ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

いのちの電話の事務局長さんのお話

2014-11-11 | 発信したい!
まず、「私には聞くだけしかできません。」と最初に伝えるとのこと。これで相手は「聞き流しますよ」と受け止める。

但し傾聴は、ただ受身の聞き流しとは違い耳で聞くだけでなく心を働かせることが必要で、心が働かなければ口が動く(日常会話)だけになってしまう。

沈黙しても構わない、かけ手と相談員が対話する中で互が自分自身を見つめつつ、「人間とは何か」「生きること、死ぬこととは何か」を一緒に考え、さらにこれからの生き方を探る場になるのだとおっしゃっていました。

助けてあげようというのは奢り。上からの視点ではなく目の高さをあわせて対応することが大事と話されていました。    

ボランティアのこの活動がライフワークという方もスタッフにはいるとのこと。

「この世のいのち」 

おかげさまで この世の生命を                          

こんども とりとめました                            

それはそれで 

ありがたいことでは                         

ありますけれども                                     

もしとりとめられない日が来ても                           

それは悪いことではないでしょう                          

この世の いのちだけが                               

存在ではないのですから 


神谷美恵子さんの誌です。

最後に紹介されていました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