2014年10月31日・11月1日公開作> 『ベイブルース』『エクスペンダブルズ3』など

 週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……以下略。
 基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。

『ベイブルース 25歳と364日』(日本)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 90年代前半に活躍した漫才コンビ、ベイブルースをめぐる実話の映画化。相方を亡くした高山トモヒロ自身が監督を務めたそうです。原作が素晴らしかったので、これは何としても観なきゃ。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(アメリカ)126分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 説明不要ですね。シルベスター・スタローンなどアクションスターが大挙出演する人気シリーズ第3弾。今回はハリソン・フォードやメル・ギブソンも出ているそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ニンフォマニアック Vol.2』(デンマーク/ドイツ/フランス/ベルギー/イギリス)117分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 セックスに取りつかれた女の波乱に満ちた半生を描いた異色ドラマの後編。正直言って前編はさほど衝撃的でもなかったわけですが、後編には怒涛の展開があったりするの? やっぱり気になります。
※上映館/伏見ミリオン座

『25 NIJYU-GO』(日本)102分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 哀川翔主演作。東映Vシネマ25周年記念のピカレスク・バイオレンス、だそうです。寺島進も出演。
※上映館/ピカデリー

『美女と野獣』(フランス/ドイツ)113分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 ディズニーアニメでも有名なファンタジーの実写映画化。どんな出来栄えなのか気になります。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『クローバー』(日本)119分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 人気少女マンガの映画化。ホテル業界を舞台に平凡なOLと超エリート上司との恋を描いたラブコメ……らしい。主演は武井咲と関ジャニ∞の大倉忠義。
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ソフテン!』(日本)84分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 弱小高校の女子ソフトボール部が再起を図るさまを描いた青春ドラマ……らしい。これもマンガの映画化だそうです。
※上映館/中川コロナシネマワールド

『シャトーブリアンからの手紙』(フランス/ドイツ)91分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 あの『ブリキの太鼓』の監督、フォルカー・シュレンドルフの新作。ドイツ占領下のフランスで起きた大量銃殺事件の映画化だそうです。
※上映館/名演小劇場

『ドラキュラZERO』(アメリカ)92分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 吸血鬼「ドラキュラ」の起源とされるヴラド・ドラキュラの戦いを描いたアクション……らしい。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ガンズ&ゴールド』(オーストラリア)109分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 450万ドルの金塊をめぐって悪者たちの争奪戦が繰り広げられるさまを描いたクライム・アクション……らしい。ユアン・マクレガーが伝説の強盗犯に扮しているそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(アメリカ)122分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 南フランスを舞台に、2つのレストランのバトルを描いたヒューマンコメディー……らしい。監督は『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』『HACHI 約束の犬』などのラッセ・ハルストレム。
※上映館/伏見ミリオン座

『光の音色 THE BACK HORN Film』(日本)85分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 人気ロックバンド、THE BACK HORNと『夏の終り』『私の男』などの熊切和嘉監督のコラボによるドラマ……らしい。このバンドの初期のシングル『空、星、海の夜』は持っています。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『シュトルム・ウント・ドランクッ』(日本)137分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 大正時代に存在した無政府主義結社に参加した若者たちを描いた青春活劇……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク

『ファイアー・レスキュー』(中国/香港)116分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 停電になった香港で消火と救出に命を懸ける男たちの姿を描いたパニックサスペンス……らしい。
※上映館/シネマスコーレ

『SHIFT 恋よりも強いミカタ』(フィリピン)80分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 都会に生きる男女の切ない恋模様を描いたラブロマンス……らしい。
※上映館/シネマスコーレ

『K2 初登頂の真実』(イタリア)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 エベレストよりも登頂が困難とされる高峰K2に初登頂を果たしたクライマーたちを描いた山岳ドラマ……らしい。最近、山岳モノってけっこう多いですよね。
※上映館/シネマスコーレ

