東京在宅サービスblog

保険が使える訪問マッサージの東京在宅サービスのblogです。勉強会や訪問マッサージのことなど、随時更新しています。

リンパマッサージ ~ケア24西荻~

2010年05月31日 | 1.研修会活動

ケア24西荻の主催にて、
研修会を行いました。

詳細は↓

◆日時 : 平成22年5月25日(火) 14:00~16:00

◆場所 : 西荻南区民集会所

◆対象 : 介護家族

◆参加人数 :18人

◆タイトル: ①リンパマッサージと温罨法
        ~気持よくって痛みが取れる、ある方法~

       ②カンタン! 腰痛予防のコツ

※「ケア24」とは、杉並区の地域包括支援センターのこと

地域包括支援センターとは→コチラ
各ケア24の所在地等は→コチラ

◆東京在宅サービスの研修会◆ リンパマッサージと腰痛予防

介護をされている方の負担は、思ったより大きいものです。
それを少しでも和らげるために、「介護家族教室」が開かれます。

◆東京在宅サービスの研修会◆  リンパマッサージと腰痛予防②

今回、西荻地区で行われた介護家族教室にて、弊社が講師を務めました。

内容は、上記の通り。

◆東京在宅サービスの研修会◆  リンパマッサージと腰痛予防③

リンパマッサージとは何か?

身体の負担を少しでも和らげる方法とは?

腰痛を予防あるいは軽減するために大切なコツとは?

◆東京在宅サービスの研修会◆  リンパマッサージと腰痛予防④

そういったことを、
具体的な理論と実践・体験を通じて、
普段の生活の中で活かしてもらえるよう
学んで頂きました。

参加された方には非常に喜んで頂くことが出来ました。

◆東京在宅サービスの研修会◆  リンパマッサージと腰痛予防⑤

◆東京在宅サービスの研修会◆  リンパマッサージと腰痛予防⑥

このように、東京在宅サービスでは、
介護に携わる方々が、負担なく、
あるいは、楽に介護できる様、ボランティアにて様々な場所で研修会を行っております。





ご要望の際は、お気軽にお電話下さい。  

→ 0120-137-034


八代英太氏講演会

2010年05月25日 | 1.研修会活動

平成22年5月24日(月)
元郵政大臣の八代英太氏を社にお招きし、
講演をして頂きました。

「福祉」「介護」という業界で働く私たちにとって
大変実りのある講演となりました。

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講演内容としては・・・

・舞台事故により車椅子生活を余儀なくされたこと

・前向きに再決意し、政治家を志したこと

・初当選し、車椅子の議員として初めて国会に入り、
 国会をバリアフリーにしていったこと

ノーマライゼーションの理念の下、介護保険制度の導入
 やバリアフリー社会の実現に尽力したこと

etc.

車椅子というハンディをものともせず、
逆に自らをして国政に声を届けるために
文字通り東西奔走されている氏に、
この業界で生きる私たちに、
その意義と勇気を与えて頂きました。

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改めて、御礼申し上げます。
有難うございました。

八代英太氏プロフィールはコチラ
八代英太氏公式ブログはコチラ


【温罨法】研修 ~三ノ輪口腔ケアセンター~

2010年05月22日 | 1.研修会活動

三ノ輪口腔ケアセンターにて、
研修会を行いました。

詳細は↓

◆日時 : 平成22年5月18日(火) 19:00~20:30

◆場所 : 台東区三ノ輪福祉センター内

       三ノ輪口腔ケアセンター

◆対象 : 歯科衛生士




日頃、訪問口腔ケアに携わっている、都内・都下精鋭の
歯科衛生士様を対象に、温罨法を中心とした施術を
体験していただきました。



訪問マッサージの東京在宅サービスが提供している研修会 今回は『温罨法』について

訪問マッサージの東京在宅サービスが提供している研修会 今回は『温罨法』について 2

肩こり・腰痛など、その場で改善される方ばかりで、
大変驚いている様子でした。

(現場でも使ってみたい!との声も多数ありました。)



温罨法 ↓ ↓ ↓

訪問マッサージの東京在宅サービスが提供している研修会 今回は『温罨法』について。温罨法の効果に驚かれています。

訪問マッサージの東京在宅サービスが提供している研修会 今回は『温罨法』について。温罨法の効果に驚かれています。 2

終始、笑いが絶えない時間で、あっという間の1時間半でした。





このように、東京在宅サービスでは、
広く皆様に 「訪問リハビリマッサージ」 について
知っていただく為、定期的に研修会を開催しています。




ご要望の際は、お気軽にお電話下さい。

 → 0120-137-034


戦友(2)

2010年05月12日 | 2.つれづれなるまま

訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスのみなとです。

今回のテーマは

戦友

前回の続きです。

さて、Ⅰさん宅に到着した、
みなとまゆみん


にこやかに、且つ、
心なしか、厳しい目のご主人。


ケアマネも同席。
ちなみに、前もって、
「ご主人に気に入ってもらう必要が大です」
と、ケアマネから聞いておりましたので、
みなとも緊張気味です。(笑)


それは、ともかく、
お話を少し伺い、お試しマッサージへ。


さすがの、まゆみん
どんどん、Iさんご夫妻の懐に入っていきます。


マッサージ師ですから、施術力によって、
ご利用者様に気に入って頂くのは当たり前。
まゆみんの凄さは、
その接遇にあります。


20分のお試しマッサージが終わる頃には、




あんた、家族の一員かっ?




