goo blog サービス終了のお知らせ 

東京在宅サービスblog

保険が使える訪問マッサージの東京在宅サービスのblogです。勉強会や訪問マッサージのことなど、随時更新しています。

ハッピーエンド

2010年06月27日 | 2.つれづれなるまま

こんにちは。

本を買う時は、最初と最後を読んでから。
訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスみなとです。

あなたはどんな本が好きですか?

今日のテーマは

         『ハッピーエンド


みなとは、本や映画を選ぶ際、
絶対的なコダワリがあります。

それは・・・










【ハッピーエンドでなければならない】










なので、必ず最初と「最後」に目を通します。
映画やテレビの場合は、【ハッピーエンド】かどうかを
誰かに確認してから鑑賞するようにしています。


だって、読み終わったり見終わった後、
「あぁ、よかった~」
って思いたいから。


最後が良ければ全ていいんです。

ミステリーものでも、必ず「犯人は誰か?」が
わかってから読みます。







変?





で、最近オススメなのが、



↓コレ



ドラマもやってますよね。


<param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/VChVc47f2As&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1&amp;color1=0xcc2550&amp;color2=0xe87a9f" /><param name="allowFullScreen" value="true" /><param name="allowscriptaccess" value="always" />



コレは、何がいいかって、
絶対にハッピーエンドだとわかりきっている所がイイ!

だって、お2人ともご存命なんだから、
バッドエンドになりようがない!
スバラシイ!
安心して楽しめます。

更に、原作の副題が








「人生は…終わりよければ、すべてよし!!」











スバラシイ!

さて、

今回登場する担当マッサージ師は、
ベテラン中の大ベテラン






『やいちさん』







『やいちさん』は、みなとが生まれる前からマッサージ師です。
この道、40年!
『やいちさん』はさすがにベテランだけあって、
施術もウマイし、物腰も謙虚。
ちょっと頑固な所もあるけれど、
職人気質で、すごい方です。

スゴイです。

何がスゴイかって、
実は、『やいちさん』の指は、
「マッサージ指」
なのです。



指の形がマッサージ用に変形してるんです。
長いことやっていると、こんな風に変形するものなのか、
と、みなとは内心仰天していました。

さて、

『やいちさん』とお試しマッサージに行った時の事。

ご利用者様は、K地区にお住まいの女性Nさん。
恐らくは全身にガンが転移しており、
手足が言う事を聞いてくれない。
痛みも拘縮もヒドイ。


でも、Nさんは、そんなことを微塵も感じさせない、
すごく強いお方。

まさに、ガンという病に
敢然と向い合い、
それこそ叩きのめしそうな勢いがあります。

でも、お辛いことは、やはりお辛いのです。


『やいちさん』が施術を初めて、数分後、



みなとさん!有難う!
本当に有難うね!
こんなにウマイ人を連れてきてくれて!」



と、凄く喜んで下さいました。


Nさんの「闘い」の、
少しでもそのお手伝いになれば、
と、みなとは思うのです。



営業であるみなとは、パートナーであるマッサージ師さんと、
時々、お茶したり飲みに行ったりします。

『やいちさん』と飲みに行った時の事。

自分より年上どころか、この仕事自体を自分の年齢よりも長く続けておられる。
いやはや、それだけで尊敬に値します。

『やいちさん』ご本人は、

「いやいや、これしかできないですからネ。
 たまたま続いたのがこの仕事なんですヨ。」


と仰いますが、なんのなんの、
「たまたま」で40年も続いたんじゃない。
そこにはご本人も意識していないほど「当たり前」にしてる
【信念】があると思うのです。


ビール片手に、今までの人生のことを、
お互い少しだけ話しました。


その中で、『やいちさん』は、こう言ったのです。

みなとさんネ、ボクはこう思うんですけどネ
ボク達の仕事はネ、医療マッサージとか言ってますがネ、 そりゃあ、確かに色んな、本当に色んな病気を持ってる患者さん
いますよ。でもネ、やっている事は、そんなたいしたことないんです。
ただネ、ボクはずっと思っているんです。
ボク達の患者さんって、殆ど、かなりお年の方ばかりでしょ。
そうするとネ、絶対に患者さんは、

