東京在宅サービスblog

保険が使える訪問マッサージの東京在宅サービスのblogです。勉強会や訪問マッサージのことなど、随時更新しています。

東京在宅サービスのWEBサイト移転

2017年12月28日 | 5.スタッフより
いつもお世話になっております。
訪問マッサージ 東京在宅サービスです。

弊社の公式WEBサイトが移転しております。

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これから、ご利用者、関係多職種の方々、地域の皆さまと連携し、
成長・精進してまいります。

どうぞ宜しくお願い致します。

東京在宅サービス
スタッフ一同

公式サイトおよびブログをリニューアル

2016年12月29日 | 5.スタッフより
いつも大変お世話になっております。

訪問機能訓練マッサージの
東京在宅サービスです。

このたび、
弊社東京在宅サービスのWEBサイトがリニューアル致しました!

上部のメニューバーから各種情報を見ることができます。
今まで公開していなかった採用情報の詳細
東京在宅サービスのCSR活動などをご覧頂けます。

更にブログも「お知らせ」「担当者ブログ」の
二種類に分けて今後も更新し新たな情報をお伝え致します。


今後とも宜しくお願い致します。

中野区介護サービス事業所連絡会研修に参加しました。

2016年12月16日 | 5.スタッフより
12/16(金)18:30~
中野区産業振興センターにて
中野区介護サービス事業所連絡会研修
が開催されました。


【これからの介護予防】
~共助の互助化~
というテーマで
東京都健康長寿医療センター
高齢者健康増進推進事業支援室研究部長
大渕修一先生がご講演くださいました。


これからの東京は
(地方からの流入もあり)
人口が増加。
後期高齢者数も増加。
当然、介護給付費も増加。

日本全体では2050までに
高齢者は約2倍、
働く人は約半分、
必然的に社会保障費は4倍に!

誰もが暗い未来予想図を描きがちです。
当然、社会保障費の圧縮がすでに始まり
あれを削れこれを削れ、
要支援サービスは不要論まで。

ここで大切なことは

“バックキャスティング”

という考え方。

将来を予想するとき、
今の現状からそのまま未来を想定すると暗澹となります。
しかし、
こうであれば良いと思う社会とは?から想定し、
そのために現在は何をすべきかを導き出そうとする思考。

そこで二人一組となり、
(光栄にも連絡会会長とペアに)

「日本の未来を創造してみよう」
1.高齢者人口は現在の2倍
2.社会保障費は現状維持(100兆円)
3.今より楽しい社会にします。

お金を(今より)使わず、楽しい社会にするには・・・?

二人で2分話した結論は、
大渕先生のお話しと同じ結論でした。

元気な高齢者に役割を。



ただ単に、元気なんだからとボランティアで働かせる手伝わせるのではなく、
そこにお金を介在させることで、その人の持つ文化資本あるいは社会関係資本を引き出して役立てていく。

役割と能力を付与し、
介護サービスの受給者から提供者へと考え方も変えていく。

誰もが役割をもって働き続けたい。
社会を作ってきた高齢者は「有難う」と言われると嬉しい。
だからそのために「役割」が必要。

高齢者の健康度は正規分布になるという“シュレックの釣り鐘モデル”でわかることは、
要介護要医療高齢者よりもずっと多い自立高齢者がおり、さらには元気な高齢者も要介護高齢者と同等数存在する、ということ。
つまり、高齢者集団は社会におぶさっているのではなく、
相互扶助さえあれば=元気高齢者が要介護高齢者を助ける側に回れば、自立できる集団となっているということ。

新しい総合事業が始まろうとしている中、
つい「お金を削られる」「サービスを削られる」
ということに目が行きがち。

しかし、すべてを削るのではなく、
残すべきは残し(サービスを必要とする要支援高齢者は多くいるのだから)、
保険給付という共助の中身の使い方を変え、
受給者から提供者へ変化できるような住民参加サービスにこそお金を使っていくようにする。
そういう制度に変えていくことで、社会を変え、破綻が見えている現行制度を変え、そのために使われている全体の費用の圧縮を可能にする。

そのためには、地域全体でこのような持続可能な制度や考え方、お金の使い方といった規範や理念を共有しなくてはいけない。(=規範的統合)

住民参加を進めていけば、
社会的凝集性として、地域に信頼と結束が生まれより互助精神や活動が活発になるという反面、
私的社会統制が高くなる=決まりが増えて面倒になったり、個人が主体的参加できなくなった時点で疎外感孤独感を生みやすい-というデメリットも。

