三日坊主の備忘録

書いてみてわかる自分の気持ちにびっくり

豪雪のおもいで

2006年01月05日 | 日記
小学校の頃 学校から帰るとき、友は雪の中へと消えてゆく。
 ただいまぁって 言って 私も雪の穴へと入る。
 家が雪に包まれている。家に入ったら四季を楽しませてくれる庭も雨戸をぎっしりと押しながら雪の壁となる。その雪は2階の屋根と同じ高さである。
 だから 道路から見える家は屋根のてっぺんだけで階段を降りながら家へと入る。

 町内の大人たちがいっせいに 屋根の雪の除雪をする。トラックが来る。今思えば 仕事をしているなんて言ってる場合ではなかった。

 それから 何十年 年々 降雪量が減りスキー場の名地さえも 雪が無い事もあった。

 雪は温かい。積もる生活が続けばその叡智が生まれ、雪とともに生活する事を考えていたかも。雪の無い埼玉へ来て、雪かきを忘れている私が 何を偉そうに書いているのか。今 豪雪に苦しんでいる皆さん 本当にごめんなさい。
 もう少しで 春です。必ず 春は着ますから。
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