ご自分が死に向かって進んでいる

って事を感じているんですよ。
だって、お年がお年ですもんネ。そう考えて当たり前ですよ。
だからネ、ボク達の仕事はネ、

その最期の時を少しでも気持ちよく過ごして頂く事

だと思うんですヨネ。
だってネ、年とったら誰だって、多かれ少なかれ
体のアチコチが痛いもんですよ。
それがネ、少しでも気持ちよくなったら、
人生の最期に
少しでも気持ちイイという時間があったら
いいじゃありませんか?
そう思うデショ?
そう思ってやってるんですヨ。」



こんな風に考えながら仕事している人に施術を受けたら、
そりゃあ、気持ちいいだろうなぁ、と思うんです。


この人だったら、自分の探してきた患者さんを安心して担当してもらえる
そんな風に思えるんです。



みなとは、ハッピーエンドが好きなんです。
自分の人生もそうしようと思っています。
そして、今のこの仕事でも、
誰かのハッピーエンドに一役買っている
そう思えるだけで、遣り甲斐が出ます。


ヤッパリ、ハッピーエンドでなくっちゃ。
そう思いませんか?




あ、ところで、どなたか、
「これは絶対にハッピーエンドで且つ面白い!」
っていう本や映画を紹介してくれませんか?


みんな、
「え!?結末を話していいの!?
 つまんなくない?」
って言うんですよねぇ。


なぜだろう?
結末知ってた方が楽しめると思うんだけどなぁ…


では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを!
みなとでした!




あ。
全く余談なんですけどね。
ゲゲゲの鬼太郎って
どこに住んでると思います?


なんと、東京都調布市在住です。


証拠?




ホラ、↓ここ↓に彼の住民票があるんです。


Ge





ケアカンファレンス その2

2010年06月11日 | 2.つれづれなるまま

こんにちは。
訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスみなとです。

今回のテーマも

ケアカンファレンス


登場するマッサージ師は、
うちのエース

「はっさん」

はっさんは、うちの100名を越すマッサージ師の中でもトップクラスのレベルを持っている、50代・ベテランのマッサージ・鍼灸師。

「この人、わかってくれてるぅ!」

と、ご利用者様だけでなく、我々営業から見てもそう感じるお人。

はっさんにお試しマッサージを依頼した時の事です。

ご利用者様は、登山もスキーもする活動的な人でした。しかし、脳卒中により片麻痺となり、手足の拘縮が進み、精神的な落ち込みも激しい状態でした。

はっさんは、家に入る時から出る時まで爽やかな笑顔を絶やさず、そしてマッサージの最中もご本人やご家族に対し、

「今、どういう施術をしているのか」
「どんな効果があるのか」
「今後どうしたらより良いのか」

の説明だけでなく、

「ペットボトルとお湯を使った簡単な拘縮緩和法」
「寝たままでもできる簡単筋力UP法」
「効果テキメンで超簡単・家庭リハビリ法」
「介護者に負担が少ない介助法」

などの説明も加えつつ、ご本人の気持ちいい場所・施術してほしい場所・動けるようになりたい場所を、手を休めることなく、次々と施術を加えていきます。

無論、その、たった20分の中で、ご本人様ご家族様からの信頼急上昇。
営業のみなとも「この人にして良かった!」と安心感バリバリになったわけです。




さて、このはっさんが、あるご利用者の方の

【マットレスの堅さ】

について提案をしたのです。


これを聞いたケアマネが、ケアカンファレンスを開催。

参加者は
・ご本人様、ご家族様
・往診のドクター
・長身小顔の美人ケアマネ(←修飾語は余計?)
・ヘルパーの方
・福祉用具の方
・訪問PTの方
みなと
でした。

訪問リハと訪問マッサージによって、寝たきりで拘縮していた状態から、ようやく座位が取れるところまで変化しました。

座位をとって食事をする際、ご本人様は自力では起き上がれない為、ご家族の方が起こして食べさせる形です。
そうすると、座位を維持するためにはバランスをよくしなくてはいけません。

