イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

アヴェイロ4日目…ヴィゼウ

2024年07月10日 | ポルトガル
アヴェイロの4日目は、バスでヴィゼウという町へ行ってきました。
 
アヴェイロの鉄道駅に隣接するバスターミナルからヴィゼウまでは約1時間で到着します。ヴィゼウのバスターミナルから
旧市街迄は離れているので、かなりの坂道を1kmほど上っていきます。
途中市庁舎の前から細い道に入ると、やがて旧市街の入り口となる門が見えてきます。
 
■ポルタ・ド・ソアール
 
・ポルタ・ド・ソアール(旧市街に入る方向)
 
・ポルタ・ド・ソアール(旧市街から出る方向)
15世紀にアフォンソ5世によって市壁の一部として造られた門です。
 
■改善の聖母礼拝堂
 
・礼拝堂外観
ポルタ・ド・ソアールから旧市街に入ると直ぐのところに建つ18世紀、8角形の礼拝堂です。
 
・礼拝堂内部
金色の祭壇とアズレージョの小さな礼拝堂です。
 
■ミゼリコルディア教会
 
・教会の外観
18世紀の教会です。カテドラル広場に大聖堂と対峙して建っています。ファザードはロココ様式になっています。
 
・教会内部
ネオ・クラシック様式の単身廊、きわめてシンプルな造りとなっています。教会正面が柱で5分割されていたうちの真ん中だけが
教会として使用されています。
 
・主祭壇
祭壇上部には教会名の通り慈悲の聖母の像が飾られています。
 
■ミゼリコルディア教会博物館
あまりに見るべきところが少なくて少々気落ちした小生ですが、教会入口右側の扉から有償の教会付属博物館に入ることが
出来るようになっていました。
 
・慈悲の聖母
先ずは慈悲の聖母の油絵から始まります。
 
・薬瓶などの展示
 
・天秤
2階部分に上がると宗教画だけでなく、なにやら調剤のための道具が並んでいます。詳しくはわかりませんでしたが、
教会が病院としての役割も持っていて藥を作っていたようです。
 
・2階バルコニーから見た教会内部
2階部分に張り出したバルコニーから先ほどの教会内部を俯瞰します。
 
■カテドラル(大聖堂)
 
・大聖堂のファザード
一番上にこの大聖堂の守護聖人であるサンタ・マリア・ダ・アスンシオン、その下に聖テオトニオを中心に新約聖書の福音書の
記述者マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの像が配置されています。正面の門は閉ざされており、教会内部へは右側の小さな門から
入るようになっています。
 
・教会内部
 
・教会入口方向
3身廊、ラテン十字のプランとなっています。リブを交差させ、中央に結び目をつけた太いロープを模った、見事な石の彫刻を
配した独特なヴォールト天井が印象的です。これはポルトガルのマヌエル様式では非常によく用いられる手法のようです。
 
・2階の聖歌隊席
2階のバルコニーには聖歌隊席が設けられています。
 
・バルコニーからの教会内部の俯瞰
 
・バルコニーの様子
 
・教会回廊
 
・回廊の2階部分
バルコニーからは教会の回廊へと出ることが出来ます。
 
・回廊から見た鐘楼
教会ファザードの両側に建つ鐘楼の上部が見えています。
 
・2階通路
教会に続く(おそらく修道院部分)へと続く通路です。
 
■グラン・ヴァスコ美術館
大聖堂の横に建つ司教館(16世紀)が現在は美術館として開放されています。
 
・美術館入口
 
・14枚の宗教画パネル
キリストの受難に関連した宗教画が7枚ずつ上下2段に並んでいます。(一点ずつの説明も写真に撮りましたが、ここでは省略します。)
 
・聖ペトロ
初代教皇の聖ペトロの絵です。裾絵には左が洗礼者ヨハネ、聖アンドリュー、中央が聖バルトロメオと聖タデウスのユダ、右が
聖パウロと聖ヨハネとなっています。
 
・キリストの遺体への嘆き
作品点数はそれほど多くはありませんでしたが、見ごたえのある作品が揃っていました。

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