少年トッパ

<2022年8月19日・20日公開作>

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! 今週は☆マーク(絶対に観たい!)はありません。

『バイオレンスアクション』<シネマトゥデイ>
橋本環奈主演作。アルバイトで殺し屋をやってる、という設定のようです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『サバカン SABAKAN』<シネマトゥデイ>
1980年代の長崎が舞台の友情ドラマのようです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ハウ』<シネマトゥデイ>
気弱な青年と保護犬との絆を描いたヒューマンドラマだそうです。監督は犬童一心で、主演は田中圭。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『凪の島』<シネマトゥデイ>
人気子役、新津ちせの主演作。少女の心の成長を描いた家族ドラマだそうです。監督は長澤雅彦。加藤ローサも出演!
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』<シネマトゥデイ>
1986年に公開された『ロッキー4/炎の友情』を、42分の未公開映像などを追加して再構築したそうです。ってことは、半分ぐらいはカットしたわけ?
※上映館/伏見ミリオン座

『セイント・フランシス』<シネマトゥデイ>
冴えない日々を送る30代女性が子守りのの仕事に就いて……という展開のようです。
※上映館/センチュリーシネマ

『Blue Island 憂鬱之島』<シネマトゥデイ>
文化大革命、香港六七暴動、天安門事件、雨傘運動などを経てきた香港をドキュメンタリーとフィクションを交えながら描いているそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『あなたと過ごした日に』<シネマトゥデイ>
公衆衛生の専門家、エクトル・アバド・ゴメス博士の半生を描いたヒューマンドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『遠くへ,もっと遠くへ』<シネマトゥデイ>
いまおかしんじ監督作。
※上映館/名古屋シネマテーク

○『パトニー・スウォープ』<シネマトゥデイ>
1969年の作品。ロバート・ダウニー・Jrの父、ロバート・ダウニーの監督作。
※上映館/センチュリーシネマ

『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』<シネマトゥデイ>
京都アニメーション作品の劇場版。高校の弓道部が舞台だそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ大高

『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』<シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ウラギリ』<シネマトゥデイ>
※上映館/センチュリーシネマ

●ドキュメンタリー

『ももいろクローバーZ ~アイドルの向こう側~〈特別上映版〉』<シネマトゥデイ>
※上映館/109シネマズ名古屋伏見ミリオン座

『掘る女 縄文人の落とし物』<シネマトゥデイ>
※上映館/名演小劇場

『ガザ 素顔の日常』シネマトゥデイ>

『パレスチナのピアニスト』<シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

●特集上映

<夏のホラー秘宝まつり2022>
※上映館/シネマスコーレ

<おはよう!時代劇>
オリジナル時代劇を半年間にわたって1週ずつ上映するそうです。1作目は『鬼平外伝 最終章 四度目の女房』。
※上映館/イオンシネマ名古屋茶屋

名古屋シネマテークではテリー・ギリアム監督の『ジャバーウォッキー』がリバイバル公開されます。

大須シネマシアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。

*     *     *     *     *

●観た映画

『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』※まずまずオススメ
美男美女が出てくるメロドラマがつくづく自分は好きなんだなぁ、と実感する今日この頃。今やってるドラマだと中島裕翔&吉川愛の『純愛ディソナンス』は相変わらず大いに楽しんでますし、玉森裕太&中村アンの『NICE FLIGHT!』も大のお気に入りです(特に中村アンが素晴らしい!)。
あ、さっきメロドラマと書いたけど、ここでは狭義の意味でのメロドラマという意味合いで使ってます。成人男女による恋愛を描いたドラマ、というようなニュアンスね。本来のメロドラマというのは、もっと広い意味を持っていて……なんて話は、まあ、いいか。
で、この『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』も、まさしく美男美女が登場するメロドラマ。出会った直後に男が女にプロポーズすると、それを女が即座に受け入れる、という序盤の展開は最高に素敵です。胸がキュンキュンしました。
もちろん、そういう甘~い状態が長く続くわけはありません。素晴らしく魅惑的であると同時に奔放で気ままな質である妻に男は振り回され、嫉妬心や猜疑心に苦しめられることになります。まあ、あるある話ではありますね。妻を演じるレア・セドゥが実際に素晴らしく美しいので、ものすごく説得力がありました。
それだけに、終盤の展開は少々残念。あ、ここからはネタバレです。結局、妻は夫の株券を盗み出して他の男と一緒に逃げようとするわけですよ。おそらく原作通りだとは思うのですが、うーん、これだけと妻がすごく俗物のように感じられちゃうじゃん。あくまで個人的な意見ですが、最後まで謎めいた存在のままでいてほしかったと身勝手なことを思ったりしました。

『TANG タング』
うーん、これはダメ。二宮和也をはじめ役者陣はそれぞれ健闘しているんだけど、いかんせん展開が雑すぎるし、スリリングであるはずのシーンでも緊迫感は皆無。ゆるすぎ、ぬるすぎ。
特にヒドいのは……あ、以下ネタバレです。えっと、コードをどちらのプラグに差し込むべきか、という場面があって、そこで主人公は勇気を出して片方を選び、えいやっと差し込むわけです。すると、それが大正解。見事にタングが回復する、という流れになるわけですが、いやいや、それは完全にヤマカンでしょ? その時、すぐに近くに悪い科学者(演じるのは武田鉄矢)がいたわけだから、問い質せばいいじゃん。もしくは、ヒントになるものを探すとか。
この映画、とにかくほとんどの行動が行き当たりばったり。二宮君が演じているから主人公はそれなりに魅力的に見えるものの、単なる優柔不断野郎じゃん。いや、人のことは言えないけどね。
終盤で驚いたのは、家を出ていくと宣言していた奥さんが、二宮君&タングが慌てて戻ってきた時、まだ出ていく準備をしている最中だったこと。そ、それはあまりに都合が良すぎない?
他にもツッコミを入れたいところは多すぎるけど、そう思うのは僕だけじゃないはず。「ツッコミOK上映」みたいなイベントを開催すれば大いに盛り上がるんじゃないでしょうか。

『キングメーカー 大統領を作った男』※オススメ
やっぱり韓国の社会派作品は面白い! タイトルから分かる通り、大統領を目指す政治家の参謀を描いた作品です。典型的な理想主義者である政治家を当選させるため、彼は様々な手段を用いて得票数を伸ばそうとします。その手口は思いっきり卑怯だったりするわけですが、それでも作戦は功を奏し、政治家はどんどん支持層を拡げていきます。しかし、そうした存在を既得権益者たちが黙って見ているはずはなく……という展開。
以下、少々ネタバレ。この映画、社会派ドラマとしても見応え充分なんですが、一人の男の切ない片想いを描いたドラマ、という側面もあります。参謀となる主人公は別に同性愛者というわけではないのですが、高らかに理想主義を掲げる政治家を献身的に支え、時には憎まれ口を叩きながらも、彼に認められよう、褒められようと必死に頑張っているわけです。何とも健気。終盤、老いた二人が久しぶりに顔を合わせる場面は、ちょっとBLモノっぽい味わいがありました。

●読んだ本

『N/A』年森瑛
『BUTTER』柚木麻子

●最近のオススメ&注目MUSIC

『Breath』中野ミホ

『瞳へ落ちるよレコード』あいみょん

『Road to 老後 CM王への道』カーリングシトーンズ

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4回目のワクチン接種、来週月曜に行ってきます。無事に済みますように!
他にも何か書きたいことがあったはずですが、ちょっと失念しちゃいました。何だったっけ? 思い出したら追記するかも。

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