2002年4月から始めた「エブリデーライン」
同じサイズの同じ紙。
いったい自分はどこまで旅ができるだろう…
Everyday a line - collection / Taro Tomori
Everyday a line / 2502

「パーマネント グリーン & コバルト ブルー」
09.2.4-2502
随分とご無沙汰していた水彩絵具。
固まったチュープをハサミで切って中の固形を水で溶かすと
目を覚ますように色が鮮やかに広がっていく。
当たり前のことが楽しく感じられた
水彩絵具と水の戯れ。
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Everyday a line / 2501
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Everyday a line / 2500

「どこまでも空は続く」
09.2.2-2500
雨の日が続いた後に、雲ひとつない快晴の空。
そこは風吹く青い宇宙で、この世界のすべてを覆い尽くしている。
顎を下ろすと入り組んだ街の景色。
また顎を上げれば白い月が真上にあって、烏達のシルエット。
考えてみればこの空の色は奇跡の産物であって
永遠に続くような広大な空も、奇跡と思えば
ちっぽけであり希少な存在であろう。
空気があり、呼吸する僕は常に奇跡を体験している。
人類が出会う何億年前から存在してきた空。
過去にも同じ様な事を考えて仰いだ人、
これから遥か未来で仰ぐ人、
地平線が幾度も繰り返され、
奇跡が終わるその時まで、空は空で在り続ける。
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Everyday a line / 2499

「アクセント」
09.2.1-2499
不安な空間に少しリズムを加える。
すると瞬く間に安定ある和らぎが生まれる。
生命はそれぞれのリズムで生きている。
そのリズムの上で如何なるアクセントを加えていくか、
人が求める自由とは、ひとつ豊かであり欲深いものだ。
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Everyday a line / 2498

「かたちの第二段階」
09.1.31-2498
最初に出会った形は
つやつやと活き活きとしていて、
それを残すための線の運びもまた
焦りと喜びとで伸び伸びしたものだった。
さてそれを拵えようとすると
どうも艶やかさはまったく消えてしまい
自分の顔を鏡で見る様なものだった。
せいぜいここまで。
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Everyday a line / 2497
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