Everyday a line / 4362

「ドローイング - ハンド」
14.3.10-4362

我が左手。ひとつひとつ関節を辿り、組み合わせて描いていく。
紙に現れる姿は歪にはなるが、この造形の不思議さに改めて気づ
かされる。そして“よく出来ている”と感心してしまう。こころが
手を動かし、この手を描いた。手だけでも、こころだけでも描けぬ。
作品は当たり前のことを改めさせる。作品が出来るその度に、
この身体に“ありがとう”だ。