現在のマットレスでは、柔らかすぎるのではないか?もう少し、マットレスの周りの部分だけでも堅くした方が座位を取りやすいのではないか? …と、はっさんは感じて提案をしてくれました。


そこで、ケアカンファ

それぞれの立場から状況説明の後、PTさんが坐位を取らせる時の注意点や筋肉の動きを説明されました。

結論から言うと
マットレスの堅さは、現状維持。


もう少しご本人に筋肉がつき、姿勢が保てるレベルにならないと、回りが堅いマットレスでは後ろに倒れてしまう可能性がある。
というのが、PTさんのご意見。

なるほど、確かに。

と満場一致でそうなったわけです。



ここで大切なことは、結果がどうこうではありません。


一人のご利用者様に対し

関係者が協力して

トータルにケアを考える



という事が一番大事です。

当たり前なんですけどね。


ただ、よく勘違いをされかねないのが、

訪問PTと訪問マッサージで、領域がかぶっていないのか?喧嘩にならないか?
という事なんです。


領域は全く違うわけです。

大切なのは、どんな時でも、

ご利用者様のトータルケア



PT=理学療法士が、運動療法その他によってご利用者の身体機能回復を目指す。
当然、その時は、ある程度の筋肉や関節への負担も伴います。

乱暴な言い方を許して頂ければ、「本来なら使えるはずの部分を鍛える」わけです。

「鍛える」のですから、やはり「痛み」とか「つらさ」はつき物。


そこで、マッサージによって、動かした筋肉や関節をケアし、痛みなどを緩和させる。すると、次回に動きやすくなる。
あるいは、「つらい」の後に「気持ちいい」を持ってきて、その繰り返しの中で、「動かせるようになった!」という状態へ移行させていく。

そう、リハビリとマッサージは協力して行うことで、ご利用者様の身体だけでなく、精神的な向上も目指せるのです。


もちろん、リハビリやマッサージだけでなく、ご利用者様を


トータルにケアすること

が、私たち「介護」に携わる世界の、一番の目的です。

……と思っている今日この頃です。

では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを。
みなとでした♪


ケアカンファレンス

2010年06月10日 | 2.つれづれなるまま

こんにちは。
訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスみなとです。

紫陽花が綺麗な季節になりました。

100610_134704_2

今日のテーマは

ケアカンファレンス


そもそもケアカンファレンスとは何か?

手元の辞書には・・・
辞書には・・・



・・・
あれ?辞書がない……

という訳で、介護用語辞典で見てみると…
 ↓
ケアカンファレンスとは

または、サービス担当者会議とも言います。

さて、先日、みなとは、
このケアカンファレンスに出席したわけです。
(弊社では、積極的にケアカンファレンスに出席しております)

場所は、S区に住むMさんというおばぁちゃまのお宅。

Mさんはまさに「おばぁちゃま」という言葉が似合う、
可愛らしい女性です。

約1ヶ月前から、うちのご利用者様です。

Mさんは、80代後半。昨年、逆流性食道炎を患い入院。
退院してきた頃には、ほぼ『寝たきり』状態になっていました。

入院に加え、腰椎の圧迫骨折もあり、下肢筋力が萎縮、
足先の浮腫みもひどく、自力で立つことは出来ても、
歩くことは不可能になっていました。
座位自体もちょっとふらつきがあり、不安定。
更に、右肩に疼痛を覚え、右上肢を上げることもままならない。