だから、専門職集団である介護サービス事業者に求められていることは
地域住民(元気高齢者)に
能力を付与し、
関係者間の調停をし、
唱導(考えを導く)する能力。

ただしこれは、一個人一事業者で成り立つ話ではなく、
そこに給付というお金が介在する以上、行政がかかわらなくては意味がない。

だから行政が動こうとする方向性を理解し、理解できれば賛同し、目の前の利害ではなく先を見越した対話をしていく必要がある。

これからの楽しい社会の実現には
共助(みんなの財布)の互助(誰かの財布)化
が必要となる。


お話し下さった内容が必ずしもこの流れのとおりではありませんが考え方・方向性としてはこのような、皆の意識の改革で決して暗い未来ではない、ということを教えて下さったと思います。



東京在宅サービス訪問機能訓練マッサージというサービスを提供しています。
医療に関わる業務の性質上、介護とは切っても切り離せません。

今後も東京在宅サービスでは、積極的に介護とともに学ぶ場に出て、関係性を強化しともに地域社会への貢献をしていきたいと考えています。


(文責:地区担当相談員 湊貞行)

東京都医療社会事業協会夜間講座に参加しました。

2016年11月30日 | 5.スタッフより
11/30(水)
19:00~
三鷹産業プラザにて
東京都社会事業協会 夜間講座
が開催されました。

【地域包括ケアシステムについて考える】
第2回;在宅医療介護連携支援室立ち上げから1年
というテーマで
武蔵野市医師会在宅医療介護連携支援室の石井いほりソーシャルワーカーがご講演くださいました。


国の在宅医療・介護連携推進事業には、
事業項目の一つとして
「在宅医療・介護連携に関する相談事業」
というものがあります。
武蔵野市では、医師会が委託され、市地域支援課が管轄して「連携支援室」を立ち上げました。

そうすることで、
医療側からの連携がやりやすくなり、
行政が主体的に関わる(介護・高齢者だけにとどまらない)
ことができる仕組みとなっていました。

お話しの中で特に印象的だったのは以下のようなもの。

「地域のドクターの意識が変われば地域が変わる」
「脳卒中の再発予防は要介護予防になる」
「人間は連続性の総合体である」
「医療は治療、介護は生活という意識の差を埋める」
「地域(街)包括(ぐるみ)支援(助け合い)で街ぐるみの助け合い=市民力が重要なカギ」
「ソーシャルワーカーは情報と制度理解を武器にして面的に連携させる力がある」


訪問機能訓練マッサージというサービスを提供している東京在宅サービスは、医療に関わる業務の性質上、MSWとのかかわりが大です。

今後も東京在宅サービスでは、積極的にMSWとの関係性を強化し以て地域社会への貢献をしていきたいと考えています。


(文責:地区担当相談員 湊貞行)


摂食嚥下機能支援リハチーム研修会に参加しました。

2016年11月30日 | 5.スタッフより
こんにちは。東京在宅サービスです。

11/29(火)
19:30~
中野区医師会館にて
摂食嚥下機能支援リハチーム研修会
が開催されました。

【嚥下障害のリハビリテーションで一番有効なリハビリテーションは食べること VEと側臥位法】
というタイトルで
中野共立病院 回復期リハ病棟医長の中川美和先生がご講演くださいました。


以前の考え方だと
嚥下障害→食べさせてはいけない(誤嚥性肺炎が・・・)
ということが多かったように思います。
でも栄養が入らないことで結局はより患者のQOLもADLも下がる。
嚥下障害があるなら、
如何に工夫して食べてもらうのか。
姿勢は?
形態は?・・・


栄養状態の管理をきちんとして
回復させていく、というのが最近の常識になりつつあります。

実際の患者のVE画像(動画)などを駆使しながら、姿勢として「完全側臥位・頭部回旋」での嚥下状態を見せてくださいました。

栄養状態が改善すれば、
体力も筋力も改善に向かいます。
そうすれば、経口に持っていく可能性が高くなります。
当然、栄養状態が良くなることで他のリハビリにも効果が高くなることが期待できます。


東京在宅サービスでは、訪問機能訓練マッサージを提供していますが、
やはり患者さまの栄養状態は気になるところです。

今後もご本人、ご家族、Dr、リハ職、ケアマネジャーと連携していくためにも、このような機会にはどんどん参加して知識レベルを高めていければと考えています。



(文責:地区担当相談員 湊貞行)