三日坊主の備忘録

書いてみてわかる自分の気持ちにびっくり

恋するパッケージツアー (韓流ドラマ)を見て思い出す私のパッケージツアー

2021年04月14日 | 日記

私が韓流ドラマを見るようになって12年(もう そんなになるの!)
出張先のホテル、夜11時過ぎ。何気につけたNHK。大王四神紀を見て、はまってしまった。
人間関係や仕事の段取りで四六時中頭の中が占領されていた私が
ドラマを見ている間は忘れていることに気付いた。
日本のドラマでも良いはずなのだけれど、韓流ドラマから始まった。

恋するパッケージツアー。
今日、改めて鑑賞。
日本のドラマには見ることのできない4組のカップルの人間観察。
「言わなくても分かるだろ、個人よりも団体行動が優先されるだろう」私たち夫婦にとっても耳の痛い観念。
苦笑いしながらどんどん引き込まれる。
不倫カップル?と新たな恋の生まれたカップル。そこに避妊具の問題が。
性教育について、思い込みや長年の観念に疑問を投げかけてくる。
欲張らずフランスだけをゆっくり回る日程は「その町に住むような観光」。
美しい映像に、フランスへの憧れが募る。






BSfujiさんから画像をお借りしました。

私はツアーが苦手。
旅行は自分企画、自分手配。
外国語は苦手だけれど、英語が通用するなら何とかなるだろうと。
でも、フランスだけは駄目って聞いている(調べたことはない)ので 除外していた。
ま、行っていない所が圧倒的に多いから順番が回らないだけ。

上海、北京旅行はツアーにした。2泊3日 3万円をきったり、一週間豪華ホテル宿泊で5万円をきったりする。
ツアーの半分が強引なお買い物案内。
安いのはこのお土産店からの応援があるからですとのこと。そうのたまうのは、国内有名どころの旅行社のツアー。
そういう時は はなから割り切って参加したので笑って過ごせたし、話の種にお土産購入。
しかしお買い物をしない学生さんや若い女性グループは泣き出す始末。
お店も必死だから。
という体験もあって、
旅行する時は、自分手配(個人手配)とパッケージツアーをよくよく比べて決める。

パッケージツアーも良いことがある。一週間も一緒に移動し何気に会話するうちに出会う人から得る感動。
このツアーを最後にしようと思っているという82歳ご夫婦。
お食事にも移動にも常にペットボトル持参。
何度か席が同じくなって4、5回目。うちの旦那さんにその透明ペットボトルが差し出された。
断ることもできず旦那は頂く。

その時の男同士の笑顔は一生の宝物だ。

奥様曰く「ごめんなさいね。付き合わせちゃって」。
奥様の穏やかな笑顔も素敵で、本当にあれが最後の旅なのかは不明だけれど。
そして、うちの寡黙な旦那は以後 ペットボトルに日本酒を詰めて旅行に出る。
忘れられないヘルシンキ いや ご夫婦だった。
私たちはいつまで旅に出られるかな。


『恋するパッケージツアー』はフランスを巡るツアー。
冒頭 韓国中年女性グループのひと騒動がある。これは韓国や中国の中年女性の行動とは思わない。
何故なら、私も集団となると無意識にやってしまう。
女三人寄ればなんとかで、周りが見えなくなり自分たちの世界だけとなり、知らず知らず迷惑をかけてしまう。
わー、このドタバタドラマかしらと思いきや、
やっぱり「恋する」に変わっていく。
夫婦に 恋は使わないけれど、このドラマで感じていく。
66歳になっても、66歳なりの夫婦の思いやりや互いの敬いがある。
あの82歳のご夫婦から得た温かなものをドラマを通じて思い出しているようだ。

海外旅行を楽しみに、張り合いにしていた人も多いだろうな。
コロナ、いつまで立ち塞がるのかな。

フランス行きたい❣️





ヘルシンキ
パッケージツアーでバルト三国の旅へ行った時。




















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