そんな状態でスタートしたわけです。

ちなみに、Mさんとは郷里が近いことなど、色んな共通点があり、
みなとにとって、とても思い入れのある方なんです。


約1ヶ月経ち、ケアマネ様より、Mさんのケアカンファレンスの呼集あり。

早速、みなとは、担当マッサージ師にMさんの状況を聞き、ケアカンファ資料を作成。

因みに、担当マッサージ師は、
うちのHOPE


『大ちー』


大ちーは、勉強熱心なイケメンのマッサージ師です。


さて、その資料を持ってケアカンファへ。
参加者は、
ご本人・娘様ご夫婦
ケアマネ2名
看護師さん
ヘルパー長さん
福祉用具会社の人
と、みなと

今後のMさんの介護についてどうするか、
何か変更を加えるべきところはあるか、
減らせる介護サービスはあるか

などについて話し合い。

おおむね、変更なしですが、
実は、Mさんが少し歩けるようになったので
歩行器を入れたらどうか、という話しになりました。


そこへ、我らが大ちーの登場。


たまたま、ケアカンファが終わる頃に、
訪問マッサージの時間が設定されていたのです。

大ちー、他の人に見られながら施術開始。

みなとも久しぶりなので、見学することに。


うちのマッサージの特徴でもありますが、
まず、第一段階として、
温罨法で身体を温め、マッサージを加え、血行を良くして筋肉の緊張を取って行きます。
Mさん、とても気持ち良さそうです。


ここで驚きました。

実は、痛がっていた右肩、現在は全く痛みが無くなっていたのです。
更に、足の浮腫みも少し残っている程度に回復していました。

これは嬉しい!

痛みがないと意欲も出ますからね。


そして、第二段階。

弱った下肢筋力UPの為の施術。

ここで、更に驚きました!


なんと、あの弱弱しかったMさんが、
仰向けで、
自転車こぎ訓練をしているのです!

もちろん、大ちーが見守り、時々手を差し伸べながら、ですが、

でも、一生懸命、足を上げてぐるぐる回しているMさんを見て、
みなとは涙が出そうでした。

Mさん、超頑張ってる!



無論、これだけでなく、座位での足上げ訓練やお尻を持ち上げる訓練もします。
当たり前ですが、その間、時折、大腿部をさするなどの軽擦マッサージも怠ってはいませんが。

いやはや、感動した!


Mさんの目標は、自力でつかまり歩行ができるようになること。
「歩きたい!」という思いはとても強く、
いつか近いうち、自力で、ベッドから部屋内、部屋から家の中、
家の中から家の外へ、歩けるようになって欲しいです。


娘様ご夫婦も、ケアマネも、ヘルパー長さんも
Mさんの変化に驚きと喜びをあらわしていました。


また、一つ、勇気を与えられました。

100610_173007

今、紫陽花が綺麗な季節です。
今はまだ、外に自力で出て行って紫陽花を観賞することは出来ませんが、いずれ、外の空気を吸って、季節を愛でることができるようになって欲しいです。

では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを。
みなとでした♪


戦友(2)

2010年05月12日 | 2.つれづれなるまま

訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスのみなとです。

今回のテーマは

戦友

前回の続きです。

さて、Ⅰさん宅に到着した、
みなとまゆみん


にこやかに、且つ、
心なしか、厳しい目のご主人。


ケアマネも同席。
ちなみに、前もって、
「ご主人に気に入ってもらう必要が大です」
と、ケアマネから聞いておりましたので、
みなとも緊張気味です。(笑)


それは、ともかく、
お話を少し伺い、お試しマッサージへ。


さすがの、まゆみん
どんどん、Iさんご夫妻の懐に入っていきます。


マッサージ師ですから、施術力によって、
ご利用者様に気に入って頂くのは当たり前。
まゆみんの凄さは、
その接遇にあります。


20分のお試しマッサージが終わる頃には、




あんた、家族の一員かっ?




