ロボッツ（2005・米）

『アイス・エイジ』のスタッフによって作り上げられた最先端のCGアニメです。
キッズに紛れて映画を見るのはつらいので、劇場ではなくDVDでの鑑賞。

主人公のロドニーはロボットの暮らす町で生まれます。
成長したロドニーは偉大な発明家になる夢を叶えるため、大都市のロボットシティへ旅立ちます。
仲間たちと出会って、旧式ロボットの排除に勤しむラチェットを退治するっていう勧善懲悪ものです。


もうね、ずーっと草剛の顔が離れなかった。吹き替えの声はつよポンなんだよね。
まさに適役！ロドニーの輪郭と、つよポンのエラの張り具合とかそっくりでした。
ヒロイン役のキャピーはそんなにかわいくなかったです。。。
役的にもとってつけたようなキャラだったし。
恋愛はおまけテーマなんですね。

単純におもしろい映画！見ててワクワクさせてくれます。
何よりもCGが圧巻でした。
世界観がすごくて、特にロボットシティの構造には感動。


この映画、『PLUTO』を読みかえした直後に見たのですごく皮肉でした。
『PLUTO』に出てくるロボットは、いかにも人間らしい容姿で、人間との関わり合いで苦しんだり、涙を流すことや夢を見ることを「異常だ」と認知してるから。
ロドニーたちは何もかもが人間と一緒なんです。（首が取れても脚がもげても普通に生活できる以外は）

事前情報があまりなかったのでみるまで知らなかったんだけど、なんで『ロボッツ』には人間との絡みがなかったのかなぁ？？
ラチェットが人間だったら、いろいろ考えることもあったかもしれないですね。



エンタテイメント性はかなり高い作品です。
子供に戻った気持ちで見ればすごく楽しめます。
★4つ。

そういえば、ロボットの子供はロボット作成キッドを買ってきて組み立てるんですよー。
それでも出来上がったときはすごく感動してかわいがるの！
そのへんは人間の出産と同じなんですねー。ハイハイ、愛があればLove is okです。

お願いします★