☆『ナイトメア・アリー』 <シネマトゥデイ>
ギレルモ・デル・トロの新作。もうすぐ発表されるアカデミー賞の作品賞候補になっています。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『ベルファスト』 <シネマトゥデイ>
ケネス・ブラナーの新作。半自伝的な内容だそうです。こちらもアカデミー賞の作品賞候補になっています。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/伏見ミリオン座/中川コロナシネマワールド
◎『ポゼッサー』 <シネマトゥデイ>
「遠隔殺人システム」を描いたSFだそうです。監督はブランドン・クローネンバーグ。デヴィッド・クローネンバーグの息子です。題材の選択がすごく似通っている気がします。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『映画 おそ松さん』 <シネマトゥデイ>
アニメ『おそ松さん』を、まさかの実写化。しかも演じるのがSnow Man! どんな出来になってるのか気になります。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『ヴォイジャー』 <シネマトゥデイ>
若者たちが惑星移住ミッションに挑むさまを描いたSFだそうです。
※上映館/名演小劇場/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『アンビュランス』 <シネマトゥデイ>
マイケル・ベイの新作。いかにも、という感じのド派手なアクション映画のようです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
○『オートクチュール』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
○『ツーアウトフルベース』 <シネマトゥデイ>
※上映館/109シネマズ名古屋
○『GLIDE』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ
○『ペルセポネーの泪』 <シネマトゥデイ>
長野が舞台の、いわゆる地域PR映画のようです。主演は渡部秀と剛力彩芽。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/センチュリーシネマ
『映画 きかんしゃトーマス オールスター☆パレード』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
●ドキュメンタリー
◎『牛久』 <シネマトゥデイ>
茨城県牛久市にある入国管理センターを題材にしたドキュメンタリーだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』 <シネマトゥデイ>
話題作『ぼけますから、よろしくお願いします。』の続編。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/伏見ミリオン座
『銀鏡 SHIROMI』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名演小劇場
●特集上映
<ルイス・ブニュエル監督特集 男と女>
※上映館/名古屋シネマテーク
<奇想天外!ジョン・ウォーターズ・ワールド>
※上映館/名古屋シネマテーク
<ペルー映画祭>
※上映館/名古屋シネマテーク
大須シネマでは28日(月)よりデヴィッド・クローネンバーグの『スキャナーズ』『ザ・ブルード 怒りのメタファー』『ファイヤーボール』が上映されます。シネマテークで息子の映画を観てから臨むのも一興かも。
* * * * *
●観た映画
『猫は逃げた』※オススメ
『愛なのに』に続く城定&今泉コラボの2作目。いやぁ、今回も面白いです。離婚しようとしている夫婦とそれぞれの恋人という4人が繰り広げる悲喜劇なんですが、深刻になりすぎず、かといって能天気なわけでもなく、悩みを抱えながら仕事や日々の雑事をこなしていくさまが淡々と描かれます。キャストは全員好演。中でも手島実優は素晴らしく魅力的でした。
圧巻は終盤、4人が部屋の中で一堂に会する場面。いわゆる修羅場です。容赦ない罵声も発せられるわけですが、みんながそれぞれ後ろ暗いところがあるので、すぐに弱気になったりもします。このあたりのやり取りは、もう本当に愉快。今泉監督、会話劇の名手ですわ。
<ネタバレ&野暮なツッコミ>ラストは僕が好きな「メインキャラ全員がハッピーになってオシマイ」というパターン。それは大いに結構なんですが、4人引き取る子猫たち、ちょっと幼すぎない? 母猫から引き離すのは、もう少し経ってからの方が良いような気がしました。
