富永さなえダイアリー

"富永さなえ”の活動報告&辛口コラム

国を愛する心

2006年05月24日 | 社会問題・政治
今国会では、教育基本法の改正が進められようとしている。
その中で、愛国心についての論争がさかんに行われている。
その論争を垣間見ると、国を愛する心を、単なる政争の種にしているように思えてならない。
国を愛する心は、まず自分を愛することができ、家族を愛し、地域を愛し・・・そういうことから、おのずと培われていくものではないだろうか。
今危惧されるのは、自分を愛せない子どものいかに多いことかということ。
親などから、限りない愛情を受けていることを実感できない子どもが多いからだろうか。
自分のことで申し訳ないが、私が子どものころ、親から確実に愛されている、何があっても必ず守ってくれると確信していたような気がする。
格別に甘やかされていたわけではなく、温かい笑顔や、みんなでの食事、清潔な衣類、そういった日常の中から自然と感じ取っていたものだと思う。
教育とはまずそういうようなところからスタートすべきではないか。

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