＜11年2月4・5日公開作＞ 『海炭市叙景』など

　週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　「☆＝絶対に観る！」「◎＝できれば観たい！」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。まあ、どっちみち最近は仕事の関係で時間の融通が利かなくなり、ほとんど観られそうにないですが。あ、でも『海炭市叙景』は何が何でも観ます。もう前売券を買ってあるし。

☆『海炭市叙景』（日本）152分
　函館市をモデルにした「海炭市」を舞台に、懸命に生きる人々の姿をリアルに捉えた人間ドラマ……らしい。監督は『青春☆金属バット』や『ノン子36歳（家事手伝い）』などの熊切和嘉。加瀬亮、谷村美月、竹原ピストルなどが出演。
※上映館／名古屋シネマテーク

◎『ウォール・ストリート』（アメリカ）122分
　オリバー・ストーン監督＆マイケル・ダグラス主演の『ウォール街』の、なんと23年越しの続編。今回の主演はシャイア・ラブーフ。『ウォール街』、確実に観ているはずなんですが、もちろん内容は忘却の彼方……ああ。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

◎『ワラライフ!!』（日本）94分
　『ニセ札』に続く木村祐一の監督第2作目。結婚を機に二人暮らしを始めようとした青年とその家族の物語……らしいです。主演は「しずる」の村上純。他に香椎由宇、田畑智子、吉川晃司など、なかなか魅力的なキャスティングですね。『ニセ札』はイマイチだったけど今度は面白いかも。
※上映館／109シネマズ名古屋

◎『エリックを探して』（イギリス・フランス・イタリア・ベルギー・スペイン）117分
　イギリスの名匠、ケン・ローチ監督の新作。郵便局員が人気サッカー選手と出会い、人生の指南を受けながら様々なトラブルに立ち向かう姿を描くコメディ……らしいです。サッカー界のカリスマ、エリック・カントナ（って、すんませんが知りませんでした）も出演。なかなか面白そう。
※上映館／ゴールド劇場

◎『ウッドストックがやってくる！』（アメリカ）121分
　1969年に行われた伝説の音楽フェスティバル、ウッドストックの開催秘話をベースにした青春ストーリー……らしい。監督はアン・リー。コメディ色が強いみたいで、予告編の印象ではなかなか面白そう。
※上映館／伏見ミリオン座

◎『毎日かあさん』（日本）114分
　またもや西原理恵子作品の映画化。今回、なんと小泉今日子と永瀬正敏が夫婦役だそうです。監督は『かぞくのひけつ』の小林聖太郎。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

◎『ジーン・ワルツ』（日本）111分
　『チーム・バチスタの栄光』などと同じく、海堂尊の医療小説の映画化。崩壊しつつある産科医療に潜む闇に迫る女医を菅野美穂が演じているそうです。他に田辺誠一、大森南朋など。監督は『NANA』や『ラフ』の大谷健太郎。
※上映館／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ザ・タウン』（アメリカ）123分
　全米で最も強盗の件数が多い街を舞台に、銀行強盗を重ねる男の宿命と愛を描く犯罪スリラー……らしい。監督＆主演はベン・アフレック。かなり評判が良いみたいなので、ちょい気になります。
※上映館／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦！ パンドラの箱の秘密』（日本）89分
　人気シリーズ（と言いながら実は観たことナシ）の劇場版第3弾。今回は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』での好演も記憶に新しい（というか先週末に観たばっかり）大政絢が出てるので、ちょい気になります。
※上映館／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ティーンエイジ・パパラッチ』（アメリカ）95分
　セレブをつけ回す13歳のパパラッチ少年の心の成長を描いたドキュメンタリー……らしい。予告編の印象では面白そう。
※上映館／伏見ミリオン座

『リセット』（アメリカ）91分
　世界中で起きた大停電を機に人々が忽然と闇に消えていく中、生き残った4名の男女が自らの消失を必死に食い止めようとする姿を描く心理サスペンス……らしい。
※上映館／中川コロナシネマワールド