『祝宴!シェフ』(台湾)145分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 人々を幸せにする究極の料理をめぐって起こる騒動を描いたコメディー……らしい。
※上映館/伏見ミリオン座

『nas/タイム・イズ・イルマティック』(アメリカ)74分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 ヒップホップアーティスト、Nasのデビューアルバム『Illmatic』発売20周年を記念して制作されたドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク

*     *     *     *     *

 この一週間で観た映画は4本。どれも楽しめました。

●イコライザー

 デンゼル・ワシントン主演作。要は「必殺」シリーズみたいな映画です。普段はホームセンターで働いてる男が、いざという時には沈着冷静に悪いヤツらを退治する、という展開。その手際の良さには、「そんなにうまいこといくか?」と思いつつも惚れ惚れします。デンゼル・ワシントンの存在感や説得力のおかげでもあるでしょうね。とにかくカッコいいです。
 ただ、クロエ・グレース・モリッツの出番が少なかったのは少し不満。まあ、そういう役どころだから仕方ないか。

●近キョリ恋愛

 今年は『TOKYO TRIBE』『少女は異世界で戦った』の清野菜名や『舞妓はレディ』の上白石萌音など魅力的な新人女優が続々と登場しているわけですが、『渇き。』でデビューした小松菜奈もその一人。しかし『渇き。』での禍々しいイメージがこれからアダになったら気の毒……かと思ったら、そんなのはまったくの杞憂でした。この『近キョリ恋愛』での彼女は勉強もできるし何事もソツなくこなすけど実は弱い部分も人並み以上に持っている、という女の子。その健気さをすこぶる自然に体現していて、とっても可愛いです。ほどよいコミカルさも見事。
 そんなわけで彼女を見ているだけで楽しい気分になるわけですが、対する山下も負けてません。この人、やっぱり身のこなしがいちいちカッコいいし、絵になるのよ。物語の展開には無理がある、というか、けっこう雑な印象を受けたんですが、主役ふたりが輝いていたので大いに楽しめました。

●小野寺の弟・小野寺の姉

 二人きりで暮らす姉と弟の日常を描いた作品。片桐はいりと向井理が演じているわけですが、顔立ちは似ていないのに確かに姉弟っぽく見えるから不思議なものです。
 全編にわたって、ほんわかした雰囲気で物語は進みます。それはそれで楽しいんだけど、もうちょっと毒気があるか、もっと思いっきりハッピーなノリにするか、どっちかに振り切った方が良かったようにも思えます。

●カムバック!

 子どもの頃はサルサの名手だったけど、今はすっかり太ってしまった中年男が主人公。ある日、会社に美女の上司がやってきて、彼女のハートを射止めるために再びサルサを始める……という展開です。定石通りのコメディー。ダンスのシーンはすごく躍動感があって、思わずこっちもステップを踏みたくなります(踏めないけど)。オススメ。

 そうそう、最近のイオンシネマって、一番最初に短編アニメが上映されるじゃん。僕が観た時には『フミコの告白』という作品だったんだけど、これがすごい傑作。ちょっとビックリしました。で、検索してみたら、すでに数年前にいくつもの賞に選ばれていた有名な作品でした。
http://www.youtube.com/watch?v=0QqT1P4VO30

 読み終えた本は一冊だけ。

●曽根中生自伝 人は名のみの罪の深さよ/曽根中生

 『天使のはらわた 赤い教室』という大傑作の監督、それが曽根中生。にっかつロマンポルノや『花の応援団』シリーズなどで娯楽映画の旗手のイメージも強いですが、いわゆる作家性も強く滲み出ている映画監督だと思います。しかし、この自伝によると、本人はとことん「職人監督」という意識だったようです。
 90年代に「失踪」したかのように語られていましたが、実は完全に映画界から去って、環境配慮型燃料製造装置の研究開発などに取り組んでいたそうです。なんちゅう生き方。そして今年7月、肺炎のため死去。本当に惜しい人を亡くしました。






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