っていうくらい仲良しになっています。


さて、まゆみんの施術を気に入って頂きましたので、
申し込みの手続きに入ります。


その時にいろいろ話をしていたのですが、

このご主人、
愛する奥様の為に、

奥様の車椅子が出入りしやすいように
玄関を自分で改造したり、

奥様の退院の時に寂しくないように
庭や玄関に花を沢山活けておいたり、

食事も全て作るし、入浴の世話もしようとされる、

本当に尽くしておられたわけです。




みなとは、つい口にしてみたわけです。





「それにしても、ご主人様、
 奥様のために本当に
 一生懸命されてるんですねぇ」

「はっは、そうでもありませんよ」

「いえいえ。
 本当に頭が下がります」

「はっはっは、

 戦前、戦中、戦後と、

 激動の時代を

 二人で、生き抜いてきたんです。

 言わば、

 家内は『戦友』ですよ」

みなとは、思わず、涙ぐみました。
(涙腺は弱いですが、それが、何か?)

妻を『戦友』と呼ばざるを得ない、
そんな時代を生き抜いてきた、
お二人の生命力
お二人の絆の強さ
大きな感動を頂きました。


帰る間際、奥様にも話しかけてみました。

「奥様、本当にリハビリを
 頑張られたんですねぇ」

「ほっほ、そんなに頑張っておりませんよ」

「いえいえ。
 みんな痛いとか言って嫌がるものです。
 それをよくぞここまで」

「ほほほ、だってねぇ

 あの人が一生懸命なんですよ。

 あたくしが休むわけにはまいりませんでしょ

 何十年と一緒におりましたから、

 あたくしだけ楽はできませんし、

 皆さん、痛い痛いと仰るけれど、

 そんな事言えませんものね。

 早く主人の為に良くならないと」

脳梗塞で倒れた後に、
「夫の為に楽はしてられない」
という発想ができる、
笑顔でそんな事が言える
その強さに、
敬服致しました。

幸せなことに、
ご利用者様の殆どが、
【人生の大先輩】
にあたります。


そこから学べる価値は計り知れない。

最近、そんなことを感じる、みなとです。

では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを。
みなとでした♪


戦友

2010年05月09日 | 2.つれづれなるまま

訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスのみなとです。

今回のテーマは

戦友

みなとがお試しマッサージで、N区に行ったときのこと。
女性マッサージ師の【まゆみん】と一緒に、
ご利用者さまIさんのお宅に向かいました。



あ、因みに【まゆみん】というのは、
みなとが勝手につけたあだ名です。

まゆみん
…なんて、可愛らしい感じですが、
所謂、明るいオバチャン」キャラ
マッサージ師です。



あ、まゆみんの名誉の為にいいますが、
彼女にはスゴイ特技があります。


初めて会うご利用者さまの懐の中に
どんどん入っていき、
ものの10分後には仲良しになってしまう、
その性格と接遇術は、社内トップクラス
と言っても過言でない、そんなマッサージ師です。



……で、
Iさんは、80代の女性。
昨年末、脳梗塞で倒れ、
リハビリ後、自宅療養になった方。


すごいのは、


リハビリの間に、
介護度が

要介護
   ↓
要介護


にあがった、ということ。





え?よくわからない?




要介護4

・最重度の介護が必要な状態
・日常生活を送る能力がかなり低下
・入浴や着替えの全介助が必要
・食事のときの一部介助が必要


要するに、一人では日常の殆どができない。
常に誰かの助けが必要な状態の方です




それが・・・


要介護2
・中程度の介護が必要な状態
・一人で立ち上がったり、歩けないことが多い
・排泄や入浴などに一部または全介助が必要な状態。


助けがあれば、何とか日常の生活ができる
というレベルです。




みんなが
痛くて嫌がって
時にはサボったり
何とか言い訳言って逃げる
リハビリを
自ら空き時間に志願してこなしまくり、
介護度をわずか数ヶ月で2段階上げた
そんな、高齢の女性なのです。


そして、その努力は
高齢のご主人に
迷惑はかけられない、と
人が嫌がるリハビリを必死で
やり抜けた、驚くべき愛によるのです。



そして、そのご主人もまたすごい。

何といっても、






ケアマネ泣かせ(笑)



どういうことか、というと、




「妻の介護はワシがやる!

