私は、高校生の頃からブラックバスにハマり、25年くらい前からメジナ専門の磯釣り師となり、現在はカンツリ師になっています。カンツリ歴は10年くらいになります。
性格的に趣味を極めるタイプなので、一度ハマるとスゴイことになります。このブログでは、最近カンツリの記事がほとんどで、メジナその他の釣りの記事は少しだけになってしまいました。
ブラックバスもメジナもニジマスも星の数ほど釣ってきたような気がします。全てマニアがいるほど面白い釣りです。奥が深い釣りなので、気が付いたらハマってしまうのです。
カンツリ=管理釣り場=釣堀 というイメージがあると思います。確かに、渓流などの自然を利用したエリア以外は、釣堀といえば釣堀かもしれません。しかし、町中にある釣堀とは全く異なり、エサ釣りではなくルアーフィッシングが本格的に楽しめるのです。
カンツリ=釣堀 ではありません!
ルアーでニジマスを釣るルアーフィッシングです。
● カンツリの主役 ニジマス(レインボートラウト)
ニジマスの他にも、ブラウントラウト、ヤマメ、イワナ、イトウなどルアーで釣れる様々な淡水魚を入れているエリアも多々あります。
● 都市近郊型管理釣り場 FishOn! 王禅寺(川崎市麻生区)
● 関東一広大な管理釣り場 東山湖フィッシングエリア(静岡県御殿場市)
● 渓流を利用した管理釣り場 Fishing Field 中津川(神奈川県愛甲郡)
上記写真のように、色々なタイプのエリアがあります。
エリアのタイプによって釣り方も異なります。
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カンツリの利点をあげてみます。
① お手軽
② 安全
③ トイレ付き
④ 都市近郊にもある
⑤ ゲーム性に富んでいる
⑥ 駐車場がある
⑦ 釣り場の料金が大人の趣味としては安価
女性の本格的カンツリ師もたまにみかけます。子供でも安全で大丈夫ですが、理論と技術を習得しないと釣れないので飽きてしまいます。
理論と技術を習得してそれなりの経験を積めば、爆釣するようにもなります。上級者への道のりは長いのですが、それだけ奥が深い釣りなので面白いのです。
理論と技術がないと、一日5匹くらいか最悪ボーズです。ここを極めていけば、一日で100匹釣れることもあります。それだけ差が出るのです。
ブラックバスもメジナも同じですが、極めれば極めるほど釣れるようになります。何でもそうですよね!
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● カンツリの楽しみ方
まずは、手ぶらで自宅近くのカンツリに行ってみましょう。ほとんどのカンツリにレンタルロッドがあります。ルアーも売ってます。行く前に電話で確認はした方がいいですね。
カンツリ経験者と一緒に行って、釣り方を教えてもらうのが一番の近道です。または、インストラクターがいるエリアもあります。親切に教えてくれます。スタッフもチョットだけなら教えてくれます。カンツリに詳しい店員さんがいる釣具店もあります。
月刊誌の「アングリングファン」というカンツリ専門誌があります。これを読むと非常に参考になるので、バックナンバーを含め3冊くらい読むのもよいと思います。
私は、人に教えてもらうことが嫌いなので、始めたころは一日3匹とかもありました。今では、条件がよくてパターンにハマると1時間で30匹位釣れることもあります。一日で100匹位釣れることもあります。
よく釣れている人の釣り方を見て、専門雑誌を読んで、DVD や You Tube 動画で自分なりに試行錯誤してようやくここまでたどり着きました。まだまだですが・・・
私は、ブラックバス時代に芦ノ湖にニジマス釣りに通っていたので、ニジマスのルアーフィッシングの基礎は分かっていました。この経験はかなり強みになりました。
カンツリの仕掛けは非常に単純ですが、ラインの結び方を覚える必要があります。何の釣りでもラインの結び方は避けては通れません。釣り糸用の結び方があるのです。インターネット検索で沢山出てきます。
カンツリのラインの結び方は、ユニノットだけ覚えれば何とかなります。
タックルは、ロッド、リール、ライン、スナップ、ルアーを揃えればOKです。最初は、高価なものは買わないで、ロッドもリールも一万円以内のもので十分です。
カンツリにハマったら、自然と性能の良い高価なものが欲しくなります。そうなったときに高価なタックルを買えばよいのです。
凄い人は100万円以上かけて、高額なロッドやリールを5つくらい持っています。ここまでハマると超カンツリオタクです。そういう人結構いるんですよ。
ルアーの種類は大まかに分けて、スプーン、クランクベイト、ミノー、爆釣ルアーがあります。
爆釣ルアーはレギュレーションで使用禁止されているエリアがあります。レギュレーションを確認したうえで、最初は爆釣ルアーを使うとよいと思います。
爆釣ルアーには、「クレイジーボム」「うさちゃんジグ」「鱒の華」などがあります。これらのルアーなら誰でも簡単に釣れてしまいます。しかしながら、これ等は邪道ルアーなので釣れても満足感が得られなくなってきます。
本格的に釣りたくなったら、クランクベイトを使いましょう。カンツリの王道はスプーンなのですが、スプーンでコンスタントに釣るのは簡単ではないのです。
そこそこ釣れるようになったらスプーンを使ってみましょう。スプーンは非常に奥の深い釣りで、まさに理論と技術と経験がものをいう世界です。なので、スプーンが一番面白いルアーといえます。
スプーンでコンスタントに釣れるようになれば、カンツリ師の仲間入りです。
昨今では、ネオスタイルという異端の釣り方が流行っています。ネオスタイルをしている釣り師を「縦釣り師」と呼びます。ほとんどの縦釣り師が爆釣してます。一日100匹は夢ではありません。
スプーンやクランクベイトではなく、ネオスタイルから始めるのもありかと思います。タックルやルアーはネオスタイル専用のものを使います。そして、ネオスタイルの講習を受けます。
爆釣を目的にカンツリを始めるのであれば、ネオスタイルをお勧めします。ネオスタイルも上級者になるにはそれなりの技術と経験が必要です。
スプーン、クランクベイト、ネオスタイルのどれも奥が深くて面白い釣りです。
私は、スプーンをメインとして、釣れない時間帯はネオスタイルみたいな釣り方もします。釣れない釣りはつまらないですからね。
伝統的で本格的なルアーフィッシングを楽しみたい方はスプーンで、爆釣目的に楽しみたい方はネオスタイルがよいと思います。