少年トッパ

<2023年9月29日・30日公開作> 『BAD LANDS バッド・ランズ』など

週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ!

『BAD LANDS バッド・ランズ』 <シネマトゥデイ>
原田眞人の新作。原作は黒川博行の『勁草』という小説で、特殊詐欺を生業とする姉弟が主人公のようです。主演は安藤サクラと山田涼介。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『コカイン・ベア』 <シネマトゥデイ>
コカインで凶暴化したクマに襲撃される人間たちの惨劇を描いたパニックホラーだそうです。すげー面白そう。監督は女優としても有名なエリザベス・バンクス。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ伏見ミリオン座イオンシネマ名古屋茶屋

『まなみ100%』 <シネマトゥデイ>
変わり者の青年と、彼が思いを寄せる女性との10年にわたる日々を綴った青春ドラマだそうです。主役ではないようですが、伊藤万理華が出演。
※上映館/センチュリーシネマイオンシネマ・ワンダー

『ルー、パリで生まれた猫』 <シネマトゥデイ>
少女と子猫の絆を描いたヒューマンドラマだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『Fair Play フェアプレー』 <シネマトゥデイ>
ネットフリックス作品。同じ会社で働く恋人同士の関係の変化を描いたサスペンスだそうです。見応えありそう。
※上映館/センチュリーシネマイオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ名古屋茶屋

『沈黙の艦隊』 <シネマトゥデイ>
かわぐちかいじの同名マンガの映画化。大沢たかお、玉木宏、上戸彩などが出演。監督は『ハケンアニメ!』吉野耕平。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『卍』 <シネマトゥデイ>
谷崎潤一郎の同名小説の映画化。監督は『行旅死亡人』『彼女について知ることのすべて』などの井土紀州。
上映館/シネマスコーレ

『僕と幽霊が家族になった件』 <シネマトゥデイ>
台湾製コメディー。今年一番の大ヒット作のようです。
※上映館/大須シネマ

『ハント』 <シネマトゥデイ>
韓国映画。ドラマ『イカゲーム』などのイ・ジョンジェの監督・主演作だそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ中川コロナシネマワールド

『GREEN GRASS~生まれかわる命~』 <シネマトゥデイ>
東日本大震災で命を落とした息子とその父親の二つの視点で描かれたヒューマンドラマだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『アイドルマスター ミリオンライブ! 第3幕』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ大高

『二十歳に還りたい。』 <シネマトゥデイ>
※上映館/109シネマズ名古屋中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

『ヒッチコックの映画術』 <シネマトゥデイ>
※上映館/伏見ミリオン座

『クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル トラヴェリン・バンド』 <シネマトゥデイ>
CCR、1970年のライブ映像だそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

●リバイバル&特集上映(一部のみ)

伏見ミリオン座ではゴダールの代表作『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』が上映されます。

シネマスコーレでは三浦春馬出演作『真夜中の五分前』を上映。10月には『恋空』を上映するようです。

名演小劇場大須シネマ三越映画劇場シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。刈谷日劇のサイトも要チェック。

TOHOシネマズが配給会社に圧力をかけた、ってことが話題になってますね。詳しいことはまだ公表されていないので、これから明かされていくのかな? このままウヤムヤで終わるのかな? 自分はもう会員じゃないんですが、ちょっと気になります。
そういえば、栄に新しいTOHOシネマズがオープンするのは2017年だっけ? その時には、また会員になりたいと思っておりますので、くれぐれも健全な経営をお願いします。

*     *     *

●観た映画

『熊は、いない』※観る価値あり
映画を制作することも国外に出ることもイラン政府によって禁じられているジャファル・パナヒ監督の新作。かつて自身を被写体としたドキュメンタリー作品に『これは映画ではない』をタイトルを付けて国外の映画祭に出品するという反骨精神と遊び心を持つ傑物です。
今回も、その反骨精神と遊び心は遺憾なく発揮されています。ついでに諧謔性というか、自虐のような描写も出てきます。劇中で監督は遠隔操作で新作映画を撮影しているのですが、それはドキュメンタリーに見せかけた再現ドラマなわけです。
つまり、この『熊は、いない』という映画自体、どこまでが本当の出来事で、どこからが作り事なのか、どうにも捉えづらいわけです。生真面目に映画を観ていたら急に「これは冗談ですよー」と言われるような気分。観客を翻弄させるタイプの映画です。
<以下ネタバレ>というわけで、まんまと監督の術中にハマって戸惑いながらストーリーを追っていたら、あまりに痛ましい悲劇で幕を閉じました。痛ましすぎて言葉を失いますが、これこそがイランの現実なのだ、ということでしょう。重い余韻が残りました。

