炊飯器でお粥

新年を迎えて1週間が経ちました。7日は「人日の節句」であり七草粥の日です。本当なら前日の夜に七草を刻んで準備して翌朝に七草粥にしていただく、となるのですが、これまでにきちんとやったことがありません。自分でお粥を作ることがほぼなし。風邪をひいたときにお粥、ということはあるけれど、そもそも「お粥しか口にできない」ほどの風邪をひかないので！
しかし先日の健診終わりに朝食として食べた中華がゆがとても美味しかったのでその味が忘れがたく、ここに来てどうやらお粥に目覚めたようなのです。そして七草粥の日ですから、これはもうやっちゃうしかないのでした。

お休みの日の朝は朝食はコーヒーとヨーグルトくらいで済ませてしまうので、お粥はお昼にいただきました。
七草ではなく、ザーサイと小松菜を刻んだものと干し小えび。お粥そのものは中華風味にして、炊飯器のお粥モードでお手軽に作ってしまいました。炊飯器にお任せしっぱなしですが、これが間違いなくちゃんとお粥になっていてビックリ。今まで炊飯器の「お粥モード」を使ってっいなかったことを悔やんだくらいです。

一年の最初の節句である「人日の節句」に七草粥を食べるのは、植物がもつ生命力を七草の若芽から取り入れて無病息災でいられるように、という願いが込められているのだそうです。また、お正月に大いに飲み食いして負担をかけた胃袋を労わるためのお粥、ということでもあるようです。
まぁ、今年はそんなに盛大に暴飲暴食をして過ごしたわけではないし、単に「お粥に目覚めた」から七草粥の風習に乗っかっちゃっただけなんですけど。しかも中華風だし。刻んだザーサイの適度な塩分がお粥になじんで、とにかく美味しかったのでOKです。
今年も美味しいものがたくさん食べられる健康な体と胃袋でありますように。

※おまけ
年明け一発目の「たなくじ」。うひょひょ。