☆『地獄でなぜ悪い』(日本)130分
『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『希望の国』など話題作を連発する園子温監督の新作。どんな内容か知りませんが、とりあえず観ます。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
☆『そして父になる』(日本)121分
子どもの取り違えという出来事に遭遇した2組の家族を描いた感動作……らしい。監督は『誰も知らない』『空気人形』などの是枝裕和で、福山雅治、尾野真千子、リリー・フランキー、真木よう子などが出演。これも観なきゃね。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/伏見ミリオン座/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
◎『謝罪の王様』(日本)?分
「謝罪師」」が巻き起こす騒動の数々を描いたコメディー……らしい。脚本が宮藤官九郎脚本、監督が水田伸生、そして主演が阿部サダヲという『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』チームの新作です。面白そう。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
◎『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(日本)104分
ひねくれた高校生が旅を通じて成長していく姿を描いた青春ドラマ……らしい。監督は『ロボコン』『武士道シックスティーン』などの古厩智之。
※上映館/中川コロナシネマワールド
◎朝日のあたる家』(日本)104分
巨大地震による原発事故でバラバラになっていく家族の絆と愛、地元への思いを描いた人間ドラマ……らしい。山本太郎が出ている、ってことでも話題になっています。
※上映館/中川コロナシネマワールド
○『RETURN(ハードバージョン)』(日本)105分
殺人を強要された男が数奇な運命に翻弄されるさまを描いたバイオレンスアクション……らしい。監督は原田眞人で、主演は椎名桔平。
※上映館/センチュリーシネマ
○『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』(日本)?分
新しい母親となった中国人女性に反発してしまう少女の成長を描いた家族ドラマ……らしい。主演は『あまちゃん』の小野寺ちゃんこと優希美青。これ、残念ながら名古屋市内じゃ公開されないみたい。
※上映館/名古屋空港
○『悪いやつら』(韓国)133分
1990年の釜山を舞台に、裏社会での生き残りを懸けた戦いに挑む男たちの生きざまを描いた犯罪ドラマ……らしい。韓国では大ヒットしたそうです。
※上映館/シネマスコーレ
○『ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅』(中国)109分
偶然一緒に住むことになった世代の違う者たちが反発し合いながらも打ち解けていくさまを描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
○『あんてるさんの花』(日本)?分
吉祥寺の居酒屋を舞台に、店主と常連客たちとの交流を描いたヒューマン・ストーリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
『TAICHI 太極 ゼロ』(中国)98分
「夏の中華大傑作映画まつり」の1本。アクション満載の娯楽映画っぽいです。
※上映館/シネマスコーレ
『劇場版 野王』(韓国)106分
韓国ドラマの劇場版。クォン・サンウも出てるみたい。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
ちょい時間がなくなってきたので、ここからは説明は省略。
『メキシカン・スーツケース』(スペイン/メキシコ)86分
※上映館/名古屋シネマテーク
『台湾アイデンティティー』(日本)102分
※上映館/名古屋シネマテーク
『ベニシアさんの四季の庭』(日本)?分
※上映館/名演小劇場
『椿姫ができるまで』(フランス)112分
※上映館/伏見ミリオン座
『劇場版 空の境界 未来福音』(日本)?分
※上映館/109シネマズ名古屋
『シネマ歌舞伎 ヤマトタケル』(日本)220分
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
<スクリーン・ビューティーズ vol.1 オードリー・ペプバーン>()分
『ティファニーで朝食を』『パリの恋人』『麗しのサブリナ』の3本。
※上映館/名演小劇場
イエローモンキーのドキュメンタリー『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』、名古屋では109シネマズ名古屋で9/28(土)1日のみ公開の予定でしたが、チケットが売り切れたので10/5から1週間上映されるそうです。
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今週観た映画は4本。月曜が休みだったので、1日に3本観ちゃいました。
●甘い鞭
今をときめく壇蜜の主演作です。偉いと思うのは、芸能界で売れっ子になったにもかかわらず、脱ぎ惜しみしないこと。この映画でも全裸を晒して濡れ場を演じまくっています。その点は立派。
ただ、映画としてはまったく面白くありません。とにかくもう冒頭からモノローグであれこれ説明しすぎ。まあ、物語の設定などを序盤で手っ取り早くナレーションで説明するというのはよくあることなんですが、この映画の場合、主人公の心理状態までモノローグで説明、というか解説してくれます。なんで? 壇蜜の演技力に問題がある、と制作陣は思ったのでしょうか。だとしても、ここまでモノローグが多いと、観る側は白けるばかりです。それに壇蜜の演技、そんなに悪くないし。
で、そのモノローグの声が壇蜜とは少し違う感じがしてたんですが、エンドロールを見ていてビックリ。何と喜多嶋舞の声だったんです。なんでだろ。壇蜜のスケジュールが詰まってたから?