『ヤコブへの手紙』（フィンランド）75分
　盲目の牧師、身寄りのない元服役囚、郵便配達人が手紙を巡って交流するさまを描いた人間ドラマ……らしい。フィンランド・アカデミー賞で作品賞、監督賞など4部門に輝いたそうです。
※上映館／名演小劇場

『沈黙の復讐』（アメリカ）96分
　スティーヴン・セガール主演作。復讐に燃えた男が一人で巨大な悪に立ち向かう……って、いつも同じような話のような気が……。
※上映館／中川コロナシネマワールド

『ライトノベルの楽しい書き方』（日本）80分
　人気ライトノベル作家の正体が学園一の最強美少女という事実を知った主人公が、スランプ気味の彼女のために一肌脱ぐハメになる……というラブコメディだそうです。名古屋市内では公開されず、安城と春日井のコロナにて。

『May'n THE MOVIE -Phonic Nation- 3D』（日本）95分
　人気アニメ『マクロス FRONTIER』のシェリル・ノームの歌を担当してブレイクし、初の日本武道館ライブではチケットが即日完売した女性シンガー、May'nのドキュメンタリー。以上、完璧にコピペです。
※上映館／イオンシネマ・ワンダー

『天皇の世紀』
　１９７１年に作られた全13話のTVドラマを映画館で上映。幕末から明治維新までの動乱の時代を鮮やかに描いた作品、とのことです。原作は大佛次郎、監督は山本薩夫、今井正、蔵原惟繕、三隅研次、篠田正浩、佐藤純彌、吉村公三郎という錚々たる顔ぶれ。
※上映館／シネマスコーレ

『ポンヌフの恋人』（フランス）125分
　ご存知（だよね？）、レオス・カラックス監督の代表作。
『髪結いの亭主』（フランス）82分
　こちらはパトリス・ルコント監督の代表作。ジャン・ロシュフォール演じる主人公が床屋でヘンテコな踊りを延々と披露するシーンが印象に残ってます。
　この2本、いわゆるミニシアター全盛期の作品ですよね。それが、東京でミニシアターが壊滅へと向かいつつある今の時期に公開されるってのは、なんとも皮肉っぽい出来事のような気がします。
※上映館／シネマスコーレ

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　スターキャット会員の方にビッグニュース。かねてから「3月から会員特典が変わる」と聞かされていて内心ビクビクしてたんですが、その全容（ってのは大げさ？）が明らかにされました。
http://www.eigaya.com/member/index.html

　年会費5000円を払えば、あとはいつでも入場料金1000円！　毎月1本はスターキャットで映画を観る方なら確実におトクなわけですね。これは喜ばしいことじゃないでしょうか。

　コロナでは「コロナッチョカード」サービスが終了し、3月から新しいポイントサービスが始まるそうです。
http://www.korona.co.jp/WhatsNew/Detail.asp?Seq=779

　ただ、中川コロナに関しては、さほど大きな変更はないようですね。サービスデーとかも従来とほぼ同じみたい。
http://www.korona.co.jp/WhatsNew/Detail.asp?Seq=783

　あと、「金洋日キャンペーン」ってのが始まりましたが……どうなんだろ。効果あるんかな？
http://kinyobi.eiga.com/

　最近、映画好き仲間と話していて「109の200円OFFクーポンがなくなった」という話題が出ました。確かに、10月か11月のリーフレットから、クーポン券がなくなっちゃいましたね。なんででしょ。
　ちなみに、109シネマズでは、JAFの会員証を持っていけば300円引きになります。これ、意外と知られてないみたいで、年に100本以上も映画を観てる豊田市のK氏や海津市のT氏もご存知ありませんでした。JAF会員のみなさん、109へ行く時は会員証をお忘れなく！　ちょっとでもお金を節約すべし！

　えー、先週末に『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』と『白夜行』を観たんですが、感想を書く時間がなくなっちまいました。この2本、どちらも「幼い頃の凄惨な体験によって人格が歪んだ女」を男が守る、という構造の物語ですね。ある意味、男のロマンのような気もしました。あと、どちらもヒロインがキレイですね（前者が大政絢、後者が堀北真希）。って、乱暴なまとめ方で失敬。時間がないので、これにてアップ。