☆『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲（ラプソディ）』（ハンガリー/ドイツ/スウェーデン）119分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
犬たちの反乱を描いたサスペンスのようです。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ作品。面白そう。
※上映館／名演小劇場
☆『愛を語れば変態ですか』（日本）73分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
演劇界の鬼才と呼ばれる福原充則の映画初監督作、だそうです。主演は黒川芽以。とにかくもうタイトルが秀逸。観たくてたまりません。
※上映館／シネマスコーレ
◎『通学シリーズ 通学途中』（日本）80分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
小説投稿コミュニティから誕生した「通学シリーズ」映画化第2弾。ヒロインが森川葵なので、観たくてたまりません。
※上映館／109シネマズ名古屋
◎『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。 劇場版 前編 入る？』（日本）71分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
◎『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。 劇場版 後編 出る！』（日本）61分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ある女子中学校のトイレを舞台に、そこで繰り広げられる生徒たちの人間模様を清掃員の視点を通じて描いた異色ガールズドラマ……らしい。監督は『凶悪』などの白石和彌。
※上映館／シネマスコーレ
◎『バードピープル』（フランス）128分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
パリのシャルル・ド・ゴール空港に隣接するホテルに集う人々を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館／名古屋シネマテーク
○『グリーン・インフェルノ』（アメリカ/チリ）101分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
「食人族」をモチーフにしたホラーだそうです。監督は『ホステル』シリーズなどのイーライ・ロス。映画秘宝読者必見っぽい作品です。
※上映館／ピカデリー
○『黄金のアデーレ 名画の帰還』（アメリカ/イギリス）109分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
クリムトの名画にまつわる実話を基にした人間ドラマだそうです。主演はヘレン・ミレンで、監督は秀作『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティス。面白そう。
※上映館／伏見ミリオン座／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『かぐらめ』（日本）112分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
山梨県を舞台に、日本の伝統芸能「獅子神楽」の舞い手である父とその娘の葛藤や愛情を描いたヒューマンドラマ……らしい。主演は武田梨奈。
※上映館／シネマスコーレ
○『コンテンダー』（アメリカ）90分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ニコラス・ケイジ主演作。セックス・スキャンダルで失脚した政治家を待ち受けるさらなる陰謀を描いたサスペンス……らしい。
※上映館／中川コロナシネマワールド
○『ハッピーエンドの選び方』（イスラエル）93分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
発明好きの老人と周囲の人々との絆を描いたヒューマンドラマ……らしい。
※上映館／伏見ミリオン座
『劇場版 びったれ!!!』（日本）99分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
人気マンガが原作のTVドラマの劇場版。極道だった司法書士が庶民を助けるべく奮闘、という内容のようです。主演は田中圭。
※上映館／ピカデリー
『技術者たち』（韓国）116分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
犯罪プロ集団の壮大な強奪計画の行方を描いたサスペンス……らしい。
※上映館／イオンシネマ名古屋茶屋
『クロスロード』（日本）103分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ボランティアに懐疑的な青年が青年海外協力隊に入ったことで成長するさまを描いた人間ドラマ……らしい。主演はEXILEの黒木啓司。すんません、まったく顔が分かりません。
※上映館／中川コロナシネマワールド
『二十歳（はたち）』（韓国）116分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
2PMのジュノの主演作。すんません、こちらもまったく分かりません。強い絆で結ばれた3人の友情を描いた青春ドラマだそうです。
※上映館／センチュリーシネマ
『亜人 -衝動-』（日本）105分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
不死の新人種となった高校生のサバイバルを描いたマンガの映画化。3部作になるそうです。
※上映館／109シネマズ名古屋／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『たまゆら～卒業写真～第3部 憧』（日本）52分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ
●ドキュメンタリー
◎『みんなのための資本論』（アメリカン）85分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
経済学者のロバート・ライシュが資本主義の大転換のための処方箋を説くさまを捉えたドキュメンタリー……らしい。
※上映館／名古屋シネマテーク
今日から3日間、『007 スペクター』の先行上映がありますね。僕も行きたかったけど、ちょっと無理そうです。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
＜観た映画＞
●首相官邸の前で
●Re：LIFE～リライフ～
●エベレスト3D
●コードネーム U.N.C.L.E.
●リトルプリンス 星の王子さまと私
●恋人たち
今週もアレコレ観ました。
イチオシは『恋人たち』。大傑作『ぐるりのこと。』の橋口亮輔監督により7年ぶりの長編、ということで期待値は高かったわけですが、その期待を裏切らない濃密な群像劇でした。
主軸となるのは、ある悲劇に見舞われて精神的にズタズタになった青年、夫と姑との平凡な暮らしの中で窮屈さを感じている主婦、順風満帆な日々を送っているかのように見えるエリート弁護士。それぞれが抱える深刻な事情や不埒な思惑、切実な願いが明らかにされていくにつれ、観ている側はいたたまれない気分になったり、やるせない想いを抱いたりします。
とはいえ深刻なだけでなく、ユーモア感覚も抜群。思わず笑ってしまうような描写が要所要所で出てきます。そのバランス加減は見事の一言。悲劇と喜劇が紙一重であると改めて思わせてくれました。力作中の力作。
軽～い映画を楽しみたい向きには『コードネーム U.N.C.L.E.』がオススメ。007シリーズがシリアスな方向へ進んでいるのとは正反対に、お洒落でキザで女たらしのスパイが大活躍する話です。ホントに存在したら鼻持ちならねえ野郎なわけですが、だからこそ面白いんです。相方やヒロインとの掛け合いも楽しいし、見どころ満載。
『Re：LIFE～リライフ～』も楽しい映画でした。ヒュー・グラント（『コードネーム U.N.C.L.E.』にも出てました）演じる落ちぶれた脚本家が小銭稼ぎのために大学の講師になる、というのが話の発端。最初はやる気ゼロだったのですが、いろいろな生徒たちと接する中で次第に教えることの面白さに目覚めていく……という、まあ定石通りの展開なわけですが、これが何ともテンポ良く進むので、とっても愉快な気分になれます。ハリウッド映画に関する小ネタも次々と出てくるので、映画好きにはオススメ。
『首相官邸の前で』は、反原発デモに集結した人々の姿を追ったドキュメンタリー。今の時代の有り様を後世に伝えるための貴重な資料となりそうな映像でした。もちろん、その「後世」では原発ゼロが実現している……と思いたいです。
『エベレスト3D』は登山の過酷さが嫌というほど伝わってくる作品。映画としての面白さには決定的に欠けるのですが、結構な人数が死亡した事故の映画化なので、面白くできなかったのは仕方ないかも。
『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、あまりに有名な小説『星の王子さま』を基にしたファンタジー。飼い慣らされることへの異議を申し立てる姿勢は素晴らしいと思うのですが、どうもキャラに魅力が感じられませんでした。でも、決して薄っぺらな作品ではありません。
読み終えた本はゼロ。さほど忙しかったわけじゃないけど、ちょっと時間がありませんでした。録画してあった『下町ロケット』を全部見たせいか？
そういえば姫野カオルコの新刊『謎の毒親』、もう出てるじゃん。読むのが楽しみです。