 他人なぞに任せておけるか!」




という考えの方。 つまり、様々な介護サービスを
これでもかと断ってくる。

ケアマネとしては、
ご利用者さまや、介護者の苦労軽減の為に
一生懸命プランを練るのに、




「何を言うか!

 ワシの家内の面倒くらい

 ワシが見れるわぃ!」




と言ってしまうのです。
気持ちは、わかります。
みなともそんなタイプの人ですから。
やっとこさ、最近、
ケアマネが説得して、
病院のPTさんや看護士さんも協力して、
デイサービスや訪問入浴を始めたよう。


……で、Iさんのお宅に到着。

そして……













おっと、長くなってしまいました。
残念!

では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを。


みなとでした♪


驚愕のマッサージ

2010年05月05日 | 2.つれづれなるまま

訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスみなとです。


温罨法


前回の続きです。

何の続きかというと、

『温罨法』と『マッサージ』を
効果的に組み合わせ、驚くべき効果を
引き出した、ある事例

についてです。

施術をしたのは、
東京在宅サービス内で、

Godhand_3

の異名を持つチーフマッサージ師の

徳徳さん

(↑勿論、みなとはこんな風にふざけた呼び方はしてませんが)

ある時、みなとは、お試しマッサージに
ひょこひょこ付いて行きました。

ご利用者様のお名前を仮に「Kさん」としましょう。

Kさんは80代の女性。
若い頃は、おそらくバリバリと働かれていた
そんなキャリアウーマンの先駆者のような方。

そんな方が、パーキンソン病にかかったのです。
        (↑リンクはwikipediaへ)

どんな病気なのかは、
上のリンク内他さまざまな文献をご自身でお調べ頂くとして、
このKさんの場合、一番目立つのが、

アゴが胸についてしまって
頭を持ち上げることができず
呼吸も食事も難しい状態

になっていたことです。

前傾姿勢で頭が前に…

などというレベルではない。

さて、そんなKさんを見て、
我らがゴッドハンド徳徳さんは……

まずは、座っている状態で、
Kさんが自力でどこまで動かすことができるのか
の確認をしていました。

にこやかに納得した徳徳さんは、
次に、

ある方法で温めたタオルで、
肩、首、背中、腰
などをスリスリとこすって温め、
更に、タッピングというのでしょうか、
タンタタタタタタンタタタと、
リズミカルに指を動かして、
背中や首をマッサージしていきます。

みなと内心

--ほほー、あんなマッサージの方法があるのかぁ

と思っておりました。

しばらく、そのような感じを続けていて、
また、同じようにKさんに自力で動かしてもらいます。

さっきより、少し、首が上にあがったかな?

という状態。

徳徳さんは、にこやかに納得して、
今度はKさんを仰向けに。

温めたタオルで、
お腹や足を温めて、
摩るようなマッサージ。

更に、そのタオルをおでこに乗せて、
肩や腕などをマッサージ。

再度、起こして座位にします。

そして、背中と肩をマッサージした後…

ちょうど時間にして
スタートから約20分後、

Kさんは、自力で、
首を持ち上げ、前を向いていました。

スゴイことです。

頭が下がっていて、
自力であげることができない人が
わずか20分後には、
自力で前を向けたのです!

え、すごさがわからない?

