ヴェネチアの3日目は、近くのトレヴィーゾと言う町に行ってきました。
サン・ニコロ教会は旧市街の西側に建つ大きな教会です。内部は三身廊で、柱にはフレスコ画が描かれています。
またこの教会の付属(本当は修道院に教会が付属していると言った方が正しいんですが…)した修道院の庭に面して
聖職者が勉強している所を描いた部屋がありました。その中でも注目の一つが、初めて眼鏡をかけた人物が描かれている絵(3人並びの写真の右側の人)です。
旧市街の東側、サンフランチェスコ教会も内部に古いフレスコ画が数多く残っていました。
サンフランチェスコ教会から南に移動したサンタ・カタリーナ教会は現在では教会の機能を停止して、博物館となっています。
ローマ時代の発掘物も数多くありましたが、一番興味深かったのはサンタ・カタリーナ教会自体の内部に残された数多くのフレスコ画でした。
教会ばかりが続きますが、さらに南に移動したところに建つサンタ・マリア・マッジョーレ教会も質素ながら、
こちらもフレスコ画で覆い尽くされた部屋が残っていました。フレスコ画好きの小生には嬉し楽し(歩き廻って疲れ切りましたが…)の町でした。
トレヴィーゾの教会ばかりの紹介になってしまいましたが、この町は中世の家や建造物が数多く残っており、また運河が流れる非常に美しい町でもありました。
柱に描かれたフレスコ画やメガネの聖職者は、珍しいですね。
まるで絵のようです
トレヴィーゾではドゥオーモにも行きましたが、あまりご紹介できるような内容ではありませんdした。(新古典主義、というのか新しすぎて、感動が今一つでした。)
あくまで個人的な趣味ですが、教会は初期キリスト教の素朴さや、中世の雰囲気が残っていてほしいです。