8x8のルービックキューブを購入しました。正確には、ルービックではなくYuxin(ユーシン)という玩具メーカーのスピードキューブです。
部品数が多いのと、売れ筋ではないせいか、ルービックキューブの価格は5x5を超えたあたりから急激に高くなり、9x9でほぼ1万円を超えてしまいます。そこで、これまで持っている7x7の次に8x8を買うべきか、(ほいほい買える物ではないので、飛び級で) もっと大きなものを買うべきか、かなり迷いました。
8x8か(偶数の)10x10が欲しかったのですが、やはり価格と、あまり大きいとすぐに壊れそうな不安があって8x8に決めました。実際、持ってみると、回し具合はそれほど悪くないのですが、ぐにゃぐにゃな感じで、かつ、大きすぎてホールドしづらく、7x7とはだいぶフィーリングが異なります。
しかも回し始めてすぐ、ひとつのピースのキャップが取れていることに気づき、一度はめ直した後も、次々と外れてしまうなど、外出先で使う際はキャップの紛失に注意が必要そうです(いくつか予備が付属しています)。Yuxin 7x7の時は、そのような不安はありませんでしたが、下の写真のようにキャップが軽くはまっているだけなんですね。瞬間接着剤で固定しました。
あと、このパステルの色は、あまり好みではありません。白と黄色(レモン色)、赤(ピンク)とオレンジが似通っているので、マス目が多くなってくると、ピースの色がいっそう見分けづらいです。Yuxin 4x4 Unicorn kingのような原色だと嬉しいのですが。
8x8を揃える時間を測ったところ、ホールドの悪さのせいか、一回、技の途中で取り落とし、失敗したのを挽回するのを含めて、2時間32分かかりました。失敗した時に気づいた発見も沢山ありましたが、そういうのは自分で気がついた方が楽しいので教えません。:) なお、2回目は大きな失敗はなく1時間17分でした。
感想として8x8は、とにかく、持ちづらく、回しづらいです。7x7の延長上のサクサクした操作感で8x8も行けると期待していたところ、全く違いました。大きさや重さといった制約や、設計上の制約からある程度仕方ないのかと思いますが、7x7までの世界とその先の世界の境界線を垣間見た気分です。
しかし、困難を乗り越えて全部の色を揃えた時の達成感は格別です。8x8の世界で、それ以下の世界の法則を組み合わせて、技が決まっていく姿は、まるで1次元増えた新しい宇宙を見ているようでした。