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友坊主の頬づえ

日常をとりまく物事について

ナンバのタワレコで買ったCD

2010-03-21 | 音楽


Spangle call Lilli line "dreamer"(クリックすると音が出ます)

無印難波店の3Fからエスカレーターを上がって4Fのタワーレコードに降り立ったら新譜コーナーっぽい所で目に付いて近づいてそのまま手に取った、というジャケットでした。
基本的にこういうシンプルなものが好きなんです。始めて知ったアーティストでした。
そのままジャケ買いでも良かったんですが試聴コーナーがあったので試聴しました。好きな感じの曲で、やっぱり買いました。
帰って来てからネットで調べると、Spangle call Lilli lineの曲の中ではかなり人当たりのいい、というか、人口に膾炙する方向で、というか、聞きやすく作られてるみたいです。
今日はこの曲を聞きながら掃除と洗濯をしてました。今日みたいな風の強い、晴れた春の日にちょうど良い曲だなと思いました。ちなみに、あまりに風が強くて外に干してたヘインズのTシャツが何処かに吹っ飛ばされてて泣きました。

閑話休題で最近聞いてる曲

2010-02-20 | 音楽
ラ・カーサのワイン会については土曜日に気張って更新します・・・多分。
最近仕事が、嬉しい事に相当忙しくなってきました。
それはありがたいんですが、帰って来たらヘニャッてなってまして。
あまり更新する気持ちになれずにいます。土曜日は、次の日お休みだから、なんとか書きます。

その「ヘニャッ」としている、この最近、聞いているアーティストが「まきちゃんぐ」という方です。
久しぶりに「歌声一発で鳥肌が立つ」という感覚を覚えました。

BARKSのリンクを貼ります。クリックすると音が出ます。

まきちゃんぐ : 愛の雫

まきちゃんぐ : さなぎ

まきちゃんぐ : 煙

他にも何曲かあります。本当に、良い曲、素晴らしい声です。
なんで知ったかとか細かい事は、まあ細かいも何も「ちちんぷいぷい」のおいしいうたなんてすが。
そのあたりはまた時間を取れるときに更新すると思います。

Miyoshiさんのライブ@Orange County Cafe

2009-12-27 | 音楽


12月22日は、仕事が終わってから富田林まで行きました。
国道170号沿いにある"Orenge County Cafe"でのAki Miyoshiさんのライブを見に行きました。

今年の7月、家近くのイタリアン「LA CASA」でのライブが初めてで、その時買ったCDは今でもヘビーローテーションですし、まずライブが素晴らしいものでしたし、Miyoshiさんのお人柄の良さもあって、それ以来こうして、演奏の場に足を運ぶようになりました。

今回はカフェという空間の中で音楽を聴いていて、思ったのは自分が、Miyoshiさんの作るライブの雰囲気というものを、やはりとても好きだな、という事でした。

綺麗で、格好良くて、温かで、柔らかで、面白い。

Miyoshiさんの曲が好きだ、というのもあります。CDに収められている曲はどれも、僕にとってSTOPボタンやSKIPボタンを押す気になれないものばかりです。新曲の「螺旋の光」は、そういった中でもrepeatボタンを押してずっと聴いている率の高い曲になっています。

今回のライブでも「螺旋の光」が演奏されました。場所がカフェという事もあって、空調のブウンという低いこもり音がずっとしていたんですが、この「螺旋の光」の時だけ、おそらく空調が切られたんじゃないかと思います。ほぼ完全な静寂の中で、大好きな曲を聴く事ができました。

「螺旋の光」はLA CASAでの初聴の時と、メロディやテンポが変わっている部分がありました。ライブ後にMiyoshiさんに聞くと、来年のCD制作までに煮詰めていくそうです。これからどういう変化をしていくか、とても楽しみになりました。

相方さんとのデュオも良かったです。ジョン・レノンの「イマジン」が印象に残りました。ミュートと言うんでしょうか、静かな所からゆっくりと、音楽が大きく広がっていくように感じました。

気持ち良く上を向いた時のライティングが、とても綺麗なカフェでした。


今回も、とても楽しいライブでした。富田林という場所はめったに行かないので、できればゆっくりと街の散策とかもしたかったですね。それはまたの機会にします。

Miyoshiさんのライブ@LA CASA

2009-11-25 | 音楽


22日と23日にイタリアン「LA CASA」で行われたAki Miyoshiさんのライブに行って来ました。
あらためて説明すると、「LA CASA」は家の近くにある、馴染みにさせてもらっているイタリアン。
Miyoshiさんは、その「LA CASA」で7月にライブを聞いて以来、興味を持たせて頂いているギタリストです。

ライブについて、感じたことを2点だけですが書いてみます。素晴らしいライブでした。

* * * * *

・「螺旋の光」
Miyoshiさんの新曲です。もう、凄すぎる。個人的に白眉中の白眉。名曲です。断言します。
・・・ここで「曲を聞いてみて下さい」的なリンクを貼りたいんですが、ライブが初演だったそうで、今はないようです。
でも、機会があったら是非聴いて欲しいです。僕はこの曲を聞いて、泣きました。

もちろん号泣してた訳じゃないですよ。目をウルウルさせていたんです。
でも、泣いていたのは決して僕一人だけではありませんでした。
それだけの力を持った曲です。初聴で涙がにじむくらい感じ入る曲って、なかなか無いんじゃないかな。

