演奏会に行って・・・

息子がお世話になっているトランペットの先生や、音楽ひろばでお世話になっている先生、そして、以前音楽家協会でお世話になっていた声楽家の方が出演されるという演奏会に行ってきました。

未就学児はほとんどの演奏会には入場できないので、私自身も演奏会はとてもひさしぶりでした。

この演奏会は、武蔵野音楽大学を卒業され、埼玉で活躍されている方達の第２０回記念コンサートです。今春卒業されたばかりの新人から、ベテランまで、そしてピアノや声楽だけでなく、パイプオルガンやピアノトリオなどもあり、ヴァライティに富んだ内容となっていました。

本格的な音楽会は初めての息子も、おとなしく聴けるかとても心配でしたが、どれも興味を持って楽しめたようでした。

今までは当たり前のように音楽があり、音楽会にもよく出かけていました。
しかし、久しぶりに舞台のライトの中で真剣に音楽と向き合う姿を見ていると、音楽ってすごくいいなぁと純粋に感動しました。
何が、どういいのかはうまく説明できないけれど、あわただしく過ごしている日常の中で、音だけに集中して、非日常的な音の中に身を置くと、その音の振動で身体を包みこんでもらって、心のマッサージを受けているような感覚でした。

音は空気が振動することによって始めて音となります。
そしてお互いのコミュニケーションが成立します。言葉は交わさないけれど、音楽を聴くことで、相手の呼吸や振動を感じることができるって、人間の感覚にはまだまだすごい力がありそうな気がしました。

この辺りに、生の演奏を聴く醍醐味があるんだなと、実感しました。

これを機会にどんどん演奏会に出かけていこうと思います。