では、試しに、
自分で頭を可能な限り、顔を胸につけて
それで生活してみてほしい。

すでに高齢者でもあるわけです。

そのような首の状態だと、
飲み込むことも、
息をすることも大変だと
わかるでしょう。

ここに写真がないのが、非常に残念です。
(まぁ、デリケートな話題ですので、
 写真を撮るわけにはいかないんですが)

自力で頭をまっすぐ上げ、
背筋を伸ばせるようになった

ただ、それだけですが、
しかも、マッサージによる一時的なものですが、
(病気ですから)
それでも、普段の生活自体が苦痛を伴っている
ご利用者さまとご主人様の悦びようは、
書きようがありません。

みなとは、そばで見ていて、
なんとすばらしい仕事なのか
と思ったものです。

マッサージと聞けば、
どっちかというと、
所謂、「慰安」と呼ばれる、
まぁ、「指圧」ですな、
それがイメージされます。

温泉宿とかでやるような、アレね。

でも、この医療マッサージというのは、
全く別のもの
ということがわかりました。

マッサージは上手いと自画自賛している
そんなみなとの素人レベルとは、
もう、
何というか、
質、技術、幅、感謝度、
そういったものが、
段違いであることを痛感したわけです。

うーむ、リハビリマッサージって
奥が深いなぁ。。。


おっと、長くなってしまいました。

残念!

では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを。
みなとでした♪


温罨法…気持ちンよか

2010年03月17日 | 2.つれづれなるまま

訪問マッサージ東京在宅サービス
新人のみなとです。


温罨法


この漢字、読めます?

実は、みなとはマッサージが得意です。

そういう自負があったので、
転職の際に「訪問マッサージ」のこの会社を
見つけた時に、興味をもったのです。


そして当然、サイトとか調べます…


そこで出会ったこの言葉。



温罨法



うちのマッサージにおける重大要素の一つなんですが…

面接を前にして・・・読めない・・・
ヤバイ・・・試験とかあったら落ちるかも・・・

と、真剣に思っていました。


で、これ、


おんあんぽう


と読みます。

知っている人には当たり前過ぎる程当たり前。
ただ、そんなに一般的な言葉とも思えません。
(え?みなとが非常識なだけ?)



温罨法というのは、まぁ、
ザックリ言ってしまえば、


患部を温めて
 血行を促進させ
 筋肉や関節を柔らかくして
 痛みやむくみなんかを取りましょう
 という東洋医学


だと言い切っていいでしょう。

…たぶん。
(↑言い切ってないジャン!( ̄△ ̄;))




で、この温罨法




みなとが一番重要な効果だと思うのが、







気持ちンよかぁぁ





と感じれること。

いや、別に九州弁にする必要はないんだけど…

ま、とにかく、
本当に、簡単に





気持ちンよかぁぁ





と思えるのです。


マジで。



じわり…というか、
きゅん…というか、
ふわり…というか、
とにかく、浸透するような温かさで、
その部分だけ温泉気分というような、
説明しにくいので、
一言で言うと、



気持ちンよかぁぁ


という方法です。



体が素直に心地良いと感じることが
体全体の健康に悪いはずがない。






この温罨法




ネットで調べると
色々方法もあるようです。



近いうちに
ウチでやってる、

簡単で

お手軽で

効果もある

そんな方法を公開しましょう!



そして、
この『温罨法』と『マッサージ』を
効果的に組み合わせることで
驚くべき成果を引き出すことができます。




本当です。



マッサージは上手い
と、自負していたみなと自身が
そのプロの技術を目の当たりにして
感動にも似た衝撃を覚えたのです。

マッサージが上手い
と思っていたけど、
そんなのはド素人レベルであって
本当のプロは「格」が違うと
思い知らされたことがあったのです。



病気によって、
あごが胸についてしまって
頭を持ち上げることができず
呼吸も食事も難しい状態だった人が

20分後に、

自力で頭をまっすぐ上げ、
背筋を伸ばせるようになった

・・・としたら、

・・・それが事実だとしたら、


すごくない?


それを見たんです。
みなとは。


実は・・・・・















あ、時間が来てしまいました。

残念!

この続きは、また今度!