ちなみに『愛なのに』と『猫は逃げた』は4月1日から一部のイオンシネマ(名古屋市内だとワンダーと名古屋茶屋)でも上映されるようです。2本続けて観るチャンスですね。
『ガンパウダー・ミルクシェイク』※アクション映画好きにはオススメ
女性ばかりの殺し屋集団が悪い男どもを次々とぶっ殺していく映画です。それ以上でも以下でもないので、そういうのが好きな方にはオススメ。
●読んだ本
『「させていただく」の使い方 日本語と敬語のゆくえ』椎名美智
ここ数年やたらとみんなが使うようになった「させていただく」をめぐる考察の第2弾。前作はほぼ論文仕様でしたが、今回は一般人にも割と分かりやすい書き方になっています。
特に印象に残った部分を引用させていただきます。
つまり、「させていただく」は「私ってちゃんと人と丁寧に話すことのできる人間でしょ」というポーズを示す自己愛的な敬語で、敬語のナルシシズム現象なのかもしれません。(205p)
相手がどんな人間かわからないから、失礼のないように無難な物言いにしておこうという気持ちから「させていただく」を使って安心・安全な距離をとっているわけです。(208p)
現代日本語の敬語が行き着く先にあるのは、敬語が他者へ向かない敬語、他者を必要としない敬語かもしれません。(212p)
『EPICソニーとその時代』スージー鈴木
80年代初頭から90年代前半にかけて一世を風靡したEPICソニーをめぐる考察。佐野元春を筆頭に、大沢誉志幸、岡村靖幸、THE MODS、シャネルズ、大江千里、TM NETWORK、BARBEE BOYS、小比類巻かほる、LOOK、真心ブラザーズ、一風堂、遊佐未森、BO GUMBOS、ドリームズ・カム・トゥルーなどについて書かれています。このうち約7割は、レコード盤もしくはCDを買ったり借りたりして聴いておりました。
読み応えがある論評が続きますが、エレファントカシマシには少ししか言及していないしザ・ストリート・スライダースや詩人の血は名前さえ出てこないので、人によっては不満を感じるかも。
それにしても、今から思うとコピーコントロールCDってのは愚挙以外の何物でもなかったですよね、ホントに。
●最近のオススメMUSIC
藤井風『LOVE ALL SERVE ALL』
中村佳穂『NIA』
Cocco『プロム』
強力な新譜が続々とリリースされています。昨年の紅白で圧倒的な存在感を示した藤井風と中村佳穂のアルバムが同じ日に出るってのは単なる偶然? それにしても中村佳穂の音楽は自由すぎ!
Coccoの歌にはますます凄味が増した気がしました。すんません、どれもまだ1回か2回しか聴いていないので大した感想は言えません。
●要チェックなTV番組
NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」甲斐よしひろ×中井貴一
3月26日(土) 22:00~23:00
https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/
甲斐さんはソロ活動のベスト盤、中井貴一は映画『大河への道』と、それぞれのプロモーションを兼ねての出演でしょうが……って野暮なことを言っちゃアカンですね。まあ、どっちみちテレビが壊れたままなので自分は見られません。とほほ。
甲斐さんといえば、『レッドスター』のライブ映像がYouTubeにアップされています。バックには土屋公平や佐藤英二の姿も! いつの映像だろ。分かる方がいれば教えてくださいませ。
https://youtu.be/lwxGKtAgG3s
* * * * *
青山真治が亡くなったというニュースに驚きました。享年57。失礼ながら自分よりも年長だと思っておりました。
https://www.cinematoday.jp/news/N0129316
https://natalie.mu/eiga/news/471179
宮崎あおい主演の『EUREKA ユリイカ』、菅田将暉主演の『共喰い』など、印象に残っている作品はたくさんあります。正直言って好きになれない作品もありましたが、こういう作家性の強い監督には長く活躍してほしかった!
アカデミー賞、いよいよ来週の月曜に発表されますね。目利きの方々の予想では『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が本命のようですが、ネットフリックス作品であることが少々ネックになるという意見もありますね。どうなるでしょうか。
監督賞はジェーン・カンピオン、主演男優賞はウィル・スミスが確実という予想もよく見ますが、果たして当たるのでしょうか。『ドライブ・マイ・カー』の国際長編映画賞もほぼ確実だと言われていますね。ぜひとも選ばれてほしいもんです。
ロシアの暴虐が続く中、北朝鮮が高性能ミサイルの発射実験を行ったというニュース。世の中がますます前近代へと逆戻りしている気がします。
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