＜09年5月29・30日公開作＞

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり……ですが、今回はゼロ。とりあえず優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

『18倫』65分
　同名マンガの映画化。お嬢様女子高生がAV制作現場のADとなって……というコメディのようです。面白そう。監督は『ホームレスが中学生』『デコトラギャル奈美』などで注目された城定秀夫。シネマスコーレにて。初日には主演の田代さやかの舞台挨拶あり。

『スター・トレック』（米）126分
　あの人気シリーズを、キャストを一新して再映画化。監督は『M:I:III』のJ・J・エイブラムス。このシリーズには全然ハマらなかったけど、リニューアル第1弾ってことなら観ておこうかな。

『路上のソリスト』（米）117分
　路上暮らしの元音楽家とコラムニストとの交流を描く深遠なヒューマン・ドラマ……らしい。主演はジェイミー・フォックスとロバート・ダウニー・ジュニア。実話の映画化だそうです。監督は『つぐない』のジョー・ライト。名演小劇場にて。

『ラスト・ブラッド』（香・仏）91分・R-15
　人類滅亡を目論む凶悪な種族に16歳の女子高生が立ち向かう、という大仰な設定のようです。主演は『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のチョン・ジヒョンで、小雪も出演。さらに、倉田保昭も！　ってことで、アクション映画好き必見っぽいですが、トホホ映画っぽい匂いもします。

『いとしい人』（米）100分
　39歳の小学校教師を主人公に、結婚、離婚、妊娠といった人生における様々な問題を見つめるヒューマン・ドラマ……らしい。ベテラン女優、ヘレン・ハントの初監督作にして主演作。コリン・ファース、ベット・ミドラー、マシュー・ブロデリックと共演陣も芸達者揃いですね。予告編の印象ではかなり面白そう。伏見ミリオン座にて。

『お買いもの中毒な私！』（米）105分
　夢をあきらめず前向きに生きるヒロインの姿を描くサクセス・ストーリー……らしい。ベストセラー小説の映画化だそうです。予告編の印象では『キューティー・ブロンド』みたいな雰囲気で、なかなか面白そう。

『ROOKIES　卒業』137分
　青春ドラマの映画化。一度も見たことないけど、かなり人気あるみたいですね。男同士の熱い友情が描かれているようです。予告編では佐藤隆太が何やら怒鳴っているわけですが、4回目ぐらいでやっとこさ聞き取れました。まあ、滑舌よく怒鳴るってのも難しいでしょうが。

『キング・コーン　世界を作る魔法の一粒』（米）90分
　トウモロコシを題材にしたドキュメンタリーらしいです。「現代の食文化にまつわる驚愕の事実を知ることに」と紹介されているけど、どんな事実なんだろ。気になります。名古屋シネマテークにて。

『色彩の記憶』70分
　色彩を生み出す伝統工芸の匠たちの技や心に迫ったアート・ドキュメンタリー……らしい。監督は『世界はときどき美しい』の御法川修。シネマスコーレにて。『世界はときどき美しい』も併せて上映されます。

『テケテケ』70分
　「下半身のない不気味な女性が人の足を奪う」という都市伝説を原案にしたサスペンス・ホラー……らしい。とにかく怖そう、そして悪趣味っぽいです。なので、そういうのが好きな方には、たまらんかも。シネマスコーレにて。

　キノシタホールでは『プライド』『カフーを待ちわびて』を上映。『プライド』は一条ゆかり原作、金子修介監督、そしてステファニー＆満島ひかり主演の愛憎劇です。トンデモ映画ではあるんだけど、見応えたっぷり。『愛のむきだし』で満島ひかりに惹かれた方は観ておくべし！

＜ロシアの本箱＞
　ロシア映画の名作、文芸大作、SF作品、珍作などを特集上映。『惑星ソラリス』『ストーカー』『貴族の巣』『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟・完全版』『ワーニャ伯父さん』『小犬を連れた貴婦人』『リア王』『フルスタリョフ、車を！』『不思議惑星キン・ザ・ザ』『変身』という11本です。うーん、3本しか観てないや。名古屋シネマテークにて。

＜第一回夢人塔映画祭＞（PDF）
　マニアックな映画を集めた特集上映。SF、ファンタジー、ホラー好きは要注目。29日（金）～31日（日)の3日間、シネマスコーレにて。

　えー、『チョコレート・ファイター』を観ました。前評判通り、アクションがスゴいです。カンフー映画が好きな方は必見。というか、そういう方はすでに観てるでしょうね。ただ、この映画、設定を知らずに観たので、いろいろとビックリしちゃいました。その件に関しては、また改めて書く……かも。