あなたに笑顔と悦びを。
みなとでした♪


介護はよか人ばっかり

2010年03月13日 | 2.つれづれなるまま

訪問マッサージ東京在宅サービス

新人のみなとです。

“みんな、よか人ばっかりだなぁ~”

という事です。

介護や医療というような世界で働くのは
もともと《よか人》じゃないと
まず働こうとは思わないだろうな、と。

そもそも、
「誰かのために」
という思いが強いから、
そういう業界に居るわけで。

だから、社内も含め、社外の人も
本当に“よか人”ばっかりだと感じるのです。

例えば、ウチの主な営業先である、
介護支援事業所のケアマネジャーさん。

これまた《よか人》ばっかりです。

例えば、先日訪問したN区の
社会福祉協議会の担当のSさん。

どう見ても、性格が《よか人》なのです。

例えば、社内にいる事務の方々。

《よか人》ばっかりだと思うのです。

(まぁ新人ですから、まだ正体を知らないだけかも(笑))

忘れてはいけないのが、
同行研修させて頂いているT先輩。

勿論、如何に手を抜いて効率よく効果的な
仕事のやり方も教えて頂いていますが、
この先輩のすごいところは、
相手がどう感じるかを先回りして動くという所です。

ケアマネが、ドクターが、利用者が、マッサージ師が
こうするとどう感じるか、どうしたら一番心地よく思うか、
それを、
半分は、戦略的に
半分は、その性格から
自然と分析して行動に移している。

営業なら当たり前かも知れませんが、
その気の遣い方はキメ細かい。

ご本人は「ええ加減」を装っていますが、
多分、すごい計算がある、と感じるわけです。

新人のみなとにでさえ、細かく気を遣って下さいます。

それがすごい。

だから、《よか人》だなぁ、と毎日感じるのです。

・・・と、上げておいたら
ドトール奢ってくれるかしら、

などとセコイことを考えているみなと自身は
《よか人》には程遠いと感じる今日この頃です。

あなたに笑顔と悦びを。

みなとでした♪


はじめまして東京在宅サービスのみなとです♪

2010年03月10日 | 2.つれづれなるまま

はじめまして!

東京在宅サービスに3月に入社しました≪みなと≫と申します。

このたび、ブログの担当になりました。

日々の仕事のことや、介護のこと、マッサージのこと、

ほか、様々なことを更新していこうと思っています。

実は、

「介護」の世界へは転職で来ました。

まったくのド素人です。

営業会議でも外国語を聞いているような錯覚にとらわれたりします。

これから勉強していきますが、それをこのブログを見つけられた方と

共有できれば、と考えています。

因みに、なぜ私がイキナリ、ブログの担当を任されたか、というと・・・

(同行研修中、電車内でのT先輩との会話)

T「会社でもブログがあってさー。

 でも、デリケートな業界だからさー、

 書く内容とかも考えないといけないんだよねー

み「そうッスねー

T「まぁ、何でもいいと思うんだけどさ、本当は。

 ただ、みんな、毎日忙しいからさー、なかなかねー。

 事務からもせっつかれてんだけど

み「そうッスねー。

 実は、僕、昔作ってたブログがgoogleで今でも一位なんスよ

T「マジ? 」

み「あ、はい。いろいろ工夫もしましたけど・・・

T「ふーん・・・すごいねー」 (内心 ニヤリッ

み「まぁ、何かお手伝いお手伝いできることがあれば、

 何でもしますよ」 (社交辞令)

T「じゃあ、やって!

み「は?

・・・・・・・と、いうわけで担当となりました。

仕事を覚えていく中で勉強になったことや、

ゼンゼン仕事に関係ないことまで、

いろいろ更新していきます。

まだ、言ってませんが、同時に入社した他の新人も

ブログ担当に巻き込もうと密かに考えています(笑)

これから、よろしくお願いします。

みんなに笑顔を喜びを!

みなと でした♪