っていうくらい仲良しになっています。


さて、まゆみんの施術を気に入って頂きましたので、
申し込みの手続きに入ります。


その時にいろいろ話をしていたのですが、

このご主人、
愛する奥様の為に、

奥様の車椅子が出入りしやすいように
玄関を自分で改造したり、

奥様の退院の時に寂しくないように
庭や玄関に花を沢山活けておいたり、

食事も全て作るし、入浴の世話もしようとされる、

本当に尽くしておられたわけです。




みなとは、つい口にしてみたわけです。





「それにしても、ご主人様、
 奥様のために本当に
 一生懸命されてるんですねぇ」

「はっは、そうでもありませんよ」

「いえいえ。
 本当に頭が下がります」

「はっはっは、

 戦前、戦中、戦後と、

 激動の時代を

 二人で、生き抜いてきたんです。

 言わば、

 家内は『戦友』ですよ」

みなとは、思わず、涙ぐみました。
(涙腺は弱いですが、それが、何か?)

妻を『戦友』と呼ばざるを得ない、
そんな時代を生き抜いてきた、
お二人の生命力
お二人の絆の強さ
大きな感動を頂きました。


帰る間際、奥様にも話しかけてみました。

「奥様、本当にリハビリを
 頑張られたんですねぇ」

「ほっほ、そんなに頑張っておりませんよ」

「いえいえ。
 みんな痛いとか言って嫌がるものです。
 それをよくぞここまで」

「ほほほ、だってねぇ

 あの人が一生懸命なんですよ。

 あたくしが休むわけにはまいりませんでしょ

 何十年と一緒におりましたから、

 あたくしだけ楽はできませんし、

 皆さん、痛い痛いと仰るけれど、

 そんな事言えませんものね。

 早く主人の為に良くならないと」

脳梗塞で倒れた後に、
「夫の為に楽はしてられない」
という発想ができる、
笑顔でそんな事が言える
その強さに、
敬服致しました。

幸せなことに、
ご利用者様の殆どが、
【人生の大先輩】
にあたります。


そこから学べる価値は計り知れない。

最近、そんなことを感じる、みなとです。

では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを。
みなとでした♪


戦友

2010年05月09日 | 2.つれづれなるまま

訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスのみなとです。

今回のテーマは

戦友

みなとがお試しマッサージで、N区に行ったときのこと。
女性マッサージ師の【まゆみん】と一緒に、
ご利用者さまIさんのお宅に向かいました。



あ、因みに【まゆみん】というのは、
みなとが勝手につけたあだ名です。

まゆみん
…なんて、可愛らしい感じですが、
所謂、明るいオバチャン」キャラ
マッサージ師です。



あ、まゆみんの名誉の為にいいますが、
彼女にはスゴイ特技があります。


初めて会うご利用者さまの懐の中に
どんどん入っていき、
ものの10分後には仲良しになってしまう、
その性格と接遇術は、社内トップクラス
と言っても過言でない、そんなマッサージ師です。



……で、
Iさんは、80代の女性。
昨年末、脳梗塞で倒れ、
リハビリ後、自宅療養になった方。


すごいのは、


リハビリの間に、
介護度が

要介護
   ↓
要介護


にあがった、ということ。





え?よくわからない?




要介護4

・最重度の介護が必要な状態
・日常生活を送る能力がかなり低下
・入浴や着替えの全介助が必要
・食事のときの一部介助が必要


要するに、一人では日常の殆どができない。
常に誰かの助けが必要な状態の方です




それが・・・


要介護2
・中程度の介護が必要な状態
・一人で立ち上がったり、歩けないことが多い
・排泄や入浴などに一部または全介助が必要な状態。


助けがあれば、何とか日常の生活ができる
というレベルです。




みんなが
痛くて嫌がって
時にはサボったり
何とか言い訳言って逃げる
リハビリを
自ら空き時間に志願してこなしまくり、
介護度をわずか数ヶ月で2段階上げた
そんな、高齢の女性なのです。


そして、その努力は
高齢のご主人に
迷惑はかけられない、と
人が嫌がるリハビリを必死で
やり抜けた、驚くべき愛によるのです。



そして、そのご主人もまたすごい。

何といっても、






ケアマネ泣かせ(笑)



どういうことか、というと、




「妻の介護はワシがやる!

