赤坂の町中華

美味しいもの好き仲間のＵ子さん。この夏の猛暑っぷりにかなりやられてしまったとのことで、いくらか涼しくなって久しぶりにメールをくれたときの内容が「で、いつ行く？町中華」だったのでした。
そしてＵ子さんが学生の頃から行きつけだという「赤坂珉珉」へ。焼餃子を酢胡椒で食べるのは、このお店が発祥とされている有名店です。
1965年創業ですから、かれこれ60年もの間愛され続けている名店は、いつでも行列ができているのですんなりと入店することが難しいため、Ｕ子さん、事前に予約をしてくれいていました。

まずはモチモチの焼餃子を酢胡椒で。
「う、うまい！　皮の食べ応えもあって肉肉しい！」
この餃子をひとりで一皿食べるだけで、結構お腹いっぱいになるかもです。

Ｕ子さんおすすめのピータン豆腐。実は私、ピータンがあまり得意ではないため積極的にオーダーすることはないメニューですけど、Ｕ子さんが「絶対に美味しいから！」と猛プッシュ。食べ方も独特で、全体を混ぜて混ぜて混ぜて、ペーストに近い状態にしていただきます。

「う、うまい！　あっさりしていて癖がなくて、ピータンなのにうまい！」
そうなんです。この私が、ピータンをペロッと食べちゃいました。

さらにＵ子おすすめのキクラゲと卵炒め。

「う、うまい！　この旨味と絶妙な塩加減。ピーマンもシャキシャキで食べ応え抜群！」

このほか青菜炒めやレバニラもいただきましたが、どれもこれも驚くくらい美味しかったです。しかも、１品１品がモリモリで、お皿からはみ出してしまいそうなくらいの量なんです。なので、名物のドラゴンチャーハンを注文する前にお腹いっぱいになってしまい、チャーハンは次に来たときのお楽しみとして残しておきました。
いや～、本当に美味しかった。ここ、絶対に「町中華のチャンピオン」だわ。

美味しいもの巡りをするのは実に楽しい。今回はこの夏を無事に乗り切ったお互いを労いながらの、充実のお食事会でございました。