ミラノの2日目は、ブレーシアに行ってきました。
一番の目的は世界遺産のサンタ・ジュリア博物館の見学ですが、それ以外にも素敵な所がいっぱいです。
最近地下鉄が出来たおかげで、ブレーシアの駅から旧市街の中心までの移動が大変楽になっています。
先ずは地下鉄を下りた出口の直ぐそばに建つサンタガタ教会。単廊式の内部は一面絵画や、フレスコ画で埋め尽くされています。
続いてはブレーシアの市庁舎であるロトンダと、その同じ広場に建つ時計塔です。
ブレーシアには新旧二つのドゥオーモが並んでいますが、見るべきは円形(ロトンダ)の旧ドゥオーモです。
ロマネスク様式の円形の教会に15世紀に礼拝堂が付け加えられて、内部はまるでウエディングケーキのような多層構造になっています。
次の教会はサンタ・マリア・デッラ・カリタ教会です。円形の内部はすべて装飾、絵画、フレスコ画で埋め尽くされた大変に美しい教会ですが、
祭壇の裏側にまるで聖地ロレートのキリストの生まれた家のような空間と黒い聖母が飾られていました。
最後はいよいよ目的のサンタ・ジュリア博物館です。これはもう素晴らしいとしか言いようがありません。特に内部に組み込まれた
サン・サルバトーレ教会のフレスコ画の部屋、サンタ・マリア・イン・ソライオ教会の星空の天井の空間は、感動でいつまでも立ち尽くすほどの衝撃でした。
これは本当にお薦めです。
ブレーシャは、以前に行き損なっているので、ミラノとセットで、行きたいです。
それにしても、地下鉄ができたなんて
穴、掘れたんですね
ブレーシャは2度目の訪問でしたが、本当に素敵な町です。でもサンタ・ジュリア博物館だけでもじくり見るのであれば半日は必要なので、一日で全体を廻るのは難しいです。
(今回は前回見ているカステッロ、新ドゥオーモ、その他の教会多数を省略しました。)
地下鉄は相当深い所にできています。エスカレータを何度も乗り継いでやっと地下駅に到着です。