 他人なぞに任せておけるか!」




という考えの方。 つまり、様々な介護サービスを
これでもかと断ってくる。

ケアマネとしては、
ご利用者さまや、介護者の苦労軽減の為に
一生懸命プランを練るのに、




「何を言うか!

 ワシの家内の面倒くらい

 ワシが見れるわぃ!」




と言ってしまうのです。
気持ちは、わかります。
みなともそんなタイプの人ですから。
やっとこさ、最近、
ケアマネが説得して、
病院のPTさんや看護士さんも協力して、
デイサービスや訪問入浴を始めたよう。


……で、Iさんのお宅に到着。

そして……













おっと、長くなってしまいました。
残念!

では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを。


みなとでした♪


驚愕のマッサージ

2010年05月05日 | 2.つれづれなるまま

訪問リハビリマッサージ
東京在宅サービスみなとです。


温罨法


前回の続きです。

何の続きかというと、

『温罨法』と『マッサージ』を
効果的に組み合わせ、驚くべき効果を
引き出した、ある事例

についてです。

施術をしたのは、
東京在宅サービス内で、

Godhand_3

の異名を持つチーフマッサージ師の

徳徳さん

(↑勿論、みなとはこんな風にふざけた呼び方はしてませんが)

ある時、みなとは、お試しマッサージに
ひょこひょこ付いて行きました。

ご利用者様のお名前を仮に「Kさん」としましょう。

Kさんは80代の女性。
若い頃は、おそらくバリバリと働かれていた
そんなキャリアウーマンの先駆者のような方。

そんな方が、パーキンソン病にかかったのです。
        (↑リンクはwikipediaへ)

どんな病気なのかは、
上のリンク内他さまざまな文献をご自身でお調べ頂くとして、
このKさんの場合、一番目立つのが、

アゴが胸についてしまって
頭を持ち上げることができず
呼吸も食事も難しい状態

になっていたことです。

前傾姿勢で頭が前に…

などというレベルではない。

さて、そんなKさんを見て、
我らがゴッドハンド徳徳さんは……

まずは、座っている状態で、
Kさんが自力でどこまで動かすことができるのか
の確認をしていました。

にこやかに納得した徳徳さんは、
次に、

ある方法で温めたタオルで、
肩、首、背中、腰
などをスリスリとこすって温め、
更に、タッピングというのでしょうか、
タンタタタタタタンタタタと、
リズミカルに指を動かして、
背中や首をマッサージしていきます。

みなと内心

--ほほー、あんなマッサージの方法があるのかぁ

と思っておりました。

しばらく、そのような感じを続けていて、
また、同じようにKさんに自力で動かしてもらいます。

さっきより、少し、首が上にあがったかな?

という状態。

徳徳さんは、にこやかに納得して、
今度はKさんを仰向けに。

温めたタオルで、
お腹や足を温めて、
摩るようなマッサージ。

更に、そのタオルをおでこに乗せて、
肩や腕などをマッサージ。

再度、起こして座位にします。

そして、背中と肩をマッサージした後…

ちょうど時間にして
スタートから約20分後、

Kさんは、自力で、
首を持ち上げ、前を向いていました。

スゴイことです。

頭が下がっていて、
自力であげることができない人が
わずか20分後には、
自力で前を向けたのです!

え、すごさがわからない?

では、試しに、
自分で頭を可能な限り、顔を胸につけて
それで生活してみてほしい。

すでに高齢者でもあるわけです。

そのような首の状態だと、
飲み込むことも、
息をすることも大変だと
わかるでしょう。

ここに写真がないのが、非常に残念です。
(まぁ、デリケートな話題ですので、
 写真を撮るわけにはいかないんですが)

自力で頭をまっすぐ上げ、
背筋を伸ばせるようになった

ただ、それだけですが、
しかも、マッサージによる一時的なものですが、
(病気ですから)
それでも、普段の生活自体が苦痛を伴っている
ご利用者さまとご主人様の悦びようは、
書きようがありません。

みなとは、そばで見ていて、
なんとすばらしい仕事なのか
と思ったものです。

マッサージと聞けば、
どっちかというと、
所謂、「慰安」と呼ばれる、
まぁ、「指圧」ですな、
それがイメージされます。

温泉宿とかでやるような、アレね。

でも、この医療マッサージというのは、
全く別のもの
ということがわかりました。

マッサージは上手いと自画自賛している
そんなみなとの素人レベルとは、
もう、
何というか、
質、技術、幅、感謝度、
そういったものが、
段違いであることを痛感したわけです。

うーむ、リハビリマッサージって
奥が深いなぁ。。。


おっと、長くなってしまいました。

残念!

では、また次回!

あなたに笑顔と悦びを。
みなとでした♪