ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

2021/03/13

2021-03-13 | 発信したい!

以下一部抜粋

「あいまいな喪失は「さよならを言えない、遺体に触れられないなど、喪失が不確実なためにストレスを抱える状態で、身近なほど強くなる」という。沖縄戦でもいつ、どこで、どのように亡くなったのか分からないケースが多い。北村さんは「そういった遺族たちの痛みやストレスを少しでも和らげ、行き場のない感情のよりどころとなってきたのが遺骨であり、糸満市の平和の礎に刻まれた名前」なのだと説く。そして、多くの死者、行方不明者の遺骨が残る場所から工事のために土砂を採取、搬出することは「あいまいな喪失」の中で生きてきた遺族の気持ちをないがしろにするものだ、と北村さんはこう指摘する。


「糸満市の摩文仁周辺は沖縄戦跡国定公園に指定されているが、全国にある国定公園とは歴史的な意味合いが違う。既存の法律では限界があり、沖縄の特殊な事情、場所の持つ意味を踏まえ、土砂の採取、搬出などに配慮する必要があると思う」

 多くの人が行方不明になった震災や津波の被害を受けた地域の土砂を大量に採取して、原発とは言わずとも、何か施設をつくるという計画をもし国が打ち出せば、日本国民はそれを許すだろうか。」

具志堅さんのハンガーストライキ、全くメディアで放送してなかったですね。
私はSNSで見ていましたが。
それでも、毎日忙しく何も出来なかったですが。
沖縄タイムスの記事でも読んではいましたが、今回、このAERAの記事を書かれた本土の日本人の立ち位置で書かれた方の文章が、私にも素直に響いたので。


最新の画像もっと見る