●江ノ島プリズム
予備校生である主人公が何度も高校時代にタイムスリップして、死ぬ運命にある親友を救おうとする物語です。これが拾い物。他愛ないっちゃあ他愛ない話なんですが、脇キャラが充実しているし意外な展開も多いので楽しめます。主人公を演じるのは『あまちゃん』の種市こと福士蒼汰。爽やかだけどちょっと間が抜けてる、という役柄がよく似合ってました。オススメ。
●許されざる者
すごく見応える作品。渡辺謙、佐藤浩一、柄本明と日本を代表する俳優が続々と出てきて渾身の演技を見せてくれます。ただ、上手すぎるが故に「できすぎ」と感じてしまうのは、僕がひねくれ者だから? どちらかと言えばベテラン勢よりも柳楽優弥や忽那汐里、小池栄子、三浦貴大あたりの演技をもっと見たかった気もします。
それと、柄本明からの申し出をバッサリ断った渡辺謙が翻意するタイミング、ちょっと早すぎない? いや、どっちみちそれを請け負うことになるのは分かってる、というか、そうしなきゃ物語として成立しないわけだけど、もうちょっと引っ張った方がドラマに重みが増したようにも思います。
●エリジウム
SFではあるけど、現代の格差社会の実態が生々しく投影されているので、場面によってはものすごく生々しいです。もちろん日本に生きる僕らは世界全体の中では恵まれている立場にいるのでしょうが、いざという時にはバッサリ切り捨てられるような予感もするので、この映画で描かれる出来事が他人事だとは思えませんでした。実際問題、高度な医療行為を受けようと思ったら、半端じゃない大金が必要になるわけだし。
アクション映画としても見応えあります。ただ難点は……あ、ここからネタバレありです。えっとね、ジョディ・フォスターの役柄がちょっと中途半端に思えました。あれほどのスターなら最後にもうちょい見せ場があると期待するじゃん。なのに、その前に倒されちゃうわけです。『ウルヴァリン:SAMURAI』での真田広之と同じで「えっ、これで出番はオシマイ?」と、ちょっと拍子抜けしちゃいました。
とはいえ、最後の最後は、ちょっと泣かせます。自己犠牲の尊さをきっちり描いている、という点では日本人好みのラストなのではないでしょうか。
読み終えた本は3冊。すんません、時間がなくなったので感想は省略。
●映画館と観客の文化史/加藤幹郎
●ロマンスドール/タナダユキ
●どん底から這い上がったスターたち/金沢誠
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ラジオ情報を少々。坂崎幸之助と吉田拓郎の『オールナイトニッポンGOLD』は、いよいよ来週が最終回です。
http://www.allnightnippon.com/gold/mon/
1日(火)には、甲斐よしひろが名古屋に来てラジオ局を回るみたい。分かってる範囲ではFM-AICHIと、東海ラジオの『宮地佑紀生の聞いてみや~ち』に出ます。
FM-AICHI
http://fma.co.jp/pc/04guest/guest_info/index.html
東海ラジオ『宮地佑紀生の聞いてみや~ち』
http://www.tokairadio.co.jp/program/miyachi/
たぶん、どっちも生放送。宮地君の番組でゲストが出るのは14時台のはずなので、FM-AICHIにはお昼前頃かな? まあ、詳しいことは各自で確かめてください。我が家のラジオじゃ予約録音は一件しかできないので、FM-AICHIは諦めます。
しかしまあ、それより何より、明日で『あまちゃん』が終わっちゃうわけですね。さびしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。
そういえば、このブログじゃ『あまちゃん』については特に書いてなかったけど、掲示板では誰かさんと語りまくってます。おヒマな方は読んでみて。
http://bbs5.sekkaku.net/bbs/toppa.html