リスボン1日目です。
午前中にアヴェイロからポルトガル鉄道に乗ってリスボンのサンタ・アポローニャ駅まで行き、そこから地下鉄で
ホテルの最寄りのレスタウラドーレス駅まで移動しました。ホテルのチェックインには少し早すぎたので、スーツケースを
預けて昼ご飯と周辺の見学に繰り出しました。
■ケーブルカー(グロリア線)
リスボンはポルトに負けず劣らずの坂の街です。ちょっと近くに行くにも物凄い坂道を上り下りしなくてはならないことが
頻繁にあります。それを助けるために短距離のケーブルカーがリスボン市内には3か所あって、グロリア線もその一つです。
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・下りてきたケーブルカー
車体の下側にかなりの傾斜が付いているのがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/2d/a49ac4ace97d48b1911e65a107902f05.jpg)
・ケーブルカーの上側の停留所
走行する距離はほんの2~300mなんですが、何しろこの坂道です。
■サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
グロリア線の上部駅のすぐ横にはリスボンにいくつもある展望台の一つがあります。
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・展望台からの眺め
テージョ川やサンジョルジェ城が見えています。
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・サンジョルジェ城
望遠でちょっと大きく撮影してみました。
■サン・ロケ教会
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・教会のファザード
16世紀末に建てられたイエズス会の教会です。日本人に関連していることとしては、16世紀末に天正遣欧少年使節が
1か月ほど滞在しています。
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・教会内部
イエズス会系の教会あるあるですが、非常に贅沢で煌びやかな造りとなっています。単廊式のラテン十字のプランです。
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・主祭壇
聖母子の像を中心に3段の構成となっています。
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・天上画
天上にも全面に渡って天使たちの画が描かれています。
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・聖なる秘跡の礼拝堂
左右側廊には礼拝堂が並んでいますが、これは一番奥(主祭壇い近い)右側の礼拝堂です。特別な物らしく、入り口に
鉄格子の扉が付いていました。
■サン・ロケ教会付属美術館
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・サン・ロケ教会付属美術館入口
教会の隣に隣接して付属の美術館があります。ジョアン5世のコレクションが中心となっています。
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・殉教した聖人に囲まれる栄光の聖母
聖母の上には神秘の仔羊への崇拝の様子が描かれています。
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・キリスト降架
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・民衆の聖母
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・聖母子
かなりの絵画や彫像、聖具などのコレクションでしたが、全体の質は高かったように思います。
■カルモ教会
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・教会ファザード
教会のファザードに入場券の販売窓口が設けられています。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5c/ada1118786e18a460da7ba27713aca41.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f2/54a4d124ead2dff4cf3abdeded389e74.jpg)
・カルモ教会内部
実はこちらの教会、1389年に建てられたリスボン最大の教会でしたが、1755年にリスボンを襲った大地震で倒壊しています。
現在は屋根は無く、柱のみが残されています。
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・第1室
教会の後塵の部分は天井が残っており、現在は考古学博物館となっています。第1室から第5室まであり、こちらの第1室には
有史以前んの出土物が並んでいます。
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・第2室
初期キリスト教に関連した石棺や彫像、柱などが集められています。
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・第3室
おそらく中世以降のキリスト教関連の物が並んでいます。
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・第4室
蔵書が並びます。そこに何故かエジプトのミイラの木製の棺や、南アメリカと思われる小さなミイラ2体も飾られています。
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・第5室
キリスト教関連の美術品、工芸品が並んでいます。
■サンタ・ジュスタのエレベーター
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・サンタ・ジュスタのエレベータへの空中通路
カルモ教会の背後には、サンタ・ジュスタのエレベータへと続く空中通路があります。
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・エレベータ内部
このエレベータは20世紀初頭にエッフェルの弟子によってつくられた高さ45mの鉄塔の中を昇降するものです。
上り方向はいつも長い待ちの行列ができているのでこれまで敬遠していたんですが、降りる方向なら空いているということで、
高台のバイロ・アルト地区(サン・ロケ教会やカルモ教会があるエリア)からホテルのあるバイシャ地区へと搭乗してみました。
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・バイシャ地区側に到着したところ
係員が厳重に閉じていた扉を鍵を使って開けてくれました。
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・エレベータの外観
バイシャ地区側から見たエレベータの様子です。
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