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ロックと家族の絆』※観る価値あり
鮎川さん、いい人! これに尽きます。家族など身内に対して思いやりがあるだけでなく、甲本ヒロトみたいに当時まだ初対面だったファンにまですさまじくフレンドリーに接してきたというエピソードには感動しました。
シーナ&ロケッツ結成のいきさつも、あまり知らなかったので驚きました。鮎川誠&シーナさんは、双子の娘をシーナの両親に預けて上京したんですね。家族の協力あってこそのサクセスストーリー。当時はまだロック=退廃的・破滅的というイメージがあったはずですが、とことん健全な道程で成功を手にしたわけです。それでいて音楽自体には良い意味での不良っぽさ、ヤンチャな味があって、何ともカッコいいのだから見事なものです。

●読んだ本

『筒美京平 大ヒットメーカーの秘密』近田春夫
『エレクトリック』千葉雅也
『カモフラージュ』松井玲奈
『僕とジャニーズ』本橋信宏

●お気に入りor気になるMUSIC

蒼山幸子『Esper』
TOMOO『TWO MOON』

*     *     *

『パリピ孔明』、始まりましたね。アニメ版が面白かったので楽しみにしてました。
孔明が向井理、英子が上白石萌歌というキャスティングは、かなり原作のイメージに合っていると思います。ストーリー展開は当然ながらアニメと(もちろん原作とも)ほぼ同じ。まあ、アニメよりも少々強引さは感じられましたが、悪くない出だしだと思います。
難点は音楽。上白石萌歌が歌うのが『タイム・トラベル』と『真夜中のドア』という、今の時代から振り返ると「シティポップの名曲」というジャンルの曲であることはともかく、オケというかサウンドというか音響というか、歌声を含めた「音」がショボすぎるように感じました。
自分のパソコンのスピーカーの問題もあるだろうけど、もうちょっと2020年代のサウンドってのを意識してほしかったと思います。そういう点では、選曲も含めてアニメ版の方が断然上。アニメ版を未見の方は、ぜひ『チキチキバンバン』『気分上々』を聴いてみて。
ちょっと苦言を呈しましたが、まだ1回目なので、これから音楽面も良くなっていくかも。期待しています。

『らんまん』、終わりましたね。最終週の1回目に宮崎あおいが登場した時は「キターーーーッ」と感激しました。
牧野富太郎の生涯を描いた朝井まかての小説『ボタニカ』を数年前に読んでいたので、『らんまん』が始まる前は少々不安でした。だって、最初の妻との諸々のいきさつを描いたら、どう考えても視聴者の共感は得られないもんね。
しかし、ドラマの方では主人公の結婚は1回きりで、しかも徹底的な愛妻家として描かれていました。まあ、完全に事実とは異なるわけだけど、朝に見るドラマとしては、こっちの方が大正解でしたね。浜辺美波の素晴らしいルックスと演技力によって、夢見るような時間を過ごすことができました。もちろん、神木隆之介も期待通りの好演。このコンビが新しい映画『ゴジラ-1.0』でも大活躍するらしいので、楽しみにしています。
それにしても浜辺美波、仮面ライダー→朝ドラ→ゴジラという流れはスゴすぎ。国民的女優と呼ぶべき存在になったんじゃないでしょうか。

ジャニーズ問題、いろいろと報じられていますね。中には早々と「紅白にジャニーズはゼロ」と書いているメディアもありますが、どうなるんでしょ。身勝手な意見を言えば、Snow Manだけには出てほしいと思っております。

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