とうとう81歳の日を迎えた。息子からは祝誕生日メールが届き、そのほか、FBで5人の方々から祝メッセージを頂いた。一人暮らしの身、有難いことである。
若い頃は自分の80代はおろか70代すら想像できなかったが、すでに八十路を1年も過ぎてしまった。これから何年生きられるかわからないが、透析中の身、健康人に比し、平均余命は半分と言われているので、あと4年がせいぜいということになる。東京オリンピックの年まではどうにか間に合いそうなものの、先を見越すと寂しい限りである。これからは、歳を聴かれたら「当(十)年とって71歳です」とでも答えようか。
しかし残念ながら、体力・知力とも年々衰えているのを感じざるを得ない。昨年までやっていたことができなくなる、あるいはやる気力がなくなる一方、記憶力の低下も著しく、毎日必ず何かしらすることを忘れる。さらには何を忘れたのかさえ思い出せないことすらある。
妻が重度の認知症で保健施設に入所中のため、私が先に逝くわけにはいかず、かと言って私より5歳も若い妻の旅立ちを待つというのも、残酷極まりない話で、この相矛盾する課題をどう克服すればいいのか、考えれば考えるほどストレスが増してしまう。winwinの答えはないものか?
ともあれ、今日は誕生日である。「誕生日 一人寂しく ワイン飲む」
以上、思うがままに書いてみました。