言葉で「こういう曲です」って説明するのは難しい、というより、出来ないんだろうと思います。
なので、本当に聞いて欲しい。本気でお薦めしています。
悲しみの中から喜びを探し続けている人に、「螺旋の光」が琴線に触れる確立は高いと信じます。


・ギターデュオ
今回のライブは、Miyoshiさんが以前パートナーを組んでいたギタリストさんと、デュオで演奏する曲がありました。
本当に近い場所で見させて頂いている訳ですが、ライブの醍醐味というのを、デュオの時に大きく感じました。

演奏しているお二人の「あうんの呼吸」が、目で観察でき、そして振動として伝わってきます。
こればっかりはライブでしか味わう事の出来ない体験です。しかも見ている位置がやたらと近い。
「肉感的」と言ってもいいくらい、空間の息遣いを感じます。

デュオのギターというのは始めて拝見させて頂いたんですが、ソロとはまた違う躍動感がありました。
それをライブで味わう、というのはとても豊かで、贅沢な時間でした。

* * * * *

・・・他にも、
「アルバムからの選曲がライブ用にリアレンジされていて、リアレンジ自体も良かったしアルバムとの差違も楽しめた」
「MiyoshiさんのMCはとても楽しいし、でも落ち着いた雰囲気で、すごく好き」
「なぜかLA CASAは音響がいい」
「ライブ前に流れていた曲をMiyoshiさんに聞いてアマゾンのお気に入りに入れた(ドイツの映画のサントラ)」
「ケーブルの値段を聞いて記憶が飛んだ(それは酒のせいだろ)

・・・箇条書きになってますが、とにかくとても楽しい、感動する、素晴らしいライブでした。
「螺旋の光」、もう一度言いますが本当に良い曲。
それに、おそらく来年のアルバムに向けて新たに曲を作って下さると思います。それもまた楽しみです。

* * * * *

この更新ではライブの事だけ書いてます。呑んだお酒や交流については書いてません。それはまた次の更新で。
ただ、僕はテーブルの上に置いてるお酒を撮ってるだけなので、ライブ時やライブ後のお店の雰囲気は、


Aki Miyoshiさんのブログ

遮那王さんのブログ

の方が全然分かりやすいです。見ていて楽しいです。しかしワシゃ、写真ヘタや・・・。


・・・と、ここまで書いて、いろいろリンクを付けてブログをアップしようと思ったら、
Miyoshiさんのブログが更新されていました!


MySpaceに「螺旋の光」がアップされています。


是非、聞いてみて下さい。やっぱり良い曲だなあ・・・。

Miyoshiさん、アップありがとうございます。そして、素晴らしいライブをありがとうございました。

11月8日のEiホール

2009-11-14 | 音楽


11月8日(日)は、久保惣美術館内にある「久保惣Eiホール」に行って来ました。
少し前、イタリアン「LA CASA」で呑みながらシェフと話をしている時に「今度知り合いが出るので時間があったら行ってみて下さい」と言われていました。ピアノを演奏される方がお知り合いで、以前「LA CASA」のスタッフだった・・・と、確か仰っていたと思います。シェフは「僕も行きたいけど日曜は仕事やから行けませんねん」とも仰ってました。

という訳で、行って来ました。久保惣のホールに入るのは始めてです。フルート(高橋香名さん)とピアノ(中筋麻由さん)のジョイントコンサートです。演目は、




フランツ・ドップラー 「ハンガリー田園幻想曲」

ベートーヴェン 「月光」

10分ほどの休憩が入って、

ドビュッシー 「アラベスク第1番」 「月の光」 「喜びの島」

オタール・タクタキシヴィリ 「ソナタ」

アンコールとして、シューベルト 「アヴェ・マリア」


・・・という流れでした。ベートーヴェンとドビュッシーはピアノのソロでした。

ドップラーとタクタキシヴィリは聞いたことがなかったので、プログラムを見てまず興味を持ちました。
ドップラーの田園幻想曲は、特に冒頭のメロディが「知らなかったのはもったいなかったなあ」と感じました。もの悲しくて、儚くて、力強くて、美しい。家に帰って来てからネットで検索すると、この冒頭部分が日本人の琴線に触れて人気があるそうです。
タクタキシヴィリのソナタは、聞いていて楽しくなってくる、バリエーションに富んだ作品だなと思いました。緊迫したり、滑らかだったり、朗らかだったり、ピアノとフルートのみというシンプルな構成の中で、色々な音が聞こえてくるような気がしました。

ピアノソロのベートーヴェンとドビュッシーの時は、「ライブ」の素晴らしさというものを再確認しました。CDで、大抵の場合ヘッドホンを通して聞いていた曲です。
ホールの中で響いてくる生の音というのは、やっぱり良い。音に包まれていながら、心が解放されていくのを感じます。
その点で、クラシックが嫌いだった子供の頃でも(興味を持つようになったのは大人になってから)名前とメロディは知っていたベートーヴェンの「月光」に、あらためて感動しました。今回はドップラーとタクタキシヴィリの作品が自分にとって新たな発見でしたが、「ライブで聞く月光」もまた同様に新たな発見だったと思います。ドビュッシーについても、3つともすごく好きな曲という事もあって至福のひとときでした。


軽やかな気持ちでホールを後にしました。とても良かったです。情報を下さったシェフに感謝します。