東京トライアスロンクラブ

港区在住在勤者を中心とした会費無料のトライアスロンクラブです。

ふくちゃんの挑戦! NISSAN CUP 神奈川トライアスロン

2015-06-25 | レース紹介・体験記・観戦記



去る6月21日日曜日、「NISSAN CUP 神奈川トライアスロン」に参加してきましたのでご報告です。

この大会の特徴はその名が示す通り、日産自動車の全面協力で成り立っている大会です(今回で29回目)。それは・・・公道を一切使用しない!

会場は全て日産自動車追浜(おっぱま)工場。
(場所は横浜の八景島シーパラダイスのすぐ対岸。)
スイムは工場すぐそばの海、バイクはテストコースの周回、ランはなんと工場敷地内(工場広い!)

個人的には20年ほど前の生産現場の勉強会依頼の訪問だ。

大会はスプリント、スタンダード、リレー、この他中高生の部、などあり、私は今回スタンダードデビュー!(スタンダード参加者は450人ほど)

● 当日朝

自宅を出て首都高速を使えば都内から1時間足らずで会場へ到着。日曜朝の首都高は空いている。
また工場敷地内に参加者の駐車場も解放されており、近隣の駐車場を探す手間もなく、また無料なのもありがたい。

昨年9月28日に横浜シーサイドトライアスロンに林会長、と上司の大森さんと参加し(大変お世話になりました)手続き等については一度経験しているため、特にトラブルもなく、当日受付。

トランジッションエリアに必要のものをセッティングして、準備完了。

● スイムスタート

自分のスイムスタートは10時18分。天候は曇り、気温23度、水温21.4度。
日差しがないのは助かるが、今にも雨が降りそう・・・。

相変わらずウェットスーツがちゃんと着られない。きつすぎなのか?練習不足なだけか?
近くの参加者の方に「すいませんが、後ろ締めていただけますか」とお願いして、準備完了。

スイムは海に入ってからのフローティングスタート、気が付くと結構前のポジション。
いざスタート!

去年から楽に泳ぐために2ビートのキックを練習してきたつもりが、完全に昔ながらのキックに(笑)。
おまけに最初からバトル開始!
改めてプールの泳ぎと比べてはるかに体力を奪われることに気付く。

「足をつかまれる」「上げようとする腕をつかまれる」等が頻繁に発生、息つきのタイミングを奪われ、その度にゲホッ!
一番痛かったのが、平泳ぎキックが顔面に当たり、痛い+ゴーグル外れ。
さすがにその際はいったんお休み。ゆっくりとゴーグルを直す。
その時の自分の立ち泳ぎキックが誰かに当たる・・・・すいません!

気付いたのが周りを見ると、けっこう立ち泳ぎやラッコのポーズで休憩している人がいること。

とこんな感じで、被害者、加害者を繰り返し、スイムは続く。

海の1.5キロは長い!!これが今回のスイムの教訓。ここで体力を全てなくすかと思ってしまった。

あとやはり方向感覚が難しい。ヘッドアップも練習してきたつもりが、結構無駄なコース取りをしてしまった。

やっとこさゴールし、フローティングブロックの2ヵ所から順に並んで引き揚げてもらう。
ここのスイムタイムは30:48。苦労したが一応目標の30分でスイム終了。

● トランジッション

スイムゴールからトランジッションエリアまでは100Mほど。すぐ近いのは助かる。
が、あいかわらずウェットスーツが脱げない。
焦っても仕方ないので、座ってゆっくりと脱ぐ。前回はゼッケンをつけ忘れそうになったが、今回はそんなこともなく、準備完了。周りの方々にどんどんと抜かれていく・・・・。

● バイクスタート

さてバイクスタート!テストコース6.6キロ×6周。テストコースまで1キロほど敷地内を走るが、直角カーブが何か所か出てきて、ガンガン抜き去りたい人には少々不向きか?自分には関係なし(笑)

テストコース入場!ここは広い道幅、段差やうねりもなく、きれいな路面。バイクが得意な人には気持のいいコースであろう。ここで気持ちよくガンガン抜かれていく(笑)。

ここでトラブルに気付く。GPSウォッチをトライアスロン仕様にモード変更していたが、どこで間違えたかきちんとバイクモードにチェンジされていない。仕方ないのでいつもの単なるバイクモードに変更したが、
なぜか1キロ毎のラップモードに(涙)。これでは走った距離が分からん!
仕方ないので、走りながら「1周目、2周目、3周目、」念仏のようにつぶやきながらバイク継続。

しかし、速い人はほんとに速い!こっちは全力で飛ばしたところで、まったく比較にならないだろう。

テストコースだけに、途中ですごい角度のバンクコースが出てくる。当然誰もそんなところは走らんが。
テレビでバンクコースをスポーツカーが疾走するのを何度も見たことあるが、実物はすごい角度!
「実際にこんなコースは運転できんな」などをぶつぶつ考えながら、バイクは続く。

ようやく40キロ終了。さあ次はランだ。

● ランスタート

ここのトランジッションは簡単。靴を履きかえ、ヘルメット外して、ゼッケンの向きを変え、さあスタート。
あれれ、体が異様に重い!やばい走れない・・・。

なんとかキロ6分という実力どおりのペースで走る。
ここであることに気付く。「あれ給水しかないの?」

昨年の港区トライアスロン合宿にてランタイムが最下位、という結果もあり、ランは強化項目として、真面目に取り組み、3月にいきなり「横浜マラソン」でフルマラソンに参加。サブ5でなんとか完走(笑)。
この時に結構、こまめに水分補給はもちろんのこと、食事や塩飴などが振る舞われたこともあり、「走りながらカロリーは取っていけばいいや」という考えのもと、今回は何の準備もしていなかった。

当然トランジッションエリアでも水分補給のみ。スタートから何も食べていない。

やばい腹減った・・・。時間も12時半過ぎ・・・。空腹感が・・・・。

7キロ過ぎたあたりで目の前がクラクラ。初めての経験。練習だったらとっくに止めているが、そうはいかない。
さあ頑張るぞ、と言いたいところだが、完全に失速。最後2キロはほとんど歩いてしまった(涙)。

● ゴール

やっとゴール。長かった・・・。置いてあったバナナを3本掴み、まずは食べる。生き返ったー。
あとは参加者には無料のカレー引換券があったので、いただく。これまでの人生で一番うまいカレーだ(笑)

スイム 0:30:48
バイク 1:44:26
ラン  1:08:32
結果  383位/完走409人

● 最後に

この大会の所感ですが、コンパクトな大会で、各種目とトランジッションエリアも近いのはいいのですが、公道を使わないこともあり、「沿道に人がいない」。
よって応援は参加者の家族、友人ぐらいなので、トランジッションエリア以外のところではひたすら漕ぐ、走るのみ、です。華やかさはあまりない。

ただ都心からはアクセスは良く、駐車場も無料。朝の集合もそんなに早いわけではないので個人的にはいい大会だと思います。

日産自動車全面協力のわりには、閉会式の挨拶に出てきたのが、工場の総務部総務課長だったのが?でした(笑)

ちなみにこの日は「父の日」。娘の小学校では「父親参観日」。申し込んだときにはそんなの忘れていたし。妻には「来年はこの大会には出ないように」と言われています(笑)

何はともあれ、完走できて良かったです!

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